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Rein  作者: たまごやき
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未来周期

彼女はバスに乗り帰路に着く。ここ最近は特に肌寒い。


防寒具を妥協しないで良かったな、とふと考える程には。




自宅の階段を登り、手を洗い、自室の扉を閉める。


再び、彼女の目が光った。




「さて、第二ラウンド」




彼女の容姿が大きく変わった。部屋の様相も数秒前とは大きく異なる。


帽子を被り、髪型を調整し、彼女は家を出た。




「やっぱ100年後は進んでんね」




自転車、いや自動転車に乗り、彼女はそのまま街へと向かう。


彼女は次世代の器を乗っ取ったのだ。

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