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私と心と障害  作者: 和泉 稀癒
11/12

証人


 双極性障害になり障害者手帳も持つようになった。

数ヶ月静養し心が安定した頃、ふとどうして自分だけこんな目にあっているのかと、なぜ加害者は何の罰も受けていないのかと疑問に思うようになった。


 そして私は約2年の時を経て弁護士に相談することにした。


 弁護士に相談し、内容証明郵便を出すことにした。

友人の力もあり証言や当時のカルテ、日記を証拠に着々と準備をした。


 何度も弁護士との打ち合わせを重ね相手の住所も調べ内容証明郵便を送った。

店長は結婚して相手の名字になっていた。


内容証明を送って暫くすると店長はやってないと言い弁護士をつけてきたのだ。


「どうしますか?

 このまま裁判を起こしますか?」


「お願いします」


 弁護士が最後の確認をして遂に裁判を起こすことにした。


(人の人生を壊しておいて嫁と子供とのうのうと幸せに暮らしてるなんて)


 私は当時の仕打ちを思い出しパニック発作を起こしながらも怒りも感じていた。


「相手は物的証拠が無いからやってないと言ってますね。

 何か他に証拠になるのはありますか?

 メールや目撃者とか」


「携帯を変える前ならあったのですが…

 目撃者は当たってみます」


 弁護士に相談する前に携帯を変えていた私はメールの証拠がなく、

主任や元同僚に証言して貰うようにお願いした。


「主任お久しぶりです。

 裁判を起こすことにしたのですが証人をお願いしてもいいですか?」


「久しぶりだね。

 勿論いいよ

 やったことに変わりは無いからね」


 主任も元同僚も最初は証言してくれると言っていたが・・・



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