表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/8

2

火曜日



例の殺人事件の続報が入ってきた。


殺された人の行動を調べて見たところ、昼間は大学生が学校、社会人が仕事で留守にしており、一番早く帰ってきた大学生が帰宅したのが午後六時ごろであり、最後に帰宅したのは三十代のサラリーマンで、午後九時ごろだそうだ。


近所の人が目撃している。三十代のサラリーマンが帰ってくる頃までに、途中買い物などに出かけた人はいるようだが、九時には住人全員が部屋の中にいたと警察は見ている。


そして住人の一人を友人が訪ねたのが午後九時半ごろで、その時住民の死体が発見された。


警察が駆けつけて調べているうちの、マンションの住人が全員殺されていることが判明したのだそうだ。


その他に、検死の結果などとも照らし合わせて見て、十五人はそろって午後九時から九時半の間の、三十分足らずの短い時間に殺されていたことがわかった。


死因は全て撲殺。


一人残らず殴り殺されていたのだ。


つまり犯人は、たかだか三十分ほどの時間で、十五人もの人間を一人も逃すことなく殴り殺したことになる。


「とんでもない奴だな」


俺の独り言に美里がのってきた。


「あいつだからよ。普通の人間には出来ないわ」


「だからあいつって、なんなんだよ」


「知らないわ。でもあいつよ。間違いないわ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ