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遠回りすぎる人生はいかが?
はじめに
これは実際のお話です
話を膨らますことは一切しておりません
事実だけをおはなしさせていただきます
ーー幼少期の記憶ーー
「あんたなんか産まんかったらよかった」
「あんたの泣いてる顔見たくないから泣かんといて」
「死んだらええのに」
日々そんな言葉が飛び交う家庭
言葉と共に当時ガラケーやテレビのリモコンも
飛び交っていた
壁に投げられたこともある
椅子を蹴られたことも
もはや『家庭』だったのかさえ分からない
『帰る所』ではあったが
『帰る場所』ではなかった
それを求めるのは贅沢だと考えていた
これが私の生きた道のスタートライン
いかがだったでしょうか?
主人公の人生は
これから先どのような人生を
歩むのでしょう
お楽しみに…
Saki