閑話 隆太は史佳と
ショート閑話!
「もう離さないからな」
ようやく史佳を家に連れ戻す事が出来た。
諦めの悪い奴だ、もう恋人の元に戻れないと分かっていると思ったが。
「政志...」
「いつまで泣いてるつもりだ?」
そんなに山内とか言う奴が良かったのか。
確かにツラはそこそこだったが、それだけじゃねえか。
「俺...頑張るから。
だから史佳、信じてくれ」
「隆太...頑張るって?」
潤んだ目をした史佳。
何を頑張ったら良いんだろう?
適当に言った言葉だから、意味なんか無い。
「...史佳」
「あ...」
とりあえずキスで口を塞ぎ、そのまま史佳の服を脱がせる。
今日は朝からヤリまっくったので、体力は余り残って無い。
気力を振り絞り、史佳と一つになった。
「...諦めが悪いんだよ」
満足そうに眠る史佳。
俺と再び関係を持つ様になって、一週間になる。
「誰が手放すかよ」
一週間前、史佳が言ったのだ。
やっぱり恋人は裏切れないと。
『過去を知られても構わないから、もう会いたくない』
そこまで言われちまったら、逆に諦められなくなってしまった。
だから奪い返した。
『最後にもう一度だけ...史佳に会いたい』
そう誘い出し、俺は嘘泣きをしながら愛を叫び、すがり付いた。
効果は覿面だった。
真っ赤になった史佳にキスを迫り、抵抗する事なく受け入れたので、そのままホテルに向かった。
ようやく史佳の身体を手に入れ、安心していたが、さっきは少しうたた寝してる隙に逃げられちまった。
「ん...隆太」
「起きたか」
ここまでを思い出していると、史佳が目を覚ます。
やっぱり可愛い、しかも偏差値65の進学校に通っているんだぜ。
俺は偏差値38、スポーツ推薦でやっと今の高校に入ったのに。
「...もう帰るの?」
「ああ、トレーニングをしないとな」
ベッドから身体を起こし、脱ぎ散らかしていた服を着る。
早く退散しないと史佳の親が帰って来ちまう。
当たり前だが、責任なんか取るつもりは無い。
あくまで史佳との関係は性欲の解消が目的だ。
なにしろ、取り巻きの女達にフラれて貯まっていたからな。
サッカーを取ったら、何にも無いじゃないだと?糞が...
「膝は大丈夫?」
「大丈夫だ、早くチームのレギュラーに戻らないと勘が鈍っちまうからな」
「無理しないでね、もう私には隆太しか...」
「ありがとう...史佳」
本当は故障なんかしてない。
悔しいが、レベルに着いていけなかっただけだ。
「お...おい、もうゴムは無えぞ」
史佳が俺の下半身に手を...
「良いの...構わない」
「そ...そうか」
避妊無しか、それはまだヤッた事が無い。
そして俺はまた史佳を...
「デキたの」
「...マジか」
1ヶ月後、俺は史佳の両親に呼び出された。
一緒に行った親父から殴られ...
全てが終わった...
やっぱりのエピローグ!