表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白魔!! トリップ白魔術師のハチャメチャ学園生活!?  作者: 米魂
一章!! トリップ白魔術師は窓際がお好き
2/2

柊 一正について

 俺こと柊 一正について簡単な説明をしたい。俺はトリップ前はいたって普通の男子だった。特に頭も良くはなく、運動も特に出来たわけでもない。容姿も普通だろうし、家は中流階級位で、特に歴史も無い。そんな平々凡々の俺は高校一年の時、突然トリップをした。俺が覚えてる限り、何かした訳でもなく突然

異世界に飛ばされた。飛ばされた異世界の名前は《エデン》と言われる世界で、俺はその世界の森に落ちた。突然飛ばされた俺はなにが起きたか分からずに森を彷徨った、彷徨う最中俺は森に住むゴブリンに襲われた。考えてほしい、いきなり見知らぬ土地に飛ばされて、見たこともない生物が襲ってきた恐怖を。俺は当然のことながら逃げ惑った。しかし、野生の魔物と現代の少年。どっちが速いか?答えは簡単、俺はゴブリンに追い付かれて棍棒で殴られた。痛みでうずくまる俺に対して、ゴブリンは俺を喰らおうとトドメを刺そうと近づいた。俺は諦めて目を閉じた。目を開けたらなにが見えるのか?俺はそんなことを考えてから数秒後、俺は目を開けると、そこには首と胴体が切り離されたゴブリンと、その血で染まった服を着て、ゴブリンを切り裂いたであろう剣を持った銀髪の少女が居た。

 「大丈夫か?」

 これが、後に勇者になる少女。クリスティア・ホワイトリリィーとの出会いである。クリスティーに助けられた俺は彼女の村に向かって彼女の家に居候する事になった。最初は色々不便ではあったが、村の人達の温かさ、仏頂面で不器用だが優しいクリスティーが俺が異世界に飛ばされた不安を払拭してくれた。

 そんな生活から半年、その温かい生活は無惨にも壊された。それは魔物が村を襲ったのだ。それも大勢の魔物が、最初は村の男達や、村で一番強いクリスティーが魔物を追い返していたが、黒い鎧を纏った騎士が魔物を連れて襲ってきた。その騎士は魔物の配下にして俺とクリスティーの宿敵である暗黒騎士アザル、アザルは凄まじい程剣術に長けており、クリスティーを簡単にあしらった。絶望的な状況に、村長と村の皆は俺とクリスティーを逃がすために、井戸に隠して魔物に立ち向かった。クリスティーは抵抗するも、村長が気絶させて俺にクリスティーを託して俺に言った。「クリスティーはこの世界の希望、君には彼女を支えて欲しい」そう言い残して俺達を井戸に隠した。その時の俺は、無様に恐怖で震えていたのだ。村の皆は勇気を出して魔物立ち向かっているのに、俺は恐怖で震えている。その時の俺はクリスティーを支える事を忘れただ死にたくないと考えていたのだ。それから一晩経ち、俺達は井戸から出るとそこには焼け野原と死体の山。それを見て確信した、あの温かい村や優しかった皆は死んだのだと。俺はその場で泣き崩れた、皆が死んだことよりも、自分の無力さに嘆いた。その日俺は決意したのだ。大切なものを守る強さが欲しいと。

 俺から俺達は村の皆を埋葬してから旅に出た。俺はその時から白魔術を学び始めていた。そもそも白魔術は村の村長が教えてくれていたので、村に残っていた魔術書と村長の杖を携えていた。最初の頃は回復魔法すらまともに使えなかったが、村の皆を助けられなかった自分を変えたいと思いながら必死に覚えた。そして、旅の最中に仲間も増えた。一人は腹黒魔女のフレデリカ、チンピラ拳闘士のアンナ、生真面目聖騎士のマリア。この濃い面子で俺達は数々の敵と戦った。東に行けば水害を巻き起こす邪龍を切り裂き、西に迎えは砂漠を彷徨うゴーレムを砕き、北に飛べば氷海を縄張りにしてる海魔をぶっ飛ばし、南に泳げば火焔の巨人を消し去った。数々の敵を倒した俺達は遂に魔王の居城に辿り着いた。そして、宿敵アザルと対決。そして、全ての元凶たる魔王との最終決戦。ここら辺は長くなるので、今は保留する。で、魔王と戦って俺はその際に捨て身の特大魔法を撃ったら、何故か気付いたら病室に居た。曰わく、一年間行方不明だったが、突然現れたそうだ。両親には心配を掛けたり、隣に住んでる煩いアイツも泣いてた。そんなわけで、あれから一年経った現代俺はと言うと。

 「風は何よりも速く 何ものにも縛られない 自由の使者よ我が身に汝の靴を」

 風の付与魔法を使って大急ぎで走っていた。《エデン》から帰ってきた俺はなんと、あの世界での魔法が使えるのだ。きっかけは病室で飲み物を取ろうとして《エデン》に居た感覚で転移を使用したら出来てしまったのだ。それから色々試したら、自分が使える魔法全てが使用出来たのだ。それを知った俺は嬉しさと同時に不安があった。この現代で魔法が使えるのは俺のみ、もし、魔法のことがバレたらマズい。そう考えた俺は魔法を極力使わないように決めたのだが、いかんせん、魔法は便利なこともあり、しょっちゅう魔法を使ってる。但し、人前では使わないと決めた。今も裏路地を巧みに使って人目に付かないようにして走っている。この世界で唯一魔法が使える高校生それが俺こと柊 一正である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ