眩しい光
ようやく少し話が動きます
誤字見つけたので直せたら直します
って、まじかよ
今俺たちはガチガチのセキュリティで守られてそうな扉の前にいる
あちゃーまあ一筋縄じゃいかねえよな
強制労働施設だからな これくらいは当然か
う〜ん てなると次の手を考えなきゃいけねえな
あれ使えるんじゃないのか?
俺はマップにあった換気口に着目していた
おそらく空調ダクトを通ってこの扉をスルーできるはずだ
その考えをリックに伝えるとリックは目を丸くしていた
お前天才かよ 確かにそれならいけるはずだぜ よくこんな状況で頭回るな
こんな状況だからだよ
俺はこの状況を楽しんでいた
前の世界でこんなことしていたら重罪なんてレベルじゃない
でもこの世界はそんなことは考えず生きることができる
俺はようやく自分の求めていた環境にたどり着いたんじゃないか
そう思うとこの状況を楽しまずにはいられなかった
よし、善は急げだあそこから登るぞ
俺は近くにあったダクトを指差し、周りの岩や物で足場を作りダクト口に入り込んだ
ゴホッ 埃っぽすぎるが仕方ない
おーいリック問題なく入れたぞ 俺は先に行って様子見てくるからな〜
ちょっ待てよ 置いてくなよ!
出たなキム⚪︎ク そんな事を思いながらダクト内を這うようにして進む
暑いし埃っぽいしで最悪だな 風呂に入りたいぜ
ま、贅沢な話か ん?光?あそこからフロアを覗けるぞ
ダクトに侵入してから20分ほど立ってようやくダクト口を発見できた !何だよあれは
おーい はぁはぁ ちょっはぁ早すぎだっての
遅れてリックが追いつく
なあリック、俺の予想以上のデカさだぞあのアリ しかも地響きもやばい
あれが運搬アリだよ 勝てる気しないだろ?
するわけがない ありゃ電車一両くらいのデカさだ 速さも30キロくらいでてやがる
で、どうやってここから出るよ
今俺たちがいる場所はどでかい洞窟になっており、その天井にダクトがある状況だ
う〜んこの先行っても通れそうにないしな 一か八かだな
嫌な予感がするんだが
ああ、正解だ バンジーするぞ
アホか! この高さだぞ! もっといい案ないのかよ
案外いい案だと思うぜ? 見たらわかるけどアリの背負ってる荷物にクッション材みたいなのがついてる
だからってそれに飛び乗ることはないだろ
もう運に身を任せようぜ どの道後に退けないんだ 死ぬなら死ぬ、生きるなら生きるだ
あーもうわかったよ! バシッと行ってやろうぜ!
それを聞いて俺はダクト口のカバーを外し両手でダクトの縁を掴み宙ぶらりんになる
そこで気づいた あれ、これじゃ下見えなくね?
リックも後に続き俺と背を向けるように宙ぶらりんになる
なあひとつ言っていいか? リックが口を開く
ダメだ それ以上言うな
ダメだじゃねーよ! 無計画にも程があるだろ! これじゃ下見えねえからタイミングが掴めねえぞ!
だから運に任せるって言ったろ どの道もう腕が限界だ、もう戻れん
くそ~! こうなったらどうにでもなれ! 話す合図出してくれよ!
まかせろ 3、2、1、ゴーで離すぞ いいか!
ああ! よし合図いくぞ!
3!
2!
1!
ゴーッ‼︎
時が止まったように感じた よくある現象だな
俺は止まった時間で思考を巡らせていた そういえば我ながら大胆なことしたな
前の自分なら絶対やらないだろ こんな計画
俺は自分自身が変わってきている事に気づいた
それに自信、運気も溢れてくるのがわかる 昔とは大違いだ
だからこそ俺はこの勝負に勝てる気しかしなかった なぜかって?
自分は運がいいって思ってる奴が運がいいからだ!
ドスッ! その瞬間全身に衝撃が走った
痛ってーーーー! おいどうなった! 俺たち死んだのか! リックがのたうちながら言う
生きてるだろが、あ~クラクラするな おまけに背中打って呼吸しづらい
お、俺たち勝ったんだな
まだ勝ってないぞ 本当の勝負はここからだろ こんなもんは序章だ
とんでもねえ冒険になりそうだな はは
俺とリックはアリの背中に乗りそのまま外のつながるゲートへ出る!
ようやく外だ!
ギラッ
照りつく太陽がお出迎えをしてくれた
眩しすぎるぞ! 久しぶりの太陽だ! リックがはしゃぐ
なあリック、このアリがどこまでいくかってわかるか?
もしかしたら伝票みたいなのに描いてるかもな
そんなものあるのっかってこれか
そこには日本語でダスマニア帝国行きと書かれている紙が貼ってあった
その下には見た事ない字が書いてあるな 古代文字みたいだ
どれどれ~あ~このアリはダスマニア帝国に行くのか 剣と美人騎士がいるって国だな
何だそれ、いるって話って行ったことないのか?
ないに決まってるだろ! あ~そこらへんの事情知らないか
俺はリックからこの世界では国同士の交流はほぼなくあっても物流のやり取りだけらしい
まあ元軍人の情報だからこそ持ってる情報だ! 帝国の一般市民は他の国があるなんて知らないんだ
鎖国に情報遮断か とんでもない世界だな
国同士で戦争とかないのかよ
争う必要ないんじゃねえか? お互い満足してるんだろ
そういうもんなのか? 腑には落ちんが考えても仕方ない
とここで急に睡魔が襲ってきた 流石に寝てないからな
ってリックのやつ静かになったと思ったら寝てんじゃねえか! 緊張感ねえな!
といいつつ俺も限界だったので寝ることにした 起きたらまた考えよう
そして一瞬にして眠りについた
そして遡ること数日
ここはどこなの?
ここは森の中のようだ ただ激臭と獣の匂いがすごい
!? 私はすぐ危険を察知し飛び起きた
そこには腐り切った死体とそれを食べる獣がいた
何なのよこいつら ウルフかなんかかしら
私は近くにあった棒を取り戦闘態勢に入る
ウルフのような生き物はこちらに気付きすぐさま飛びかかってくる
フッ! 私はこれを軽くいなし、首の皮膚の薄いところ目掛けて棒を突き刺した
一撃だ
うっ! 体が痛い 後こんな動き悪かったかしら
今の状況が飲み込めない ってそんなことより私死んだはずじゃ
次回第二章 最強の元勇者
更新遅めです




