いっやみじか?!めっちゃびっくりしたわ!短い!!
タイトルね…思ったままを書きました。Soraにも注意されちゃったし(泣)
第三十八章
ゾーシは地面に手を下ろす。全力を尽くして。生力を、全て吸い取られた様な気がした。
半分は白く、もう半分は黒く輝く、広範囲の魔法陣が地面に現れた。途端、ゾーシは左目を押さえて蹲った。何か鋭い物が刺さったのかというほどに、強く痛んだ。
何度か目を閉じ、そして、開いた。そこには、死んだはずの兄妹が立っていた。
「兄さんっ!!姉さんっ!!」
『呼ばれて出てくれば、ここは俗界か…?俺たち、死んだはずだぞ…?!』
『兄さん、後ろを見てみな。ゾーシだよ!ん?ちょっと身長伸びたかい?』
呑気にこちらを見ている兄妹に、ゾーシは抱きついた。
「会いたかった…兄さん、姉さん…っ!!」
『…ゾーシ、アンタ、禁忌の魔法を使ったのかい?』
『なっ!!だから俺たち、俗界に?!』
「うん…」
ゾーシは頷いた。
『…多分母さんは、アンタに自分の父親、もしくは母親でも呼び出してほしかったんじゃないかねぇ…』
『おまっ、傷だらけじゃないか!!何があったんだよ!!』
近付いて来た兄を、ゾーシは首を振って拒んだ。
『あっ、てかゾーシ、お前、俺たちを同時に呼び出すなんて、それは不味くないか?!禁忌魔法だぞ?魔力消費も激しいはずだ!!』
『確かにね…そういや、母さんはどこだい?母さんならゾーシを助けられるはず…』
「母さんは…二人が殺された後も、帰って来なかった…絶対に戻るって…言ったのに…」
『ええっ!!と、いうか、まずここは…』
キョロキョロと辺りを見回した兄妹は、目の前に巨体の人間が立っているのを見つけた。
『…ゾーシ、誰だ?あの人間。味方じゃなさそうだよな…』
『それは、ゾーシが傷だらけでアタシ達を呼び出したのに関係してるんじゃないかい?』
「兄さん、姉さん、アイツを…殺して。」
ゾーシは俯いて言った。兄妹は一瞬だけ、目を見開いたが、すぐに頷いた。
『お前の望みなら。二つ目の命、お前のために使おう。』
『アタシ達を呼び出したのはゾーシ、アンタだ。好きに、操作しな。』
兄妹は揃って男に警戒態勢をとる。
ゾーシはそんな二人を見て、静かに涙を流した。彼の白い左目は、頼もしい姉の白い背中を、映してはいなかった。
なぜ片目が白いのか。それは禁忌の魔術を使用したからですね。死者の蘇生という。元々ゾーシは、この物語が繰り広げられている世界では珍しい、黒い瞳を持っていんですが、禁忌の死者蘇生をしたせいで、もっと珍しい白黒オッドアイになってしまったんですよ。だから、もしディケやノイがこの魔法を使ったりした場合は、片目だけ白で、オレンジと白のオッドアイとか、青と白のオッドアイになってたんですね。てかオレンジと白のオッドアイってかなり気味が悪いような…




