走れ走れー追いかけられたら、逃げるよね。
いやぁブックマークなかなか難しいですねぇ。どのくらい上げたら良いのか、ちょっとわかんないので知り合いのこのサイトで作家をやっている人に聞こうと思います。
いやなんかさ、鷹の名前単純すぎね?と思ったけど、これぐらいがちょうど良いのですよ。はい。そうなのですよ。あ、後書き結構長いからよかったら見てくださーい!
第三章
「クレヴァー!!」
ノイが叫ぶと、鷹はその目を見開き、大きな翼を広げて強い風を起こすと勢いよく飛び立った。
「待てっ!!クレヴァー!!父さんはッ!父さんは、何処にいるんだ?!教えてくれ!!クレヴァアッ!!」
ノイは小さくなった鳥の影に向かって声を張り上げたが、その姿が再び戻ってくることはなかった。
ノイは地面に崩れ落ち、自分の影を見つめた。
ーあの鳥は…父さんの鷹だ…父さんがいなくなったあの日に、姿を消した…こんな所で…こんな所で…クレヴァーを見かけるとは…
「な、なんなんだ…?お前…いつから…いつからここに居た…?」
ーし、しまった!ここはっ…
「こ、こいつ、俺たちの取引を見たな…?」
「どっちにしろ、この場に俺たち以外がいるという事実は変わらない。」
「捕らえろっ!!」
男たちが黒い服を翻し、ノイに向かっていく。
ーまずいっ!!私としたことがっ…!!
ノイは急いで立ち上がると、元来た道を全速力で走り始めた。
「逃げたぞ!!追いかけろ!!」
男達もノイを逃すまいと、走り出した。
ーくっ…!!早く大通りに出ないと、今捕まれば私はっ…
ノイは必死の形相で足を動かし続けた。
ーここを右、左…次も左っ!!
「アイツ…迷いもなくどんどん走っていくぞ…?!」
「行き止まりの道に入るかもしれないってのに…」
「なんでだ…?」
「おいっ!!見ろ、この地図の通りだ!」
「はぁっ?」
「この、受け渡し場所の地図の通りに進んでるんだよアイツは!!」
「はぁ?!ど、どういうことだ?!」
「アイツ、道を覚えてやがる…俺たちが来た道を、そのまま引き返してるんだよ!!」
「そ、そんな事が出来るのか?!」
「知らねぇよっ!!とにかく、追いかけるだけだ!!」
「お、おおっ…」
男たちの混乱も他所に、ノイはどんどん走って行く。
ー次は左…よしっ!!この次を右に曲がれば、大通りに出るはずだっ…
そう、男達の言う通り、ノイは黒装束の集団の後を追いかけて来た道を、完璧に記憶していたのだ。
走れー!走れー!…さて、ノイ君はあの変な集団から逃げ切ることができるのでしょうか!いやー可愛い、可愛いよノイくん!!マジで愛着湧くよ。17で私より年上だけどもさ!因みにだけど、ノイ君の髪型は黒いセンター分けです。かっこいいよね。ほら、センター分け最近流行ってるじゃん?知らないけど。めっちゃ似合う人は似合うんだよなぁ。私が男子の髪型で好きなのは、襟足ちょっと長い人かな。あと、前髪は下ろしてる。真っ直ぐに。ストレートヘアが好み。ま、私の好みの話はどうでも良いのだけど、私の小説に登場するキャラたちは大体美男美女なので、覚悟しておいてください。私的に、どんなに性格が悪くても、どんなに見た目が良くなくても、犯罪者だったとしても、全く愛着が湧かないキャラは、いないんだけどね。