タイトルつけんの超面倒…えっと、47章です。
タイトルをもう手抜きにし始めちゃったよ…おしまいだよ…
第四十七章
「さて、終わりにするかァ。今回は、どれだけ金が入るかねェ…っと!」
「がはっ!!」
ディケの口から血が溢れた。内蔵が破裂しているのか、体がゴロゴロと奇妙な音を立てている。呼吸も、苦しくなってきた。
ーあぁ…ぼく、死ぬのかなぁ…せっかく、家出までして、ギルド作ったのに……ノイ…アニー…シェラ……ゾーシ…
「ディケッ!!」
ー幻聴…?ノイの声がした気がしたなぁ…もう、なんだか頭が朦朧と…
「しょっ、召喚魔法っ!!」
「エンチャント!!ゾーシの召喚魔法に攻撃力増加の付与!!」
ーノイの、魔法…それに、ゾーシも…
渾身の力を振り絞って目を開く。そこには、複数の男達を締め上げている二人の少年の姿があった。ディケはホッとして、笑顔を作ると、意識を失った。
「ディケ!!」
ノイは絞め技で押さえつけていた男を放り投げると、ディケに駆け寄った。
「ちっ、血まみれだっ…早く、病院にっ…!!」
ゾーシも近づいてきて、ディケの状態に顔を青ざめる。
「きっと、アニーとシェラが治してくれます!ですが、早く戻らないと、命が危ない!!」
バタバタとディケを抱えあげ、闘技場を出ていこうとした二人に、男が叫んだ。
「おいおいおいおいおい!!なァに出ていこうとしてんだァ?この闘技用コートに入った瞬間から、お前もファイターなんだよォっ!!」
そう、グレゴリオだ。グレゴリオはノイに飛びかかった。ノイはディケを離してゾーシに叫ぶ。
「ゾーシ!!ディケを連れて、この場所に!!」
ノイにナスビを投げてよこされたゾーシは、ナスビの画面とディケを交互に見つめる。因みに、このナスビとは…今は真面目な展開なので、この話は止めておきましょう。とにかく、ゾーシはナスビの地図画面を頼りに、ディケを背負って闘技場を出た。
「待てッ!!このガキッ…」
グレゴリオは黒く固まった魔力に白い魔力が絡みついている様な、珍しい魔力を持った子供に対して怒鳴る。だが、青い魔力の長身の男が暴れて、男を抑えておくだけで精一杯だ。
「行かせないっ!!」
叫んだ男を、グレゴリオは連続で殴る。
「ぐっ…」
ノイはもがいたが、力の前に屈してしまった。
ー強すぎるっ…流石本職といった所か…
必死にもがくが中々抜け出せないノイの前に、黒い猫の仮面をつけた一人の男が現れた。その男とは、ルドルフ・ウィグズリー侯爵だった。
「グレゴリオ、殺すのはやめるんだ。」
「あァ?その声と魔力、ルドの黒猫か…?」
「あぁ。その男、付与術を使う様だな。私の役に立ちそうだ。殺すのは止めてくれ。」
「…分かった‥」
男の手が休まった瞬間、ノイは男の下から抜け出た。グレゴリオとルドルフに構える。
「賢い子だ。やはりお前の様な人材が私には必要だ。自分から着いてこないのなら、力ずくでも屋敷に連れて行く。」
ルドルフは静かに仮面を取る。左目は傷で隠れているが、右目は至って普通の翠眼だ。
ー目に秘密がある可能性が高いとゾーシが言っていた…気をつけなければ…
「お前には私の下僕となってもらう。」
ルドルフはノイに向かって真っ直ぐと手を伸ばした。
ノイの意識は、そこで途切れた。
トランスフォーマーって映画、CGが凄いですよマジで。かっこよすぎだわ。




