喋るのはいいことです。ただ、出る杭は打たれるのでご注意を。
また変な教訓みたいなのを題名にしてしまった…
第三十一章
「着いた…」
ソーシの案内で森につく頃には、ゾーシはすっかりリバティマジックに打ち解けていた。明るくみんなを引っ張るディケ、後ろから皆を優しく見守るノイ、美麗で面倒見の良いアニー。そして、可愛らしくて愛くるしくて眩いシェラ。
「うわ見てみて!何この赤いの!!星型だよ?!」
ディケが道の横に生えていた茂みを指さして言う。その葉には、小さな赤い実がなっていた。
「なんでしょうか?ヒイラギに似ていますが…違う様ですね…」
ノイはしゃがんで多方面からじっくりと実を見て観察する。
「星型なんて、可愛い、ですっ!!」
シェラもはしゃいでディケの隣に座り込む。
「…それ…ステラギ…実…」
「ステラギ?聞いたことありませんけど…」
ゾーシの言葉に、アニーは首をかしげた。
「この…森……ステ…ない…」
「え?この森、捨てない?」
ディケが聞き返す。ゾーシは少し口をもごもごと動かすと、覚悟を決めたように、口を開いた。
「こっ、この森でしかステラギは見られない!珍しい植物なんだ!」
「おお、なるほど!」
ディケは大きく頷いた。その様子を年長のノイとアニーは苦笑いで見つめる。
「すごいっ!ゾーシくん、なんでも知ってる、んですね!!」
シェラの言葉にゾーシの頬はブワァっとステラギ色に赤く染まった。
「ゾーシさん、もしかしてシェラに…」
アニーが言いかけたのを、ノイが手で制する。
「優しく見守りましょう。年長の者として。」
「え、えぇ…そうですね。…身分の差はありますけど…あまり気にしなくても良い気がしますわ。あの両親ですし。」
ノイとアニーは可愛らしい小さな二人を、優しい目で見つめた。そんな二人の様子を、ディケが、ミミズとかダンゴムシとかを石を持ちげた時に見つけた時の様な目で見ていたことに、気づかないままで。
ミミズとかダンゴムシとかを石を持ちげた時に見つけた時の様な目で見ていた。
これですが、解釈は何でも。読者さんが思う通りが、きっと正解です。




