ノリの中の計画性でなんちゃら
日曜日〜、個人的には一番休みというイメージが強いわけですが、何気に月曜日の前日なのよね⋯⋯そんな最上と最下が混在するなんとも不思議な日であるわけだが⋯⋯暇だ。
何がこうとかじゃなく普通に暇、ただ別に何かをやりたいとかはないんだけど⋯⋯消化不良って感じ⋯⋯色々あったもんなぁ〜。この数日入学式〜本日にかけての四日間はなかなかに濃いものだった⋯⋯。
「でも流石にそろそろ布団から出ないとな〜もう2時間は動画見てるよ」
目の前には、無規則な種類の動画が流れていく画面。さっき暇って言ってたけど動画見てるから暇ではないな?ただ意識的な行動を伴ってないだけで⋯⋯失敬、暇ではなかった。
「う〜ん!!」
けのびをしながらやっとベットから降りる。これは大きな一歩ダァ!とか言ってみたり、ふっ、言ってないけど。
「さて、何からしようかな〜勉強⋯⋯はまだいいか、ご飯も⋯⋯食欲まだないし洗濯は昨日したしゲームはさっきまで動画見てたからなしでしょー、うむ、むむむ、何しよう?」
未定も未定、というか普通に予定組むほどスケジュール人じゃないし⋯⋯うん、やっぱりノリと勢いこれに限る。
「てぇことで一旦着替えよう」
まずはね?私服に着替えて〜、パジャマは洗濯かごにシュートッッ!あっ外れた。
はーいその他諸々終わらせましてぇ〜、準備完了!ん?準備なんのだ?
「ノリでやるのもよろしくないなぁ〜ノリでやるのは瞬発性はあるけど先見の明がないからなぁ〜、一旦整理しよう」
まずその一、昨日したことは下での買い物よね主に、そこでまぁ諸々を買ったと。その二、ひとまずいつでも何にでも備えられる準備はできた、でも特に予定はない。その三、明日から本当の本当にちゃんとした授業が始まります。
「これら三つを加味した上で今日のスケジュールを決めなければ⋯⋯」
外に行くのは無しかなぁ〜、2日連続っていうのもあるけど、明日も学校だし⋯⋯。勉強は、やってもいいけどやりたくない、あっ、つい本音が。うむむ⋯⋯。
「そういえば、休日って校舎入って良いんだっけ?いや、いいかわざわざ寮制があるわけだし、よし!今日は校舎の探索DAY2にしよう!」
外出しないって言ったけどこれは、外出でなく登校、そう登校だからプチ外出的な!ではしゅっぱーつ!!
「何気に私服登校ってのも、小学校以来だからワクワクする!」
ワクワク!ワクワク!
スキップのステップを踏みながら校舎までの道のりを進む。今日も昨日に引き続き晴天、暑い日差しがびっしり大地を埋めるように刺している。
「日光浴するのに最適だね〜、でも現代っ子はインドアの方が好きな傾向にあるからなぁ」
あっ僕?もちろんインドア!いやーゲームに漫画、アニメなどなど、この世界は楽しいもので溢れてるからね〜態々外に出る方が憂鬱だよ〜!⋯⋯嘘、普通に外も楽しいよ?外には家の中では完結できないものが大いにあるからね!まぁ我が家に関していえば植物観察と日光浴(条件付き)のあたりは家の中で完結できたけど⋯⋯。
「そんなことはいいとして、標高が高いから日差しも若干下より刺さるねぇ〜、山って上に行く程気温が低くなるけど、日差しに関していえばよく刺すから体感気温的には高いのか低いのか⋯⋯うん、わからん」
登山は生憎未経験でね。
「とか、言ってる間にとうちゃーく!」
あいも変わらず近いなぁー。寮に感謝!本来なら毎朝電車で通学するか、この辺の家を借りてのバイト生活になるところだったもんなぁ〜、いやそのうちバイトも始めないとか?お小遣いはそこそこ貯金してあるけど⋯⋯。バイト、バイトなぁーやったことないしなぁ〜、確かこの高校はバイト先と保護者の同意さえあればバイトが可能だったはず⋯⋯いや、今はいいや後のことは後の自分に。これぞ皆様が持つ伝家の宝刀後回し!
「じゃあまずは本を少々読みたくなってきたので読もうかな?」
計画云々言ってたけどやっぱりノリ×計画の方が楽ね、後にも先にも安心をもたらすかつ自分の今または未来でやりたいことをできる考えすぎよかない。
「ではでは、図書室へレッツラゴー」
階段ダッシュ!⋯⋯はしなくていいわ、休日だしゆっくり行こう。本は何読もうかな〜漫画、小説、哲学書などなど、基本は漫画、小説だけどたまに気になることを優先する感じだし、今日はどうしよう⋯⋯そういえばこの前買い物に行った時花買ってないな⋯⋯う〜ん、よし花の図鑑でも読んでみようかな。
「さて、到着!そういえば図書室、空いてるのかな?校舎空いてたし空いてるか?」
わからん、がまぁもう目の前だし入ればわかるだろ知らんけど。
扉を開けて入ると、そこには既視感のある光景が広がっていた。あんれ〜この光景この前も見たな?そこには探検?探索?の時に見たよなー。諸々の物の配置も一緒だし、人も同じメンツが⋯⋯こんな偶然あるか?
「取り合いず小声で行こう」
こんな所で大きな声で話せる人は肝が据わってるよね、図書館ではお静かに。そそくさと移動して図鑑コーナに行く。
「ここなら1冊や2冊あるでしょ、えーっと花はっと」
指を指しながら一冊ずつ確認していく、図鑑コーナーというだけあって専門的な雰囲気を醸し出すタイトルやイラスト、写真が並んでいる。動物だけで結構な数あるな⋯⋯鳥類、哺乳類、昆虫これ全部隅々まで読んで記憶するのは流石にきつそう⋯⋯でもこれを覚え活用できる人がいるんだよな〜、学者とか教授とかモロそれでしょ?尊敬と畏怖の感情が同時に出ててくるけど⋯⋯すごいよねー。
「お、あった」
花の図鑑が数冊並んでいる。どれでもいいちゃいいけど、多分全部にほとんどの花の名前が網羅されてるだろうし⋯⋯でもどっちかっていうと色で決めようと思ってるから色順のやつをっと。
適当な色別の図鑑を取って席につく、席の場所は某2人からそこそこ離れた位置⋯⋯というか対角ぐらいの位置。
「さて」
黙読。図鑑を読むときは黙読に限るよね。というか読書は基本無言か?朗読でもないんだし⋯⋯。
それからおおよそ3時間後。
「ふぅ〜」
読了。感想、花って多いなぁーって感じ、単純?まぁいいじゃん今は、てことで良さげなのがあったかというと⋯⋯ありすぎて困るっていう感じ?そりゃこの世にゃ数百の花があることは知ってたけどまさかここまでとは⋯⋯。
うん、一旦保留ということで。本を元の場所に戻して図書室を後にする。
「時間はっと」
えぇっと、5時⋯⋯5時⋯⋯5時かぁ〜。
「ふぅ〜」
うん今日は帰って寝よう、あっご飯食べてないしご飯もか、それでは皆様さよ〜なら〜。




