俺は絵で世界を転覆させる
この作品は過激暴力シーンなどがありますのでご注意お願いします
〜プロローグ〜
死ぬのは意外と簡単だった
もちろん最初は怖かった
首を吊ってしばらくの間はもがき後悔もした
意識が薄れていく中で諦めと同時に過去の記憶が蘇る
全て嫌な思い出だ
頭に流れ出す膨大な過去の情報をただただ見つめる
常に人の言いなりの人生、イジメ、パワハラ、無言の家庭⋯
まだまだ出てくる もうみたくない
結局何も変わらなかった
自己啓発本、筋トレ、瞑想、生活習慣の見直し、趣味探し、色々試した
結果はどれも同じだった
現実に打ちのめされそれどころではなくなり継続する気力も失われた
完全に自分の価値を認めれなくなってしまっていたのだ
なんでこうなった どうして俺が なんで なんで
そう思っているうちに猛烈な怒りが自分の内側から湧き上がり苦しさすら忘れていた
絶対に許さない 俺を追い詰めた奴らを 所詮は法に守られた中でいきがっている奴ら
許さない もし生まれ変われるとしたらこんな生き方は二度としない
時間は何も解決しない 他人任せも同じだ
俺は自分の手で人生を変えなきゃいけない
今更気づいたところで遅いがそれが真実だ
もうやり直せない
ただ もし生まれ変われる の なら …
腐った奴を全員ぶっ殺す
次回 終わりの始まり
ゆっくり書いていきますのでよろしくお願いします