好奇心は大事大事。想像力も、大事。二つとも、大切に。
さて、教訓のお時間です。今日の教訓は、好奇心と想像力は大事、でした!
第三十四章
「…シェラペティー、お前はなんで、アイツらと一緒にいるんだ…?」
「アイツら?」
「…リバティ…何とかって…」
「あぁっ!リバティマジック!私もそのギルドメンバーの一人なん、です!!」
「ギルド…?」
「うん!よくは知らないけど、ディケさんもノイさんも、いい人達、ですよ!」
「…よくは知らないって…それ、大丈夫なのか…?」
「うーん…でも、アニーもいる、ので!!」
「アニー…あの人は、お前の姉さんなのか?髪の色とか、同じだけど…」
「うん!アニーは私より、4歳年上の15歳、です!」
「…てことは、お前も11?」
「そう、ですけど、『も』?」
「自分も11。12月生まれの。」
「ええっー!!ゾーシくんの方が年上?!」
「…へっへっへ!!崇めろ、敬え!!」
「むぅ!偉そう!傍若無人!!」
「なっ、てか、傍若無人ってなんだよ!!」
「アニーが言ってた!!良くは知らないけど!!」
「意味分かんないで使うなよ!!」
「傍若無人とは、他人のことを考えず、勝手気ままに振る舞うことですよ。」
楽しそうに言い争っていた子供達の前に、青年が現れる。そう、完璧なる紳士、ノイ・モーシアさんである。
「ノイさん!」
「やはり、シェラとゾーシを二人だけで行かせるのは、不用心だと思いまして。ゾーシの実力は知っていますが、紳士として、見過ごすわけには。」
「…」
ゾーシは黙ってノイを見上げる。考えていることはただ一つ。
ーどうやったらそんなに高くなれるんだ…?
ゾーシはノイの高身長が欲しかった。とても。今すぐに。
「?どうしました?ゾーシ?」
ノイはゾーシの奇妙な視線に気がついて、額に汗を浮かべながら尋ねた。
「…今日、何食べた…?」
「…ええっとですね…キュウリを…」
ノイの言葉に、ゾーシの頭は大混乱した。
ーキュ、キュウリだとっ?!キュ、キュウリを食べたら、こんなにデカくなるのか?!き、きっと、大量に食べたんだ!!食べた分だけ、大きくなるのが普通だからな!!
「何本…?」
「一本…」
ーなななっ!!キュウリ一本?!朝昼合わせてキュウリ一本食べるだけで、こんなにデカくなるのか?!
「…自分も、キュウリ食べる…」
「え、あ、はい…?」
一連の男子達の会話を横で聞いていたシェラは、優しく微笑んだ。
二人とも面白いっ!!
そう、この子もまた、好奇心が凄まじい子であった。
次の教訓は何かなぁ〜。完全に銀魂感増してるよ。でも、尊敬する漫画に近づけて、嬉しいです!!実写版も、最高なので是非見てね!




