ギルド、作りましょ?!って!!きみのお父さん!!見たことあるよ!!えっうそーん!
前回ほら、ノイくんの髪型の話したじゃないですか?黒髪センター分け。あれね、お父さん譲りなんですよ。もうね、ノイくんとノイくんのお父さん、見た目ホント全然変わらないんすよ。あ、お母さんの、アンジュちゃん?あの子めっさ美人すよ。金髪碧眼。もう普通の外国人と変わんないす。でも、憧れるよね。金髪に青い目って。
第五章
「は、はぁ?!」
「え、ギルド、知らない?有名なんじゃないの?」
「え、まぁ…そうですが…」
「じゃあ、やろう!一緒に!」
「いやいや…そう言う事にはならないでしょう…」
「え、えっと…どうか、ぼくと一緒に、ギルドをやってくれませんでしょうか…」
「いや、言い方の問題じゃなくてですね…」
「え、ええっ?!じゃあ、どうしたらやってくれるの?!」
「どうしたらも何も、私は最初からギルドを作ることも、入ることもお断りする所存です!!」
「ええーっ?!そんなぁ…これで33人目かぁ…」
ーえ?そんな勧誘してたのかこの少女…
「とにかく、助けて頂いたことには、お礼申し上げます。…それではこれで失礼します。」
ノイは踵を返すと早足でその場を去った。
ー少し可哀想ではあるが、ギルドに入ることは私の目的の妨げになる…今は父さんを探し出すことに専念せねば…あ、そういえばあの少女に父さんのことを尋ねるのを忘れていたな…だが、今戻るのは…
ノイはそんなことを考えながら、ズボンのポケットから自分の父親の写真を取り出して眺めた。自身と同じ黒い髪と青い目。少し色は違うが、緑色のフレームの眼鏡をかけているのも一緒だ。
ー父さん…一体何処に…
「あっ!やっぱり見たことあると思ったら!!」
明るい声が聞こえたかと思うと、さっきの少女が横に立っていた。背伸びをしながらノイの持っている写真を指差すと、
「この人、似てるけどきみじゃないよね?お父さん?親戚の人?」
「え…えっと、私の父ですが…も、もしや、父をご存じなのですか?!」
ノイが少女に詰め寄ると、少女は少し後ずさって言った。
「えーっとね、多分、ぼくのし…あ、い、家に出入りしてたかなぁ…」
ー家…?私の父が、この少女の家に…?
「そ、それはいつの出来事ですか?!」
「3年前…3年前ぐらいまでかな、3年前までは、結構来てたと思うよ。」
ー3年前…父さんが突然いなくなるまでか…多少は信用できるかもしれない…
「3年前からは、父は一度も貴女のご自宅を訪れてはいないのですか?」
「う、うん…多分…ぼくの知る限りでは、そうだよ」
「そうですか…」
ーこの少女が何者かはわからないが、父さんを見つけるヒントになるかもしれない…
「…ギルド。」
「え?」
「ギルド、入っても良いですよ。ただし、私の目的達成を手伝って下さるのであれば。」
「ほ、ほんと?!やったー!!これで二人だぁ!もっとメンバーを集めて…全員で7人ぐらいが良いかな?あ、で、きみの目的って?」
「3年前に突然姿を消した父を、見つけ出すことです。」
わぁ!ギルド作ることになったよぉ!でもね、一応言っておくけど、私、ギルドに関しての知識、皆無です。はい。ほんと、何も分かってません。いやはや困ったのぉ。あ、で、今回まででほら、ノイくんとディケちゃんの髪型とその他諸々の見た目の話が出てきましたよね。細かく説明してますよ。何度も。なんか、キャラのイメージはつきやすい方が良いじゃん?って言っても、私の画力ではリバマジメンバーをイラスト化することはできないんですけどね。いつか、めっちゃラフ描きで出そうかなとも思うけども。