3.あの~ 悪役令嬢に転生したのですけど...
異世界転移者のサポートや転移者とのトラブルなどのご相談はこちらまで!!
「ジリリリ」と魔道フォン(黒電話)が鳴った。
私:「こちら冒険者ギルド異世界人お悩み相談課です」
相談者:「あの~ 悪役令嬢に転生したのですけど...」
私:「なるほど、前世を思い出したら当時プレイしていた乙女ゲーの悪役令嬢になっていたと」
相談者:「このままでは破滅ENDまっしぐらでどうしたらよいか...」
まず、本当に乙女ゲーの世界に転生したかは確かめようがありません。
もしかしたら似た世界かもしれませんし、そうでもないかもしれませんから...
ゲームシナリオはこの世界の一部であるかもですが全体ではないのです。
たとえばゲームの世界に「冒険者ギルド異世界人お悩み相談課」があるかなど分かりませんよ。
この世界がゲームと同じだとしても、すでにifルートに突入しています。
こちらに悪役令嬢が相談するというシナリオはゲームにはありませんよね。
難しく考える必要はありません。
前世を思い出した瞬間に破滅ENDを回避したいと思ったはずですよね。
その時点でifルートに入ってるんですよ。
破滅END回避法は...
極論を言えばゲームの登場人物との接触をしないことです。
身分を捨てて一人ではるか遠くの地で生活をはじめることをお勧めします。
生活は苦しいかもですが破滅ENDよりはましでしょう。
実際問題それは無理でしょうから...
破滅ENDのきっかけになるゲームイベントを絶対に回避しましょう。
そしてゲームの重要登場人物との関わりを可能な限り避けて
もし話す機会があったなら十分注意して破滅ENDにむかわないような選択肢を選びましょう。
ゲームの時間軸経過での破滅END以降の日時になった時点で破滅ENDは回避となるのでしょうけど
相談者様の身分や置かれている環境は新たな破滅ENDを生みやすいと思われますので...
貴族をやめ平民になるなどして悪意などから遠ざかることをお勧めします。
私:「相談者様の今後の人生に幸多からんことを祈っています。
悪役令嬢の破滅ENDは回避出来たとしても
人生の破滅ENDは別にあることをくれぐれもお忘れなく」
魔道フォンをガチャンと切った。
異世界人お悩み相談課 担当の〇〇 〇までお気楽にご連絡ください。
拙い文章ですが読んでくれてありがとうございました。
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