神話と怪物の戦い(別視点?です)
さて小僧が手こずっている、というか死にそうだから出てきたのだが、
なかなか面白いやつと戦ってるじゃないか…
少しは楽しめると良いが
「GYAAAAAAA!」
トカゲは俺が出てくる前の小僧と現状の変化に戸惑っているようだ。
俺には関係ないね
そういえば小僧は魔法を自作していたな
俺がいた頃は普通のことだったが、この時代にもできる奴がいたとは
やはり見どころがある奴だ
そう俺が考えること0.3秒
「疾!」
俺は走る
トカゲに一瞬で肉薄すると掌底を突き上げる。
「GU!」
うめき声をあげる奴に追撃を喰らわせる
「『ウッドクラフト』・『刀』!」
刀を2本作ると左手は逆手に右手は普通にもつ。
そのまま中に浮き上がっているトカゲへと飛び上がる
飛び上がった勢いを回転エネルギーに変換し、切り付ける。
翼に穴を開け、引き裂き、赤い血が舞い散る。顔が醜く歪むのを抑えられない。
大きな音をたて、トカゲは地に這いつくばる。
「どうしたぁ!それじゃあトカゲと変わんねぇぞ!」
罵倒しながら俺は魔法を構築する。
「『アースバインド二重』『ロックバインド二重』!」
地から触手のような物が生え、トカゲ、もといドラゴンを拘束する。
せっかくなので小僧の作った魔法を使ってみよう。
「『深き迷宮に宿りし命、我の望みに応えよ!母なる地球神の加護のもと、命を与えたまえ!』」
俺から溢れ出す魔力の波動で静かに風が吹く
「『魔物召喚!樹人、泥人形!』」
俺が詠唱を紡ぎ終わると地に直径10mほどの魔法陣が浮かび2体の人形が現れる。
すると二人はこちらにきて跪いた。
「お呼びに預かり、光栄でございます」
「グギッグガガガッ(俺たちなんでもいうこときくよーの意)」
「二人にはあのトカゲを潰してくれ、方法は問わん」
「「了解!(グギッ!)」」
二人はそう叫ぶとゴーレムは前に、アルラウネはゴーレムの後ろについて走る。
「グギッ!」
「『ウッドクラフト』・『槍』!」
おそらく二人とも魔法だろう。
ゴーレムの足元の土は隆起し、アルラウネの前には大きな槍が浮かぶ
「発射!」
アルラウネが叫ぶと槍は飛び、ドラゴンの下の地面は剣山のように隆起する。
「GAAAAAAAAAAA!」
「汚い口を閉じろ爬虫類」
な、なんかアルラウネ口悪くないか?
「爆散!」
今なんて言った?
するとドラゴンの中から巨大な鉄球が出てきた。
…というか突き破った。は?
そういえば人格が戻ったな。
でも少し人格が変わっている気がする、使いすぎたらどうなってしまうんだろうか。
いや、考えないでおこう。
ゴーレムを戻し、アルラウネも戻そうと…なんかめっちゃ見てくるんだけど…
「褒めて欲しいのか?」
「はい!」
褒めるって言っても何をすればいいのだろうか…
女性経験が少ないからなぁ…とりあえず撫でておけば良いのだろうか
そう思いなでると気持ちよさそうに目を細めた。
猫か
「そういえば」
「どうしたの?」
「常時召喚してもらうことはできますか?」
「ごめん。僕も初めてやったから分からなくて。」
「大丈夫なはずですよ」
そういうと説明を始める
「ご主人様の使った『召喚』は実行する瞬間に多大な魔力を消費する代わりに、いつまでも召喚できるのです!」
「そうか、なら召喚しておくことにするよ。」
しかし、問題がある。
何かって?それはこの子が可愛いことである!
艶のある緑の髪と尖った耳(エルフみたいな?)、雪のように白い肌に整った目鼻立ち。
いいね!非常に。
でもそれはあくまで二次元だったらの話だ。
こう、近くにいてしかもご主人様よびしてくれる。
紙のような理性が燃え尽きそうだ。
まぁ言っちゃったものは仕方ないし一緒に行くか。
と考えているとボス部屋のおくが淡く光だした。
「行ってみましょう!」
「あぁ」
近づいて見ると扉がある
クリアしたから進めるということでは?
そう思ってドアを開けるその先に広がっていたのは…
そのころの白峰
ブルッ
「どうしたの、薫?」
「なんか、忘れられてる気がして寒気が…」




