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私と心と障害  作者: 和泉 稀癒
12/12

メール


「会社から関わるなとお達しがありました」


 いざ弁護士との打ち合わせをお願いすると二人とも手を翻してきたのだ。


(会社ぐるみでの隠蔽か)


 主任は私の証人になると言ったのに店長の証人になっていた。

私は怒りと呆れを感じた。


「ちょっと証拠が少ないですが頑張りましょう」


 弁護士はそう言い全力を尽くすと言ってくれた。


(携帯を変える前に行動しとくべきだったな)


 私はメールの内容を思い出した。


[おpうぷ]

[おpの写真送って]

[家遊び行っていい?]


[示談金100万払う]

[示談が無理なら辞める]


 など店長からのメールや主任からのメールもあり、証拠としては十分だったのに引き継ぎしなかった事を後悔した。

 相談しに主任と会う約束の記録もなかったのだ。


 決定的な証拠もない、証人も相談していた友人しかいないという厳しい状況の中、慰謝料請求の裁判が始まった。

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