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撮影会モデルに 恋して  作者: 真言☆☆☆
5/6

二代目女王

 この日の東洋の奇跡の相方さんは、日本レースクイーン大賞・グランプリの

二代目女王だったのである。

 日本の400人を超えるレースクイーンのテッペンを獲った女性だけあって、

全然オーラが違った。

 水着姿の時はツインテールだったんだけど、実に可愛い。

 セクシーなのは言うまでもないが、その明るく優しい性格に、輝く笑顔に

魅かれる僕がいた。

 おいおい、浮気の浮気で浮気かいな。

 自分でもあきれたけど、その時はまだあるグループのリーダーで

歌とダンスを踊っていたので、それをサービスしてくれる。

 それが、またクールでビューティフル。

 ヤバい、ヤバすぎ。鬼ヤバだった。


 初めてのスタジオ内の撮影会も無事終わり、サイン会・握手会となった。

 僕は東洋の奇跡の列に並んだ。

 自分の番が来るのが待ち遠しい。

 やっと、僕の番が来た。

 三月の名古屋の撮影会の写真を見せると、僕のことを思い出してくれた。

 色紙にお礼を書いてくれたので、感動する。

 握手、やっぱめっちゃ嬉しい。

 

 そこで終わらないのが、僕。

 二代目女王の列にも並んだ。

 カメラマンの方って、色々プレセントをすることを学んだ。

 僕は色紙だけど、前に撮影した写真を引き伸ばし、それにサインを

もらっている方もいた。

 握手してもらってニンマリしたんだけど、この日はたまたまラッキーで

グッズを買ったおまけで、何とツーショットなるものを撮ることになる。

 自分でも顔がニヤケルのがわかるが、どうしようもない。


 この時の写真は、今でも大事にしまっている。

 部屋に飾ることができないのは、当たりまえだ。

 実際に僕が付き合っている彼女に殺されるもんね。


 その日から、僕の毎日のブログチェックは三人になったのである。

 

 

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