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第二話

さて、無事パーティを組んで迎える二回目のセッション。

今回から、GM謹製のお助けPLも加わり、四人での冒険が始まります。



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◯新キャラはスパイ風味?

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GM:じゃあまず新規参加のGMキャラのキャラ紹介かな~

デルフィ:いいですね!

アドレナリン:おねがいしまーす

GM/クロエ:「ふふ、私はクロエ・ヴァンガードだ。このセアルムの隣に存在するノス国家(名称未定)で生まれ育った……いや、この表現は少しおかしいかな?」

ジョン:ふふ怖枠か

デルフィ:(第一声から怪しい空気がしますです)

GM/クロエ:「正確に言うなら生まれたのは違う国になるらしい。といっても私はそのころの記憶は飢え死にしかけていた程度の記憶しかないから特に愛着もわかないが」

アドレナリン:フフ怖枠認定しちゃうとヘタれる未来しか見えんwww

GM/クロエ:「そして飢え死にしかけていた私は恩人であるアリアドネ様(リャナンシー・アサシンという種族らしいと聞いた)に拾われ孤児院のような教育機関のような場所に入ることとなった」

アドレナリン:孤児院のような教育機関のようなぶっちゃけ暗殺組織のような場所

GM:んなこたぁないですぜ~

デルフィ:んなこたないですぜ(種族:シャドウ

GM/クロエ:「その場所での暮らしはそれまでの暮らしとはまるで違った。まず、皆が満腹になれるだけの食料があり、それが独り占めされることもない」

アドレナリン:えっ 今日は全員カレーライス食っていいのか!!

GM/クロエ:「それに加えて望めば望んだだけ高度な教育を受けることができる。ああ、私の友人の一人などはマギスフィアの製造方法を学ぶまでになっていたな。会得するには時間がかかりそうだといっていたが」

ジョン:食料(人)ですね。勉強の出来が悪いと食料になるのだ……

デルフィ:マギスフィアの製造方法とは、相当やばいです

GM/クロエ:「勿論将来も自由に選択できる。身分が自由に選べるというのは慣れないものではあったがそれを聞いた時には興奮したものだ」

GM/クロエ:「立憲君主制という政体をとっているため実務面でのトップにまで上り詰めることも可能らしい。加えてそのレベルになると望めば不老の身、つまりノスフェラトゥへの昇格を望むことまで可能だとか」

デルフィ:聞けば聞くほどよくわからない国ですね……。というか、君主がいるのですね

アドレナリン:他国から人族を受け入れるのも容易そうですね

GM/クロエ:「だが残念なことに、一通りの教育課程が終わった後は一定期間国外を旅に出ることが義務付けられているらしい。見分を広めるために必要な慣習であるらしいが……偉大なる君主様やアリアドネ様のために働ける時間が減ることは残念でならない」

ジョン:都市国家群らしいが君主は共通のイギリス連邦みたいな感じなのかそれぞれ別なのか

GM/クロエ:「まあ少しでも役に立つために隣国であるセアルムに向かうことに決めたのだが。偽装用の身分まで用意していただき至れり尽くせりというほかはなかった」

GM/クロエ:「私の自己紹介としてはこのようなところだろう。なにか質問があるなら受け付けよう。本編が始まってからだと私は開拓村出身ということになるから答えられないぞ?」



キャラクター:クロエ・ヴァンガード

PL:光の翼

種族:シャドウ 性別:女

技能:ファイター2、エンハンサー1、ウォーリーダー1


三人パーティでは心もとないとGMが送り込んできた刺客(?)。

セアルムのお隣のノスフェラトゥ国家からやってきたということでPC達は戦々恐々です。

性格は大人っぽいお姉さんのようですが、天然振りを発揮してくれることを期待しています。



デルフィ:突然のメタァ

GM:ジョンの質問は肯定~ イギリス連邦のイメージであってる

GM:こうでも言っとかないとしばらく設定ばらす機会がないんだ……w

デルフィ:データ的な紹介はいいのですか? キャラ紙は見てるけど

GM:おう、データ的には前衛としてそこそこ役に立つはず? 生残性に特化した安定して削りつつ鼓砲の影響を長く及ぼす。そんな感じの前線指揮官を目指してる~

ジョン:あくまで検分を広げる≒スパイ活動のみで破壊工作とか蛮族の手引きとかはしないのかな? それとも教えられてないだけで後から指示を受けたりはするのだろうか

アドレナリン:セアルムに対してどんな感情を持ってるのか知りたい。ばらせないならいいです

デルフィ:正直、どこからどう見てもスパイですネ

GM:>>ジョン 指示があったらするだろうけどよっぽど非常時でもそんな指示はくだらないからしないよ~。非常時だったら本人の意思確認してからテレポートか何かで引き上げになるはず

GM:>>アドレナリン 独特の文化に興味深いとは思っているけど文明レベルが低いので若干生暖かい視線を向けている。君主に統治されればもっと幸せに暮らせるのに、とか疑問を持っているかもしれない

GM:>>デルフィ やだなぁ……ただの留学生ですよ?w

デルフィ:これはクロエへの質問というわけではないですけど、もしかしてノスフェラトゥの王国って、割と文明が進んでるんですか?

デルフィ:マギスフィア作れるとか、考えられないです

アドレナリン:文明レベル低いwwww

アドレナリン:考えてみればマギスフィアってそもそもロステクじゃん! これは衛星からビーム撃ってくるレベルだな

GM:メタ情報になるけど実はかなり文明レベルが高いものとして設定してる。基本的には魔動機文明時代の技術の再現にある程度成功しているレベル

GM:世界史基準だと日露戦争~第一次大戦間ってとこかな?

デルフィ:なるほど投降

アドレナリン:やべぇよ……ワシ戻るわ……

ジョン:レインシア信徒が投降はだめだwww 「他者の色に染まること無かれ」

デルフィ:逃がしませんよ(にっこり >>アドリン

デルフィ:おっと、わたしはレインシア神官、レインシア神官……

GM:その代わり人数少ないから圧倒的にこっち有利ってわけでもないよ~

GM:実際「総力戦」になったらセアルムとほぼ互角くらいじゃないかな?

GM:そもそも国力を使ってる方向がそっちじゃないし

デルフィ:まあこちらは我が神もいらっしゃいますしね

GM:うむ、その神と互角くらいのヴァンパイアがいたりもするけど些細な事

ジョン:問題はうちの国はあらゆる面で防御特化だから相手が選挙のために無謀な攻撃して壊滅でもしない限り反転攻勢は不可能ってこと

GM:そこが問題だね~ ちなみに選挙のためにアホな行動取り出したら君主様から粛清入るけどw

デルフィ:あんまり考えたくない事態ですね……

デルフィ:君主ってどんな人か聞いてもいいです?

ジョン:ち、これだから立憲君主制は。というか有能な君主が不老な時点で最高の政治形態だからな……

GM:PC側は知りえない情報だからちと気を付けてほしいが……フェトル神官の元ラルヴァ

デルフィ:哲人政治ですね

デルフィ:んん?

デルフィ:ノスフェラトゥ化して、そのままフェトルの考えを維持している? だから教育の自由とかがあるのか

ジョン:フェトルってどれだっけ

GM:ほとんど統治は人族に任せているものの行動する時には公平の精神に則って行動することが多い上に孤児院とかの慈善事業を積極的に行っているため極めて人気は高い

デルフィ:フェトルはどこが初出かな。慈雨神フェトル

GM:WT(ウィザーズトゥーム)P.134参照~ 慈雨神フェトル

ジョン:ああ、この神か。……まともすぎて怪しい

GM:ひどい……w

デルフィ:ま、まあしばらくはあちらの国に乗り込むなんてこともないでしょうし、大丈夫でしょう。タブン

GM:ちなみに設定したGMがいうのもなんだが「人族」にとって最悪の敵になりうる蛮族国家だと思う……

アドレナリン:セアルム一国だけの問題じゃないレベルだwww

ジョン:しょーじきな話人族の扱いがまともなら蛮族に統一されても問題ないのよね。たいていの場合食べられかねないから問題なわけで

ジョン:がんばってレインシア様の力を増大させてレーゼルドーン大陸全土を吹雪に包まないと

GM:ヲイw

GM:んなことなったら補給路つぶれて壊滅するのではw

デルフィ:レインシア様、早く大きくなって大神になってくださいねー

ジョン:いずれは古代神レベルに押し上げてラクシア全土を雪国に

GM/レインシア:「段々信徒も減っているし中々に厳しいものがあるな……」

GM:他には質問あるかな~? シナリオに影響ない範囲だったら答えるよ~

アドレナリン:他PCの前でもロールプレイはこんな感じ? 演技でキャラ作ったりはしない?

GM:特に必要もないので素で接します。つまりこの気障な感じの女の子が加入しますw

ジョン:くっころ枠ですねわかります

アドレナリン:ヘタレ誘導すんのやめたげてよぉ!

アドレナリン:「クロエだぴょん♪」

GM:君たち……w

デルフィ:クロエっていう名前から勝手にものすごいドジっ娘を期待していたんですが、期待に応えてくれそうです

GM/クロエ:「くっ……私は仲間たちの悪意になんて負けない!」

デルフィ:まだお友達になれるとは限らないですよ(にっこり

GM:こいつら……w




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◯やっと成長報告

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デルフィ:うん、とりえず、成長報告しましょうカ

GM:んだねーまずはPC1、ジョンから

ジョン:はい。シューターを2に上げて、〈マギスフィア(小)〉をもう一つ買いました。これで命中+2です。以上



キャラクター:ジョン・ウェブスター

PC:O157

種族:人間 性別:男

技能:シューター2、マギテック2、レンジャー1


パーティ随一の良心。猟師として確かな腕を持つ頼れるお父さん。

ハンター技能5Lvが活躍を見せる!



デルフィ:命中+2いいですね

GM:くっ……出目が下がる呪いをプレゼントせざるをえない!

ジョン:(ころころ)4

ジョン:おのれのろい

GM:(ニヤリ

GM:では次~ アドレナリンで

アドレナリン:エンハンサーが2になって【マッスルベアー】でさらにマッチョになりました

デルフィ:エンハンサー取れるのイイナー

GM:フロウライトがエンハンサーとれてたまるか……

ジョン:どこの筋肉を強化するのだろうか

アドレナリン:ヒューッ 見ろよやつの筋肉を……まるで鉱石みてえだ!!



キャラクター:アドレナリン

PL:100D100

種族:ダークドワーフ 性別:男

技能:ファイター2、エンハンサー2、スカウト1


隣国の蛮族国家より、セアルムに強者を求めてやってきたバトルジャンキー。

一番のネタ枠かと思いきや存外に格好良いタフガイ。道行く敵をなぎ倒す!



デルフィ:じゃあ次はわたしですネ

デルフィ:フロウライトのレインシア神官少女、デルフィです

デルフィ:成長は、セージ技能を1から2に、筋力が、14から15になりました

デルフィ:お買い物は特になしです。イジョウ



キャラクター:デルフィニウム・アジャシス

PL:Noki

種族:フロウライト 性別:女性型

技能:プリースト2、セージ2、アルケミスト1


私だ(筆者)。

行方不明のパパンを探す氷細工師見習い。ロリ枠。

気付けばこのパーティ随一の色ものですが、PLは満足です。



GM:簡素だ……

デルフィ:GMが経験点もお金もあんまりくれないからです。ぷんぷん

GM:一話に何期待してるんじゃ……w




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◯始まりは爺様から

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ジョン:ではオープニングを

GM:うむ

GM:ではまず……

GM:(ころころ)7

ジョン:おお、期待値を2も超えてる

GM:君たちは村に七日滞在した分の生活費を払ってもらおう!w

GM:基準は一日極貧生活10G普通の生活30G贅沢な暮らし50G

GM:好きなだけ払って~

ジョン:まて、ジョンは本業の収入やら家族での蓄えやらが

デルフィ:それ、セッションが始まる前から思ってたんですけど、

デルフィ:わたしもいりマス?

GM:……このパーティ生活費要求しづらい……w

アドレナリン:極貧生活ってどうなる? 衣食住無頓着だろうしなー

GM:んーしょうがないしみんな半額でいいや。色々軽減できる事情があるってことで

デルフィ:じゃまあ、ふつうの生活15G×7=105G消費しますデス

GM:極貧生活は軒先で寝てごみを漁って生活するような暮らしです~

GM:これを選ぶとGMがほくそ笑みます

ジョン:105消費

GM:クロエも105消費っと

ジョン:家族の分はいいよね……?

GM:流石にそこまでいわないw

アドレナリン:さすがにこの国で軒先は死ぬ

アドレナリン:つーわけでふつうの生活選択105G消費

デルフィ:みなふつうでしたね

GM:面白くない……生命抵抗力が誰も下がらないのか……

ジョン:まあそりゃなあ

アドレナリン:極貧がそもそも生活と言えるレベルを超えていた

アドレナリン:てかホームレス生活でなんで一日10Gも消費するんだ……?

ジョン:多分薪代が高いんだ >>10G

GM:うむ、そんな感じ。なんでも石炭とかを容器に入れて持ち歩くことによってカイロみたくする文化もあるらしいから

デルフィ:それはおもしろいですね

GM:調べてる時に出てきたから採用してみた~

GM:まあ、生活費に含むものとするからPCに影響はないんだけど

デルフィ:文化がわかるのはよいことです

デルフィ:さて、ではお話はどこから始まるのです?

デルフィ:ほっとくとどこかに調べものにいっちゃいますヨ

GM:んー村長から呼び出されて依頼を受ける感じかな?

デルフィ:村長さんはどんな人?

GM:この開拓村の責任者をやってる一族の現責任者で村長やってる感じ~

GM:息子夫婦に後を譲りたくはあるものの若いやつを長にしちゃうと労働力が減るからそんなわけにもいかず

GM:最近のマイブームは孫をかわいがることらしい

デルフィ:では、わりとおとしよりなんですね

デルフィ:おじいちゃんの頼みごとなら断れない……!

GM:うん、文字通り年寄りの知恵を生かして村の暮らしに貢献してる感じ

GM:というかあれよ? ジョンのオープニングで出てた爺さん

デルフィ:ジョンのOPすでにわすれてましタ

デルフィ:あ、あれか

デルフィ:三人であったときがあったっけ?

デルフィ:あの時村長いたような

ジョン:依頼主が村長だった気が

GM:うむ

デルフィ:そうです、わたしたちはすでに一つ依頼を受けていたのデシタ

デルフィ:GMリプレイ!!(机バンバン



この時もまだGMが書く予定でした。

Nokiがリプレイを書くことが決まったのはセッション3あたりです。



GM:あー見返してきたけど待機中の二人のところにジョンが入っていって説明してる

GM:つまりじじいとはこれがファーストコンタクトだね!

デルフィ:ふむん

ジョン:ついに出会ってしまったようだね

GM:ふぉっふぉっふぉっ

デルフィ:「村長さんこんにちは。神官のデルフィです。ハジメマシテ」

デルフィ:神殿で覚えたかたこと挨拶

GM/村長:「おお、デルフィ殿。レインシア様の神官がこの村に来てくださって感無量でございます」

GM/村長:「ジョンも狼退治ごくろうじゃったの~」

ジョン:「いえ、大したことでは。それで、そろそろ山に向かおうと思っていたのですが、まだ何か問題ごとが?」

GM/村長:「アドレナリン殿もごくろうじゃった。問題というわけではないのじゃが恒例の依頼というやつになるのう」

アドレナリン:「ふむ、いい運動になったゾイ」

デルフィ:ちょっとメタイ発言ダ

GM/村長:「村として十全に回せるようになるための初動というやつじゃ。ほれ、ジョンは普段は猟師として動物の分布の変化などの確認じゃったから勝手は違うかもしれんがのう」

GM:メタじゃないで~

デルフィ:なるほどそういう意味ね

デルフィ:「村の皆さんのお役に立てるならレインシア神官のホンモウです」

デルフィ:「それで、今回はどのような依頼なのですカ?」

GM/村長:「うむ、この村の唯一の氷細工師の炉を起こすために必要なものを取ってくる、といったものじゃ。ジョンはちと苦手な相手じゃな~(にやにや)」

ジョン:……炉? 氷細工に? あとジョンの知り合い?

デルフィ:それはアイスメイカーの娘としては聞き捨てならない話!

デルフィ:ここで三角関係ですか。ジョンさんもスミにおけませんね

GM:そこらへんは一応演出をお楽しみを~ ジョンの知り合いというか祖父の知り合い?

アドレナリン:「なにか問題でもあるのか?」

GM:情報書くからちと待って~

ジョン:ああ、なんとなく想像がついた

GM:ドーソン・マクガフィン 種族:ドワーフ

アドレナリン:ドワーフかい

GM:100歳ほどになるこの村の氷細工を一手に担うドワーフ。ジョンの祖父とは悪友関係にあり、今でも長寿種族の間では当時の武勇伝が聞けたりもする

GM:その間柄もありジョンが村に降りる時に頼るように言われた相手でもあるが、ジョン坊と呼び続け、祖父の腕を超えたらちゃんと呼んでやる、とのたまうようなお人柄

GM:職人気質ではあるが若干お茶目な感じかな~

デルフィ:いつまでも頭があがらないっていうやつですね

アドレナリン:ジョンの邪気眼伝説を披露してくれる

GM:イメージ的にはそんな感じだが……構わないかな?

ジョン:OKです

GM:うぃ~

GM/村長:「ドーソンのくそ爺からの依頼じゃ。ジョンが冒険者として動いて腕を鍛えると聞いて喜んで依頼にきおったぞい」

ジョン:「ああ、ドーソン爺様ですか。それで、その依頼の内容は?」

GM/村長:「おう、詳しくは直に聞きに来い。ジョン坊と仲間たちの力量ってやつを見といてやるぜ。がはははは~ といっておったのう~」

デルフィ:「楽しそうな方ですね。早くお会いしに行きましょう!」

GM/村長:「おっと。レインシアの神官としては気がはやるやもしれんがちと待つがよい。もう一人新人の冒険者が増えるから紹介せにゃならんからのう」

ジョン:「はあ……会うと必ずからかわれるのであまり気は進みませんが、仕方が無いですね。食糧の調達もしなければいけませんし早めに片付けましょう」

ジョン:「おや、新しい冒険者ですか? 珍しいですね」

デルフィ:「しんじん……?」

アドレナリン:「強い奴だといいのう(ぶんぶん)」

GM/村長:「デルフィ殿と同じ隊商についてきたと言っておったぞい? 前回の依頼は雪上の戦闘での慣らしを行いたい、という理由で断っておったが」



編集中に気付きましたが、前回のセッションで、クロエは「体調を崩して~~」などという理由で依頼に来れなかったとGMが言っていましたね。クロエさんのお茶目なごまかしでしょうか。



デルフィ:それ、覚えててもいいです?

GM:おっけーよ~

ジョン:「と、いうことは国外の出身ですか。何でまたこんな国に?」

デルフィ:「確かに、ひとり村の方とは違うような方がいましたね」 見たものは全部覚えていく

GM/村長:「開拓村から来たから雪に慣れておらぬと言っておったのう。まあ気になるのじゃったら本人に聞けばよかろう? 入ってきてよいぞ~」

GM/クロエ:「前回の依頼は身勝手な理由で断ったため負担をかけてしまいすまない。先ほど紹介にあずかった冒険者希望のクロエという。一応近接戦闘術と戦術を専門に学んでいたから役には立つはずだ」

デルフィ:と、非金属鎧を着たシャドウの女の子がいうわけですね

デルフィ:「デルフィです! 前衛を務めてくださるのは助かります!」

GM:うむ。その部屋のドアを開けて入ってきたのは長身で細身ではあるもののしっかり鍛えられていることがわかるシャドウの少女だった

アドレナリン:「ほう、なかなか腕が立ちそうじゃの、よい身のこなしじゃ」

ジョン:「戦術、ですか。あまり馴染みがありませんが、面白そうです。これからよろしくお願いします」

GM/クロエ:「ああ、隊商の神官殿か。こちらこそ敬虔な神官に後方を支えてもらえるのは心強い」

GM/クロエ:「ダークドワーフの方に褒められるほどの腕前とは思えないのだが……(苦笑)」

ジョン:「ああ、あなたもレインシアの信徒ですか?」

GM/クロエ:「そちらは村長がおっしゃってた猟師殿だな。よろしく頼む。残念ながらレインシアの信徒……というわけではないな。開拓村では立地もあって農業関連の神格のほうが主流でね」

デルフィ:まあ、ティダンとかフェトルの方が開拓村では好かれそうです

GM/クロエ:「天候を司るティダン神とフェトル神が主に信じられているよ。もちろんレインシア様の信徒もいるにはいるのだが……数は少ないな」

ジョン:あ、GMに質問、開拓村ってセアルム内の開拓村なんですよね? あと開拓村って大抵移民とかが作ると思うのですがそこから冒険者が出るって珍しいのでは?

GM:うむ、右上の所にある赤矢印の下の村よ~ ノス国家と接している村で交易の拠点にもなってる

ジョン:あんな国境に今まで砦どころか村すらなかったのか……?

GM:自分たちが支えてる国とか人を見たいって理由で来る人もいるからそこそこの頻度で開拓村出身の冒険者は見るものと思っていいよ~

GM:あー誤解を与えたっぽい。すまん……最初期からある開拓村で食料の主な生産地にもなってるところだね

GM:名称決めてない弊害が……早く決めねば……

GM:都市としては200年は続いているセアルムで二番目の規模を誇る場所です

デルフィ:いま決める? ごっつい名前にしとく? ザウラクとか

アドレナリン:開拓村ってレベルじゃねえ

ジョン:(元)開拓村

GM:設定書いてるときのノリで話してた……すまん

GM:あれだ。配布した舞台設定の開拓都市って書いてあるやつ

GM:意見があったからザウラク採用で~

デルフィ:ああなるほど。それは大きいですネ

ジョン:ああこれか

デルフィ:このままだとこのキャンペーンの地名星の名前で侵蝕しちゃいソウダ

ジョン:ぐぐったら恒星の名前か

デルフィ:「四人も集まればなんでもできそうです! さっそく、そのおじい様のところに行きますか?」

GM/クロエ:「私は構わない。必要な道具もそろえてあるしね」

ジョン:「では早速行こうか。冬開けは時間が貴重だからね」

アドレナリン:「どのみち準備するにも話を聞いとく必要があるゾイ」

デルフィ:では、行った、聞いた、解決した! GM経験点経験点!

GM:では四人は連れ立って村の外周部に存在するほかの家とくらべてやや大きめの家にたどり着きます

ジョン:いやーいいセッションだった!

アドレナリン:「いやー結局ただのお使いだったゾイ」

GM/クロエ:「まさかあのような事態になるとは想像の範疇を超えていたね……」

デルフィ:……、スミマセンデシタ。ハイ、家についたんですネ

ジョン:えー戻りましょう 「爺様、いますか?」

GM:さて、それは置いといて……旦

GM:その声に反応したかのようにドアがガバッと勢いよく開かれます

デルフィ:ビクゥ

アドレナリン:ジャキッ

GM:そしてそこに現れたのは壮年のドワーフ

GM:ふてぶてしい笑みを浮かべたそのドワーフは君たちを見るなり開口一番こう告げた

GM/ドーソン:「がははは、ジョン坊よく来たな~! 冒険者に転職したって聞いたから俺様が腕試しの依頼を出してやったぜ?」

アドレナリン:「ジョン坊……?」

ジョン:「いや、転職はしていませんよ爺様。猟師としての仕事も安定してきたので他にできることもやろうとしているだけです」

GM/ドーソン:「おう! 俺の悪友の孫だから俺にとっても孫みてぇなもんだしな! ジョン坊もいうようになったじゃねぇか~ 子供が生まれると心構えも違ってくるってか?」

GM:と言いながらジョンの頭をわしわしなでようとします

ジョン:「爺様、上の子はもう六歳ですよ。それと痛いのでやめてください」 というか爺様ドワーフだし確実にジョンのほうが背高いよねそれも結構

アドレナリン:高下駄

GM:うむ、撫でられる位置まで手を引いて頭を下げさせますw

GM/ドーソン:「おーもうそんなにもなるんだっけか! 時が経つのは早えもんだ!」

デルフィ:ジョンさんがちょっと困ってるのは新鮮

デルフィ:「え、えっと、それで、ドーソンさん! 依頼についてオウカガイしてもいいですか?」

GM/ドーソン:「おう! そうだった、そうだった! 見習いの嬢ちゃんありがとよ!」

デルフィ:(エヘヘー、となってから急にきりっとする)

GM/ドーソン:「まー話せば長くなるが……氷細工師としての仕事に必要なブツを取ってきてほしいって依頼だ!」

デルフィ:さて、炉にくべるものとはなんなのか

GM/クロエ:「(大分短くまとまってるような……)」

デルフィ:興味ありすぎであまたの中チカチカ

GM/ドーソン:「ん、おや~? 見習いの嬢ちゃんはわからねぇのか~?(にやにや)」

GM:アイスメイカー+知力で判定してもいいよ~



氷細工師(アイスメイカー)技能とは、本キャンペーンで用意された一般技能です。

氷細工というのは、女神レインシアの加護により氷樹を加工して作ったもの。セアルムではこれを対価に隣国からの隊商と交易しています。氷細工師技能はまさにこの氷細工を作るための技能です。



ジョン:えろい

ジョン:素振り(ころころ)9

デルフィ:わたしのアイスメイカー技能は1Lv

デルフィ:(ころころ)11

デルフィ:ヨシ

GM:(ころころ)10

アドレナリン:(ころころ)6

GM:この達成値だとデルフィがわかるね

デルフィ:面目躍如

GM:アイスメイカーの加工に使用する最も重要な道具であるものは「蒼き焔」と呼ばれ、火の形状をしていて動作も似たような感じですが極低温であるという特徴があります

デルフィ:それはまた不可思議な

GM:これを氷に使うことにより様々に形を変えた加工を施すことができるようになるのですが長期間保つためには専用の炉が必要となります。ドーソンの家が大きいのもこのためです

GM:んで、これは設定にも書いてあるようにレインシア様の祝福で授かった加護なので……氷樹に祈りをささげることで得られることをデルフィは知っていました

アドレナリン:え、楽勝じゃん

GM:村のやつはサイズがでかいのでアウトですw

デルフィ:小さい氷樹じゃないとだめなの?

ジョン:つまりレインシアへの信仰心が試される……?

GM:まあ一日くらい歩いて氷樹のところまで行って戻ってくる。という文字通り腕試しの依頼です~

GM:小さいっていうか村の氷樹だといささか不都合が生じるので……

アドレナリン:「道中に魔物かなんか出ないかのう」

デルフィ:「なるほど。それはアイスメイカーにとってはなくてはならないもの……。必ずお持ちしましょう!」

GM/ドーソン:「おう、頼んだぜ! 見習いの嬢ちゃん! ジョン坊もしっかりやれよ~?」

GM/ドーソン:「そっちのいけ好かないおっさんとでかいねーちゃんもな!」

デルフィ:PL的には本名を名乗りたいけどこの娘はそんなことは言わないと念じている……

GM:www

アドレナリン:そういやダークドワーフとは仲悪いよなwww

GM:うむw

デルフィ:まああまり気にしなそうな豪快な人ですけどネ

ジョン:まあ、では軽く挨拶をしてそのまますぐに出発をしましょう

GM:正面切って嫌ってるというくらいには豪快だなw

デルフィ:ハイハーイ

アドレナリン:ワシも特に気にせんゾイw




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◯雪山極寒ハイキング

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GM:うい~今回は前回言った通り一回の分量のためし中なんで内容は少な目です~



頻繁に集まることは難しく、ひとつのセッションを何回もぶつぎりにするのもどうかということで、GMがちょうど一夜分で終わるぐらいのシナリオを模索しています。



デルフィ:今回もミニマップかな?

GM:移動判定とランダムイベント表(一部未完成)三回やるくらい~

GM:ミニマップじゃないです。氷樹までの道だと迷いようがないので

デルフィ:なるほどね

デルフィ:1ゾロすると飛空船が落ちるとかタイラントレギレクス遭遇とかそういうやつ

GM:エイギア地方舞台になってたらタイラントレギレクスは実際に出てたことは黙ってよう……(ボソッ

デルフィ:……、うん、早く移動しようカ

GM:あ、移動判定ですがこれから行うときは条件、というか制限を付けます~

デルフィ:ふむん?

GM:<同一人物が二回続けて移動判定を行うことはできない>

ジョン:ゲーム的な理由? それとも演出的な理由?

GM:まあいくら慣れているといっても先導するのは体力使うでしょうし続けては無理ってことで~ ゲームと演出両方の理由!

GM:まあ、結構重いペナルティを覚悟するなら続けてやってもいい、とはしておく~ 非常事態用に

ジョン:了解。じゃあ判定とかの具体的なルールをprz

GM:判定自体は単純~ 雪が積もる中を問題なく進行するための判定なので、「ハンターorスカウトorレンジャー技能+敏捷度ボーナス」で目標値10を出すと成功で一段階進める、三段階に到達したら氷樹に到着です

デルフィ:どの技能もないわたしの絶望感

GM:ランダムイベントは判定の出目をそのまま採用する形式を考えてるんだけど……完成してないので普通のです……

アドレナリン:10なら割となんとかなりそうじゃのう

デルフィ:ヒトアンシン

ジョン:連続ペナはどのぐらい?

GM:次のイベントと移動判定時に全判定-2(累積)

GM:戦闘があった場合とかひどい目にあいかねないので気をつけて~

ジョン:了解。ではそれぞれ判定値を申告



したところ、見事にジョン以外は基準値低し。

ジョンと、かろうじてスカウトをもっているアドレナリンが判定することになりました。



GM:村を出発した君たちは若干の期待と緊張に包まれていた

GM:今度の道は前回のような手探りの探索ではなく(比較的)わかりやすい道となる

GM:雪降りしきる環境にも若干ではあるがなれを感じながら君たちは最初の一歩を踏み出した

GM:判定順序はジョン→アドレナリン→ジョンでよろしい?

ジョン:ではさっそく

ジョン:(ころころ)14

デルフィ:スバラシイ

ジョン:問題なく成功

アドレナリン:さすがプロ

GM:流石猟師のプロだな!

GM:エーではランダムイベント表もついでにどぞー

ジョン:さすジョン!

ジョン:ダイスは?

GM:2D6で~

ジョン:(ころころ)6

デルフィ:6カー。無難な数字です

GM:よし、では演出をば……

GM:微かに雪が舞い落ちる中ジョンを先頭にして一行は進む。まだ本格的な雪が降る季節ではないとはいえ雪の中を少人数で進むのは道を切り開く必要もあるため消耗を強いられる。それは熟練の猟師でもあるジョンでも例外ではなかった

GM:というわけで……

GM:(ころころ)

GM:ジョンはHPとMPが3点減少で~

GM:では次だね!

GM:アドレナリン判定ドゾー

アドレナリン:(ころころ)8

ジョン:う、運命変転を使うんだ!

アドレナリン:まあ誰にでも初めてはあるしの

デルフィ:これはツライ

アドレナリン:ワシの中に眠っていた超遠い祖先の人間の血が目覚める……?!

デルフィ:失敗するとどうなるんですか?

GM:んー移動失敗でランダムイベント発生だよん~

GM:失敗イベントは未実装!

デルフィ:なるほど

アドレナリン:高祖父の兄の妻の妹の知り合いあたりが人間

GM:それ、他人だろ!w

アドレナリン:ではイベントいくぞい

アドレナリン:(ころころ)11

アドレナリン:やばそう

デルフィ:やばいです

GM:お、

ジョン:ん? 未実装なのでは?

ジョン:ああ、同じランダム表か

デルフィ:個別の失敗イベントは未実装だけど、ランダムイベントは移動ごとに必ず振るということですね

GM:11だと……

GM:ちとアドレナリンもう一回2D振ってみて~

アドレナリン:(ころころ)8

デルフィ:やばいパターンです

アドレナリン:これきっと敵の数振らされたんだ二回目

ジョン:イエティが八体?

GM:疲労したジョンに代わりアドレナリンが先頭となり雪の中を進んでいく。だが、慣れていないアドレナリンは道に迷うことこそはなかったものの体力を使いすぎ、ほとんど進むことができなかった

アドレナリン:なんだか眠くなってきたゾイ

GM:だが、アドレナリンは途中で雪の中に妙なものが埋まっているのを発見した

GM:甲冑を付けた人の手のように見えるけどどうします~?

アドレナリン:やったー! 青き焔×2D6だったんだきっと

デルフィ:むむ、行き倒れの人かもしれません! 助けなくては!

デルフィ:デルフィまじ天使

アドレナリン:遭難者にみせかけたアンデッドにみせかけた遭難者かな

アドレナリン:手をつかんだらそのまま雪の中に引き込まれるパターンが見える

アドレナリン:助けるのにはワシも賛成じゃ

GM/クロエ:「人が生き埋めになるとは……中々に恐ろしい環境なのだな。実感がなかったがこういう事態を見ると痛感するよ……」

デルフィ:ここは、クロエちゃんに確認してもらいましょう

GM:適任ではあるけどヲイwww

アドレナリン:デルフィまじ悪魔

デルフィ:テヘペロ

アドレナリン:まあワシが見つけたんだしワシが引っ張り上げるゾイ

ジョン:少し放れた位置で周辺も含めて警戒しています

GM:勇者だ……ではその勇気に免じて!

GM:アドレナリンが引っ張り上げた手ではあるがそれは外殻に包まれた手らしきものであり通常の生物のモノではないことがわかる

GM:そして、肘から先の部分だけでありその先は存在しなかった

GM:魔物知識判定どぞ~ 戦闘ではないけど

GM:伏線になるはず

デルフィ:むむ、腕だけ……?

デルフィ:(ころころ)13

アドレナリン:「うむ、これはこれでアリだのう」

アドレナリン:(ころころ)6

デルフィ:セージを上げたかいがありました

ジョン:(ころころ)3

ジョン:おしい

GM:(ころころ)5

GM:デルフィがギリギリわかったか……

デルフィ:腕だけだから、目標値が高かったのかな

デルフィ:予想しよう

GM:これはタロスソルジャーの腕(砕けたイグニス鉱の核相当、300G)だということがわかった!

デルフィ:タロス

デルフィ:ヨシ

GM:ちっ……w

デルフィ:では、アイテム係として記録しておきますね

ジョン:タロスってどれに載ってますっけ

GM/クロエ:「ふむ、神官殿。それは一体なんなのだ?」

アドレナリン:じゃあ掌をグルングルンに縛って生け捕りにするかのう

デルフィ:「これは、ルーンフォークの親戚といわれるタロスの腕だけみたいですね」

デルフィ:イグニスブレイズですね

GM:イグニスブレイズ掲載。P.116

デルフィ:「かつて、バルカンとダークドワーフによって作られた、人造の蛮族です」

GM/クロエ:「……単純な疑問なのだが。それはこのような場所にあるのは不自然ではないか?」

デルフィ:「非常に不自然ですね……。どういうことでしょう……?」

ジョン:ああ、一応魔法生物じゃなくて蛮族なのか

デルフィ:死後どれぐらい経ってるかわかります?

アドレナリン:「近くの国から来たんじゃろ」

GM/クロエ:「ここはかなりの頻度で使われている道だ。それ故に古の戦争の残り、というのは考えづらい……」

アドレナリン:え、死んでる?

GM:腕だけよ~

アドレナリン:わきわき動いてる篭手をイメージしてた

GM:時間経過はデルフィは一年は経っていないものと鑑定しますね

デルフィ:タロスソルジャーは知能も低く、命令者の指示に絶対だから、勝手にやってきたとは考えにくいです

ジョン:「西のバジリスクの国家から侵入してきたのか……?」

デルフィ:「一年ぐらいは経っているようですね……。これは、報告の必要がありそうです」

GM/クロエ:「それならそれで違和感がないだろうか? 侵入にしては一体だけというのは妙だ。これが全部でない、というなら話は別だが……」

デルフィ:「推測するには、情報が少ないですね……」

ジョン:「……まあ、ここで悩んでいても仕方が無い。とりあえず先に進んで、戻り次第村長と、王都に伝えよう」

デルフィ:「それに賛成です」

GM/クロエ:「ああ、同意だな。おかしな事態になっているやもしれないしな……」

GM:戦利品獲得とはいい出目を引いてくれる。おかげで伏線が張れたぜ!w

デルフィ:300Gガッポリ

GM:まあでは次の判定~ ジョンどぞ!

ジョン:では次行きます

ジョン:(ころころ)4

ジョン:あ、+7なので成功です

GM:ハンターじゃなかったら失敗だったな……w

デルフィ:あぶない

GM:ランダムイベントぷりーず

ジョン:(ころころ)4

ジョン:oh///

GM:あ……

デルフィ:高い出目でいい内容だったから、低い出目は……

アドレナリン:4なら弱い敵が出る程度でしょう

GM:慣れさえ感じる足取りであるジョンであったが、それでも予測できないものは存在する。この場所は常に使われている道とはいえそこそこの高度がある雪山の一部である

GM:それゆえ、いくら天候の脅威が和らぐ春先とはいえ突如として天候が悪化する危険性は常にはらんでいるのだった……

ジョン:……雪崩? 吹雪?

GM:というわけで次の移動判定-2、パーティ全体に(ころころ)5点のHPダメージです~

デルフィ:HPガ

GM:キュア使っちゃいなYO!

デルフィ:まだ使わないヨ

アドレナリン:次またワシかの

GM:アドリンよ~

アドレナリン:(ころころ)5

アドレナリン:ワロタ

GM:-2がついて達成値3か……w

デルフィ:ザンネン

アドレナリン:ではイベントいくぞい

アドレナリン:(ころころ)2

アドレナリン:ワロタ

デルフィ:アカン、アカン

GM:ヲイ……w

アドレナリン:誰にでもスランプはあるゾイ

ジョン:な、何が出てくるかなー

GM:アドリンが先導する時間帯となったころ、君たちは強烈な吹雪に襲われ足を止めざるを得ない状況になっていた。雪山での行動に熟練しているジョンの指導のもとビバークを行いながら耐え忍んでいる最中、その吹雪の中心から女性の泣き声が聞こえた……

GM:魔物知識判定どぞ~

GM:(ころころ)5

デルフィ:(ころころ)10

デルフィ:ビミョイ

ジョン:(ころころ)9

アドレナリン:(ころころ)7

GM:敵対的ではないからまだいいけど……出目ひでぇ……w

GM:では君たちの耳に聞こえる泣き声は女性のものだと感じた、かな

デルフィ:いちおう期待値-1ですよ! ふつうですよ!

GM:ファンブルの敵にそれじゃあ足りないってのw

デルフィ:「女の人の泣き声が聞こえますが、ぜったい怪しいです!」

アドレナリン:魔物かなんかかのう(ウズウズ)

GM/クロエ:「いくらなんでも怪しすぎるだろう……」

アドレナリン:そっとしとけば近づいてこない感じ?

デルフィ:それだと、ファンブルとしてはかなり温情ですネ

GM:うん、近づいてこないよ~

ジョン:「さすがに女子供が一人でいられる場所じゃないし、怪しいが……蛮族だとしても放って置くわけにはいかないかな」

GM:だって戦うと死ぬもの……

アドレナリン:マジかい

デルフィ:「この寒さの中で、ふつうの生物が生きていられるとは思えません」

アドレナリン:それ聞いちゃうと行かない訳にいかんなァ~(キチ顔)

デルフィ:「たぶん、妖精の類じゃないでしょうか?」

アドレナリン:「ちょいと見てくるゾイ」 誰か止めてwww

ジョン:ジョンは冒険者じゃないからその辺詳しくないんだよな……

デルフィ:雪女の蛮族とかっていたかな……。ううむ、記憶にない……。たぶんいないか、GMオリジナルか……

GM/クロエ:「アドレナリン殿、流石にそれは無謀だろう……(苦笑)。吹雪だけでも脅威なんだ、今の私たちでは無理だ」

デルフィ:PLとしては気になるんだけど……。一応ちょっと見るだけとかは?

アドレナリン:「気にすんな、死ぬとしてもワシ一人じゃ」 あかんクソ無責任だwww

GM:吹雪なうなので見える範囲まで近づくと多分気づかれるよ~

アドレナリン:蛮族なら知り合いかもしれんしwww

デルフィ:非敵対的っていう言葉は信用していいのカナ? 冒険者的には逃げる一択なんですケド

デルフィ:それはチョットw

アドレナリン:ワシも自分から斬りかかるつもりは無いゾイ

GM:近づく様子はないし多分通り過ぎていってるだけ、というのは判断できるよ~ それでどうするかはご自由に

ジョン:「まあ、アンデッドかもしれないし、近づくのはやめておこう。今の目的は蒼い炎だしね。報告して、王都の学者の先生方に対応を考えてもらえば良いさ」

デルフィ:「うう、好奇心はありますが、ジョンさんに賛成です……」

GM/クロエ:「それが賢明だろうねぇ……」

デルフィ:万が一スカディとかだと目も当てられない。15Lvかな

GM:惜しい、9Lvのフラウが新手のいたずらをやってる最中だ

デルフィ:スルーしまショウ

デルフィ:死ぬ

アドレナリン:「特に襲いかかってくる様子も無いようだしのう、弱かったらムダ足じゃし」

GM:スカディ出ると下手するとジョンを略奪していくから出しづらい……w

デルフィ:そう、それを恐れてマシタ

アドレナリン:アドレナリン的には相手が強いと認識しちゃうと吹雪の中に突っ込んでいっちゃうのでwww

デルフィ:スカディは、強い男の人をさらって氷漬けにしちゃうヤンデレなので

ジョン:ま、まあ次に行きましょう

ジョン:(ころころ)15

ジョン:(ころころ)5

GM:結局全部ジョンが進めたかw

GM:吹雪が通りすぎた直後、山の天気は変わりづらいとはいえ日の光が見えるまでに回復したのはいささか気まぐれすぎやしないかと君たちは感じていた

GM:そんな最中、吹雪でわからなくなった道をジョンが見事に見つけ出し元の順路に戻ることに成功する。その行動はやはり疲労を伴うものであった……

GM:6とイベントは同じです~

GM:(ころころ)4点HPMP減少~

GM:これで到着!

ジョン:死に掛けである

デルフィ:皆さん、ダメージ申告お願いします。キュア・ウーンズかけますので

ジョン:回復してくれー

デルフィ:わたしは-5

ジョン:-11

デルフィ:ヤバイ

GM:-5

アドレナリン:-5

デルフィ:アドリンさん、薬草持ってますか? ジョンさん以外は、薬草の方がいいかも

アドレナリン:じゃあ救命草使おう

ジョン:判定はジョンがやったほうが良いかな?

デルフィ:いくつもってます?

GM:別に大したボスでもないからキュアでいいと思うんだが……

デルフィ:とりあえず、キュアはジョンさんにかけましょう

デルフィ:あ、マジデ

デルフィ:GMがそういうなら、キュアにしときます

デルフィ:4回【キュア・ウーンズ】。ファンブルが怖いので、個別に4回



ファンブルすることもなく無事に回復。

さて、たどり着いた先には……?




======================================================================

◯雪中の試練?

======================================================================

GM:では君たちはいくつかのトラブルもあったが無事(?)氷樹の近くまでやってくることに成功した!

GM:ジョンを先頭に氷樹に近づく一行だが、その時君たちの耳に何やら幼い話声が聞こえた……

アドレナリン:一回ぐらい戦闘あるのかと思ったがのう

デルフィ:むむむ?

GM:「ねーねーまだぼーけんしゃさんたちこないのー?」

GM:「しっ……初めてくるから時間がかかってるのよ! 多分。レインシア様から頼まれてるお仕事なんだからやる気出しなさいよ!」

GM:「あたいったら最強ね!」

GM:「「あんたは黙ってろ!」」



なにやらテンプレートな妖精たちが出現しました。



デルフィ:……、それ何語……?

ジョン:妖精だー!?

デルフィ:しかも三人もイル

アドレナリン:レインシアが黒幕……?

アドレナリン:三バカ

GM:んー妖精語だね~

デルフィ:分かる人いる……?

GM:……いないな……w

デルフィ:スマンネ

ジョン:「これは……何語だ? わかるかいデルフィ」

デルフィ:「ぜんぜんわからないデス」

GM:じゃあしょうがない、PL側に向けてのネタ晴らしにしかならんが一応続けようw

デルフィ:まもちきしてもいい?

GM:どぞぞ~

ジョン:(ころころ)3

ジョン:く、また3か

デルフィ:(ころころ)12

デルフィ:ふつうだ

アドレナリン:(ころころ)10

GM:クロエ「聞き覚えはあると思うが……」

GM:(ころころ)10

デルフィ:ファンブルチャンス失敗

GM:BT(バルバロステイルズ)P.141、ムリアンの群れを水・氷属性に書き換えて欠片を入れたものになります~

GM:3Lv妖精、つまり雑魚DANE!

デルフィ:ふむふむ

デルフィ:妖精は、あんまり倒したくないんですけど

デルフィ:友好的な接触はできないでしょうか?

アドレナリン:(ぶんぶん)

デルフィ:(倒しても戦利品ないし)

GM:あー気づいたら交易共通語で話してくるし大丈夫な気がする。戦闘にはなるけどw

デルフィ:おっと、交易共通語離せますね。こいつすごいな

デルフィ:戦闘は避けられないカ

ジョン:とりあえず話しかけます。「えーと、共通語は通じるかな?」

GM:「はっ……いつの間に私たちの背後に!? 中々やるわね……」

GM:(交易共通語)

デルフィ:(群れだからいっぱいいるんだろうナー)

GM:「ふっふっふっ、あなたたちの依頼がうまくいくのもこれまでよ! 私たち『さんばか』トリオが……って誰が三馬鹿よー!?」

GM:「わたしたちはレインシア様からいわれてきたしれんやくなのだー」

GM:「ああ! それバラしちゃだめって言われてるのに!?」

GM:「あたいったら最強ね!」

ジョン:「……えーと、うん、つまり戦うってことかな?」

デルフィ:(三妖精+最強ということですネ)

GM:「そ、そうよ! そうなのよ! 私たちと戦わなければ蒼い焔は手に入らないわ!」

アドレナリン:「神のお墨付きということは攻撃しても問題ないということかのう」

デルフィ:「わたしたちは、別に戦わなくてもいいなー、なーんて」

GM:「だがべつにたおさなくてもてにはいるのだー」

GM:「やめなさい! くっとにかく戦闘よ!?」

デルフィ:まじか

アドレナリン:「倒して手に入れるんでもいいゾイ」

GM/クロエ:「ふむ、あれが噂に聞いていたセアルムのド付き漫才というやつか!」

アドレナリン:せめて笑いで心だけでも暖まろうというセアルムのお笑い文化

ジョン:えっと、データとしては四体? それとも群一つ?

GM:群れ一つです~

デルフィ:魔法は、水・氷属性の3ランクまで?

デルフィ:いや、もっとかな?

GM:うむ、3ランクまでよ~

デルフィ:はい了解

デルフィ:HPはかけらのせいで高めですが、大丈夫でしょう

デルフィ:必中が怖いですけど

デルフィ:群れの攻撃の属性はなし?

GM:あーそれは……水・氷にしとく~

デルフィ:あいあい

デルフィ:では、先生判定でしょうか?

GM:うむ、目標値は9です~

デルフィ:ファンブルチャンス

デルフィ:(ころころ)7

GM:(ころころ)10

ジョン:(ころころ)5

アドレナリン:(ころころ)6

アドレナリン:7か

デルフィ:ありがとうクロエ!

GM:ふふふw シャドウを舐めてはいけないw

デルフィ:敏捷度が高いから、【軍師の知略】がなくても基準値高くていいですね

デルフィ:では、先攻ですね!

デルフィ:距離は?

GM:んー5~10mで自由配置で

デルフィ:10mでいいかな?

デルフィ:わたしは10m距離で

ジョン:10mで

GM:5なクロエで~

アドレナリン:5mで

GM:では戦闘開始!

デルフィ:わたしからいきましょうか

デルフィ:ここはもうリソース気にせず行きましょう

デルフィ:移動はなし

デルフィ:補助動作で、【パラミス】を妖精にポイ

デルフィ:主動作で、本邦初公開!

デルフィ:4倍拡大【アイス・ヴェール】!



出目1、1。

デルフィのPL(筆者)愕然。



デルフィ:ナニ

GM:初公開……?

ジョン:公開されず

デルフィ:アリエナイ

デルフィ:MPが……(シクシク

デルフィ:オワリデス

ジョン:じゃあ撃ちますね

GM:どぞ~

ジョン:【ターゲットサイト】・【クリティカルバレット】

ジョン:(ころころ)12

デルフィ:いい出目

GM:達成値10なので命中~

デルフィ:あ、そうか、回避は振らないんでしたね。よしよし

ジョン:(ころころ)(ころころ)(ころころ)(ころころ)30

デルフィ:マジカ

GM:……え?

ジョン:ドヤッ

デルフィ:前回から回しすぎじゃないデス?

GM:んーこれってさ……運命変転使うよね?;;

ジョン:ダイス目で演出を強化していくスタイル

ジョン:……使いますね

デルフィ:たしかに

デルフィ:もう一回回るドン!

ジョン:(ころころ)(ころころ)52

デルフィ:んん?

アドレナリン:なにこれ

ジョン:ドヤドヤッ

デルフィ:爆笑がとまりまセン

GM:……びゅーてぃほー

ジョン:いやーピンゾロで止まっちゃったなー52だめーじしかでないやー

デルフィ:やったタオシター

ジョン:残りHPは?

デルフィ:-2

デルフィ:生死判定クリティカルチャンス

GM:(ころころ)7

GM:出るわけねぇ……

デルフィ:いやー強敵でしたネ

デルフィ:アドリンさん激怒不可避

ジョン:では、戦闘開始直後、デルフィの【パラライズミスト】の影から放たれた一発の弾丸が四匹の妖精を同時に貫きました

ジョン:「……えっと、試練はこれでいいのかな?」

デルフィ:妖精さんは、自然に還ったのだ……

GM:「ぎゃあーやられたー!」

アドレナリン:「戦いで生きて負けようという方がおかしいゾイ」

GM:「痛いのいや~!?」

ジョン:しかし変転あわせると六回転か……

GM:「ふ、ふん! 今日の所は勘弁してあげるもん!」

デルフィ:その出目をわたしにクダサイ

GM:こんな感じで逃げ帰っていきました……

GM:あ、欠片は置いていきました~

アドレナリン:「手応えないのう」

デルフィ:なんと有情な

デルフィ:「ジョンさんさすがです!」

ジョン:「まあ、油断しきってたというか戦闘に向いた性格じゃなかったみたいだからね。それでもあそこまできれいに決まったのは運が良かったけどね」

GM/クロエ:「流石だね。セアルムの猟師は腕がいいとは聞いていたけどこれほどとは思わなかった……」

デルフィ:ふたり手余りで終了ですからネ

デルフィ:「さあ、蒼い焔をもって帰りましょう!」

GM/クロエ:「ああ、そうだね!」

ジョン:ではお祈りすればいいのかな?

デルフィ:みんなで敬虔な祈りを捧げましょう

GM:うむ、氷樹の近くに近づいて祈ればおっけー

デルフィ:「なむなむ、れいれい」

GM:レインシアの神官であるデルフィを中心として祈りをささげる一行。その祈りにこたえるかのように氷樹が蒼く、光輝き始めていた

ジョン:「レインシア様、どうかわれらセアルムの民に、私の妻と子供達にご加護を……」

GM:そして段々と光が強くなっていき、枝のうちの一つからその蒼い光が零れ落ちる

アドレナリン:「(無心)」

デルフィ:受け取ればいいのかな……? 触ってもだいじょぶ?

GM:その光は君たち一行の頭上をまるで祝福するかのようにゆっくりと一周し、蒼い火の粉を君たちの体に浴びせた

GM:触っても大丈夫だよ~

GM/クロエ:「これは……想像以上に神秘的な光景なのだな……」

デルフィ:蒼い焔自体はなんども見たことあると思うけど、この光景には言葉もないです

GM:「(我らが主君ほどではない……が、な)」

デルフィ:気になる発言を残していくシャドウである

GM:ふふふw

デルフィ:さて、任務完了?

アドレナリン:「あっけなかったのう」

アドレナリン:帰りが怖いとか

GM:そして、デルフィの差し出した手の平の中に自らおさまり、君たちは蒼き焔を入手することに成功した!

GM:帰り路は省略でおっけーだよ!

デルフィ:ヤッター

GM:後各自保存食を二個消費しといて~

ジョン:「よし、じゃあいろいろと時間も無いから急いで帰ろうか」

デルフィ:はなから保存食を買っていないフロウライトである

デルフィ:「はーい!」



と、言うわけで、無事に「蒼き炎」を入手し依頼を達成した冒険者たち。

報酬は一人1000G+戦利品(タロスの手、妖精は戦利品なし)、更に1100点の経験点を得たのでした。

何やら伏線が張られつつある本キャンペーン。果たして、次はどのような冒険になるのでしょうか?


GM、もう少し経験点と報酬がほしいナー。




第二話(終)

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