貴方の心無い一言が、毎回私を傷つけてるのが分からないの?
私の彼氏は、“なんでも濁さずはっきり歯に衣着せぬ言い方の彼。”
正直、私の心はもうボロボロになっている。
昨日の晩も二人で整形手術をしたいと言う女性のテレビを観ていて、
女性がキレイになる番組だったのだが、、、。
急に彼氏が私にこんな事を言い出したのだ!
『“お前も、ブスなんだから! 整形したらどうなんだ?”』
『はぁ!? 何言ってんのよ!』
『テレビに今映っている女性もあんなにブスだったのに、整形してあんなに
キレイになったんだぜーお前も整形したら? ああなれるんだって!』
『うるさい! 私の顔を馬鹿にしないでよ!』
『別にバカにしてないって、ただお前はブスだから、』
『“黙れ! もう喋るな! うるさいんだよ!”』
『もう少し言葉遣い直せよ! 汚い言葉遣いすんな!』
『“そっちが悪いんでしょ! いつもいつも私を傷つける事を言うから、
10円ハゲできちゃったじゃない!”』
『それ? 俺のせいか?』
『絶対そうよ! 私の心はアンタの無神経な言葉で傷ついてんの!』
『マジかよ、ブスも傷つくんだな。』
『“その言い方が傷つくって言ってんの!”』
『・・・確かに、俺も心改めるわ! すまん。』
『何よ、急に?』
『い、いや、俺も無意識にズバズバ言うから相手を傷つけてるのは
よく分かってるんだ! いつもごめんな。』
『“急にアンタが私に謝ったら? 雨降るんじゃない!”』
『“もう降ってるけどな。”』
『えぇ!? 嘘? イヤだ! 本当に雨降ってんじゃん! 洗濯物、今日に
限って外に干してたのに、、、!』
『早く取り込めよ!』
『そんなの分かってるわよ!』
『“でもさ、いつも俺、人に謝んないからそりゃ~雨も降るよな!”』
『結構、気にしてたの?』
『まあな、俺もこれでも反省してんだよ。』
『分かった、“私! 整形するわ!”』
『はぁ!? やめとけって、俺はそういうつもりで言った訳じゃない
んだから! もう気にしなくていいんだよ。』
『そうじゃなくて! プチ整形よ、一重を二重にしてもらうだけ!』
『どんぐらい金が、かかるんだよ。』
『2万から4万の間かな。』
『“金は全部! 俺が出すわ、今までお前を傷つけてきた償いにな、”
『バカ! そんなのいいわよ、私だって女の子だからキレイになりたい
だけなの! 分かってくれた?』
『“いや、俺に出させてくれよ!”』
『・・・面倒くさいな、分かったわよ!』
『それと俺も一緒に整形外科に行くから!』
『はぁ!? なんでよ!』
『・・・心配だからだよ。』
『なに、急に優しくなっちゃって!』
『“本当の俺はこうなの! いいだろう俺も行くから!”』
『・・・あぁ、面倒くさいけど、うん! いいよ。』
・・・という事で、“彼も一緒に私と整形外科へ。”
二重の手術も1時間ほどで終わった。
彼はこの事があってから、物凄く私にも優しくなったわ。
今では私の顔を見ると? “今日もかわいいね”と言ってくれる
ようになった。
嘘みたいだけど、本当に彼氏は180度性格が変わったかのように
優しくなったのだ!
今の私は? 彼に毎日癒されている。
“貴方の心ある一言が、毎回私の自信に繋がっているわ!”
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




