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自由!リバティマジック!  作者: 神崎きのこ
第二部 開幕
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ローレスタウンの歓迎者

久しぶりの投稿!第二部、みたいな?あちゃー、二部まで全員揃わなかったかー!!さて、二部からは、もっとバージョンアップして’行きますよぉ?

第六十五章


「疲れてき、ました…」

 「…わたくし達の鞄はディケさんとモーシアさんが持って下さっているのだから、もっと頑張りなさいな…でも、確かに先ほどからずっと歩きっぱなしね…」

 リバティマジックのメンバーの中で、侯爵家出身のアニーとシェラは、他のメンバー達よりも体力が少なかったのだ。


「ナスビによると、あと少しみたいだよ!頑張って!」

 ディケはノイの手に持っているナスビを覗き込んで後ろをトボトボと歩く姉妹に声をかけた。因みに、このナスビとは、『Navigation super box』のことであって、決っしてディケはノイが手に持っていた野菜のナスビを覗き込んでいた訳でも、ノイが野菜のナスビを手で持って歩いていた訳でもない。


「…頑張れ、シェラペティー…」

 ゾーシは頬を赤らませながら、シェラの横に並んで、彼女の背中を優しく押してあげる。

「ありがとう、ございます、ゾーシ君。」

 シェラの眩しい笑顔に、ゾーシの顔はさらに赤くなった。その様子を、アニーは微笑ましく見つめる。


「…あなた達を見ていたら、なんだか元気が出てきましたわ。さぁ!張り切って行きますわよ!!」

一人ガッツポーズをして足を早めたアニーを見て、シェラとゾーシ、妹と弟がドン引きしたことを、彼女は知らなかった。



「着いたー!!」

ディケは腕を目一杯伸ばして叫んだが、他のギルドメンバー達はシーン…と、固まっていた。


「…は、晴れているのに、すごく暗い雰囲気ですわね…」

「建物や、生えている植物などの影響でしょうか?ほら、黒や紫など、全体的に暗い色のものが多いですから!」

「自分は、良い色合いだと思う…黒、好きだし…」


「あっ、あれなん、ですか?!すっごく、ぐにゃぐにゃ曲がって、ます!色も、紫と緑で!うわぁ!大きい!!」

巨大でうねうねと多方向に蔦を伸ばす奇妙な植物に近づいて行こうとしたシェラを、アニーは急いで止めにかかる。


「ちょっとシェラ、危ないものかも…」

「あれは、ドクドクソウ、つって、触るだけですぐに全身に毒が周る困りもんだぜ?」

突然、シェラの目の前に金髪の男が、『ザッ』っと現れた。まだその見た目は若いが、耳にジャラジャラと金銀のピアスを付け、印象はかなりチャラそうだ。


「あ、あなたは…?」

「うわぁ、キラキラ…」

アニーとシェラは男に尋ねた。(シェラは尋ねた、ではなく、呟いただが。)


「俺はリストス!リスティーって呼んでくれても良いんだぜ?可愛いお嬢さんっ❤︎」

リストスと名乗った男は、アニーにウインクを飛ばした。アニーはギョッとして、シェラを連れ後退する。


「あーあー。そんなに警戒しなくても。まぁ良いけどさ、この街には俺より怖い奴らがわんさかいるんだから、気をつけなよ〜。それじゃあな〜」

リストスはそう言うとシェラの頭をポンと撫でた。そして、手を振りながら去ってゆく。


「なんだか変な方でしたけど…」

アニーがディケ達の所へ戻ろうとすると、ゾーシが駆けてきた。

「待てっ!!止まれ!そこの金髪のお前!!」

ゾーシはアニーとシェラの隣に立つと、リストスに向かって叫んだ。


「…なんだよ?少年。」

リストスは剣呑な雰囲気を纏った表情でゾーシを振り返った。


「お前、シェラペティーから何か取っただろ!!今すぐ返せっ!!」

ゾーシの言葉に、シェラはハッとして腕を見る。そこには、先ほどまであったはずのブレスレットが無くなっていた。

「なっ、ないっ…」

シェラの表情は青ざめている。アニーはリストスを見た。


「チッ…隠れてんのに随分と目が良いんだな、少年。そうだよ。俺が取った。ほら。」

そう言うとリストスは桃色のビーズで作られたブレスレットを指先で掲げた。


「かっ、返してっ!!」

「嫌なこった。これは売って金に変える。この街の人間は盗み盗まれ、そうやって生きてるんだからな。ここに来たのが間違いだった。貴族様はお屋敷に戻りな。」


 リストスはさっきまでとは打って変わって冷たい目をして言い放つと、走りだした。

「待てっ!!」

その後を、ゾーシが追う。


「えええっ!!なんかヤバい状況だけど、とりあえずぼくも追いかけるよ!!」

ディケもシェラの鞄をノイに手渡して、二人を追って駆け出した。


「私は、アニーとシェラを守ります!」

「うん!お願い!!」


「ディケさん!ゾーシくん!!絶対、取り返して!!あのブレスレットは、お父様がくれた物なの!旅に出る前に、これをお母様とお父様だと思ってって!!だからっ…」

「任せてっ!!ね、ゾーシ!」

「うん。絶対に、取り返す。シェラペティーを、悲しませない!」



ノイ、アニー、シェラは走り去るゾーシとディケの背中を、黙って見つめていた。



奪われたシェラのブレスレット☆ーーーーーー!?

なんか、よくある編集者さんのコメント?みたいなのを打ってみましたけど…合ってる?編集者さんだっけ?あれ書いてるの?誰なんだ…???


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