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魔導忍者忍法帖  作者: ゴブリン坊主
45/119

魔導忍者は決戦兵器の新たなる可能性を手に入れる

大群の魔物を糧として、ぶっ飛んだ力を手にしていく雷蔵たち


しかし、『魔導外骨格』のアップグレードはある時を境に鳴りを潜める


それは新たなる可能性の始まりの為の、束の間の静寂であったのだ!


★冒険者生活13日目★


第三段階目の『存在進化』を経て、『魔導外骨格』もアップグレードされる


アップグレードの内容は、リミッターの60%開放と『魔導アーム:ドゥルガー』


それは、8本の腕を搭載していた


雷蔵の『魔導外骨格:ジンライ』は魔導忍術は5つを並行発動可能に


白玲の『魔導外骨格:ケンセイ』10本の剣で敵を切り裂く


イデアの『魔導外骨格:テッペキ』は9枚の盾で歩く要塞と化した


ジスレアの『魔導外骨格:メイザース』は精霊魔法を9つ並列発動可能に、遠距離戦で彼女の敵になるものは・・・いた!(゜д゜)!


クリスの『魔導外骨格:リトニッド』は、ジャッジメント・アポカリプスを9つ発動可能!


世紀末9回分の何かが襲来する!((゜Д゜;))ガタガタ


機神との闘いまでは絶対に(いや、むしろ永遠に)封印するように念を押す雷蔵なのだった




着々と魔物の数を減らしつつ『存在進化』を続ける雷蔵たち


しかし、これ以降、『魔導外骨格』のアップグレードは、リミッターの解除だけ、と鳴りを潜める


バベル曰く


「只今、大型アップグレードの準備中です」


「ご期待ください! マスター」


と何やら意味あり気に話す彼の言葉に、一同は期待をもって待つことにした


『存在進化』を繰り返す度に必要な存在力が、多くなっていき


魔物のレストラガの町への到達直前(魔物を間引き始めてから14日目)と言うデッドラインまでに出来た『存在進化』は6段階までだった


そして、6段階目の『存在進化』と共に、『魔導外骨格』の大型アップデートが完了したのだ




★冒険者生活24日目(午前)★


「魔物大群がレストラガの町まで目前まで迫っておりますが」


「『量産型魔導外骨格』500体の転送を完了いたしました」


「合わせて、長らく待たせしておりました『魔導外骨格』の大型アップグレードの作業が完了いたしました!」


ジャジャーンと効果音がなりそうなそんな雰囲気が高まってくる


「まず一つ目のアップデート項目ですが、どうか皆様」


「それぞれの魔導外骨格を装着なさってみてください」




「「「「「装着!」」」」」


アップグレード前の『魔導外骨格』装着プロセスは


1.亜空間が開き、装着者と『魔導外骨格』の周りに防御結界が展開される


2.身体が自然に浮かび上がり反転、ちょうど『魔導外骨格』が背後に来る位置で停止する


3.腕が自然に上がり、水平になったところで止まる、『魔導骨格も』それに習うように腕が上がる


4.『魔導外骨格』の前面の装甲が展開


5.空いた隙間に装着者の身体が吸い込まれるように収まり、開いていた前面装甲が閉まる


6.装着完了


アップグレード毎に、装着にかかる時間が短縮されていったが、プロセス自体は概ねこういった具合である




しかし、今回のアップグレードで、装着プロセスは大きく変わっていた


亜空間が開き、防御結界が展開されるところまでは同じだったが


開いた亜空間から液体状の物体が一瞬にして装着者を飲み込む!(゜д゜)!


次の瞬間には、液体状だった物質が高質化しそれぞれの『魔導外骨格』のフォルムを形成した


「マスターが、提供していくださったマギメタルスライムを解析しましたところ」


「金属の『液状化』のプロセスが判明いたしました」


「これにより、『魔導外骨格』だけでなく『魔導骨格』を自由に『液状化』から高質化することに成功し、装着のプロセスを大幅に短縮することに成功しました」




『液状化』の恩恵はそれだけではない


・飛行時の形状を変えることによって飛行性能・速度の大幅向上


・スキャンしたものに姿を変えられる『変身機能』


・『賢者の塔』からの新機能のデータを魂の回廊経由でダウンロードするだけで、アップグレードが可能


・事前のプリセットが必要となるが、武器の形状を瞬時に変更し、戦局に応じた武器の選択が可能




「現在の機能は、先ほどご説明したもので以上ですが、今後も画期的な機能が追加できる可能性があると考えております」


「そして、2つ目のアップデートですが、『魔導アーム:ヘカトンケイル』です!」



ヘカトンケイルとは、ギリシャ神話に登場する50の頭と100本の腕を持つ巨人の名前である、ということは!?(゜Д゜;)




雷蔵『魔導外骨格:ジンライ』


50対の手がライジンの周りに浮遊している、一つ一つに人工精霊が宿り制御しているらしい


何故だかすべての手が、雷蔵に向けて手を振っている


「ああ、よろしく頼む」


雷蔵もいつも通り挨拶を返す 


相変わらず律義だ!


手達(?)は喜んでいる(ように見える)


50対の手が印を結び、魔導忍術を並列発動する、6段階目の『存在進化』によって雷蔵は第6チャクラまで安定して使えるようになっていた、連発しないのであれば最高位のチャクラ第7チャクラも使用できる


50の並列発動は、一体どれだけの威力になることか!?(゜Д゜;)




白玲『魔導外骨格:ケンセイ』


100本の大剣がケンセイのの周囲を浮遊している


この剣たちが、重なり合い彼女を守る盾となり、唸りを上げて敵に襲い掛かる


有効射程距離は今のところ100m以内だが、それでも恐ろしい威力に違いはない!




イデア『魔導外骨格:テッペキ』


守り手として、100枚の盾が縦横に並び壁となり


攻め手となれば、敵にとびかかってはスパイクの餌食にする


攻守ともにバランスの取れた、まさに決戦兵器となった




ジスレア『魔導外骨格:メイザース』


100の魔力結晶のはめ込まれた短杖形態の魔法発動体に、100の球体が浮遊している


発動体は、『魔法外骨格』本体から『合力』を補給するため半径100m以内から離れることは出来ない



球体の正体は、『魔導ドローン:ハンドレッドアイズ』


発動体と違い、発動体から発射された『合力』を受け取ることで『魔導外骨格』本体から離れても行動を継続できる


液状化の技術により攻撃形態と魔法発動形態に変形する


攻撃形態時は鋭くとがった矢じりに似た形状になり攻撃対象に突き刺さり無数の棘が伸びて内部を破壊する(かなりエグい!汗)


魔法発動形態の場合は、対となる魔法発動体から発射された『合力』を受け取り魔法を発動する


『合力』充填後に発動体と共に魔法を使用すれば200発の魔法がさく裂する


例えば、敵の背後にハンドレッドアイズを回り込ませ背後から魔法を斉射して攻撃できる


偉大なる魔術師を超え、殲滅兵器へと進化しちゃいました! (;'∀')




クリス『魔導外骨格:リトニッド』


構成的にはメイザースと同じく100対の発動体とハンドレッドアイズとなる


機能の違いとしては、ハンドレッドアイズが3体以上で局所結界を形成できることだ


分散した見方を結界で援護する守護天使


そして、100のジャッジメント・レイはすべての敵を焼き払うであろう


『黒き塔』の最終兵器 それが彼女である!(`・∀・´)エッヘン!!




雷蔵は、基本的には、大まかな指示は出すが、残り約5万体の魔物の殲滅には『量産型魔導外骨格』500体に任せるつもりだった


自分たちの戦力が、『黒き塔』の5人だけではないという事を周囲に知らしめるためだ


量産型と言えどもその戦力は、たった500体で魔物5万体を迎撃できる能力を持つ


量産型の実践投入は今回が初めて、不安要素が全くないわけではなかった


しかし、仲間たちの力の進化を目のあたりにして、不測の事態が起こったとしても、自分と強大な力を得た仲間がフォローすれば、魔物の殲滅に不安要素は無いと多寡をくくってしまった




しかし、最悪の脅威が、満を持して動き出したのだ


「サテ チカラモ ジュウブンニ トリモドシタ ゼイジャクナ ヒトドモヲ ホロボストシヨウカ」


十分に力を取り戻した『邪竜』が最初の生贄とすべく、辺境の町レスラトガに向かって飛び立った



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