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自由!リバティマジック!  作者: 神崎きのこ
四人での活動開始! 〜五人目への道〜
22/67

なんか変な二人組と知らない場所で遭遇しちゃったよオーマイガー!!

Navigation Super Box = Na Su B = ナスビ

えっとね、前回、ノイはディケに抱えられて移動し始めましたが、ノイはちゃんと、ディケの負担を減らすために、付与術で自身とディケにかかる重力操作をしていました。それに並行して、自己回復も!だから、落とされた時、完全復活できたんですね!ってあっ!!ネタバレやん!!!

第二十二章


 「元はと言えばあなたが悪いのよ、シェラ。あなたがわたくしに口答えするから…」

 「わたしは本当の事を言っただけ、です!!」

 「まだ言うの?!あなたは自分の力を過大評価しすぎだって、言ってるでしょう?!」

 「そんな事ないもんっ!!アニーだって…」


 「ちょっと二人ともっ!!いい加減にしなよ!!もー!!二人が早すぎて、ここがどこだか全然分かんないよっ!!」



 ディケの声が後ろから聞こえ、口論に夢中になっていた二人は立ち止まった。周りを見渡すと、本当に自分達家族の領地なのかというほど、見覚えのない所へ来ていた。


 「こ、ここ…本当にパラディゾの領地なんですの?領地外に出るにはまだかかるはずだと思うんですけど…」

 「はい。ここはパラディゾ侯爵領のメグエキスです。ナスビでも、そう示してありますよ。」

アニーの言葉に、ノイがナスビをいじりながら答えた。因みに、このナスビとは、『Navigation super box』のことであって、決っしてノイは野菜のナスビを手で弄んでいたわけではない。


 「ええっ?!わたし、こんな所知らない、です!!」

 「知らないも何も…きみたちが連れてきたんだよ、こんな所に。もう、喧嘩はなしだからね!!ノイ、帰り道は分かる?」

 「ええ。今、調べます。ディケ。」


 「…自分より年の低い方に嗜められるなんて…不甲斐ないですわ…」

 「…あの…ごめんなさい、アニー。わたし…」

 シェラがディケとノイ、そしてアニーに言いかけたその時だった。


 「へいへいへいへーいい!!そこのねーちゃん方〜」

 「おいおいおいおーいい!!一人男も混じってんぞ〜」


 と、よく似た二つの声と共に筋肉質の大男達が現れた。特に目立つ二人の後ろにも、何人もの男達が控えている。その一人一人が、リス、うさぎ、オポッサムなど、野生に生息している動物達の籠を持っている。


 「おおっ?!マジじゃねぇか!男に様はねぇんだ…って、おい見ろよ!アイツ、嬢ちゃんに抱えられてんぜ?」

 「およっ?!マジじゃねぇか!なっさけね〜!へばっちゃったのか?俺たちを見てみろよ!このムキムキの体で、今まで何千もの獣たちを売りさばいてきたんだ!勿論、人間もな。ヒヒヒっ。」


 そう男達が笑い、ディケとノイは唇を噛み締めた。


 「ノ、ノイさんはそんな人じゃないもん!それに、動物さん達を売っちゃうなんて、おじさんたちは、本当に悪い人!!」

 そんな愚行に耐えきれなかったのか、シェラが一歩踏み出して叫んだ。


 「ちょ、ちょっとシェラ!止めなさっ…キャッ!」

 妹を庇うように大男達とシェラの間に立ったアニーが、男の一人に押され地面に倒れ込んだ。


 「ア、アニー!大丈夫?!怪我してない?!」

 シェラは反射的に動き、姉に駆け寄った。

 「…こんなもの、かすり傷ですわよ。それよりシェラ、早くディケさん達の所へ!」

 アニーはすぐに立ち上がると、シェラの身体をディケ達の方へ押した。


「俺様達に口答えするからだ。お前たちもすぐに売りさばいてやるよ。ほらっ!!」

 男がアニーの腕を掴んだ。アニーはすぐに振り払おうとしたが、男の力は尋常ではなく、掴まれた腕にどんどんと痛みがはしっていく。


 「アニー!!」

 ディケは思わずノイの体を放り出して火炎を放った。火炎は男の顔に直撃し、ノイは地面に転がり落ちた。

 「いっ…」

 「ご、ごめんっ!!ノイ!つい、助けなくちゃって…!!」


 「ご心配なく…ん?!!ディケ、足、動きます!もうそこまでの痛みはありません!」

 「そっか!良かった!…ア、アニー、大丈夫?」

 ディケが急いでアニーに駆け寄る。


 「ええ。シェラが治してくれますので。」

 「うん、任せて!」

 シェラは大きく頷き、アニーに手をかざした。



 「よし、これでアニーを痛めつけたあの人たちに仕返しをしてやれるね。」

 「目、怖いですよ。ディケ。」

 「ええっ?!」

 そう言って自分の唇を舌でペロリと舐めたディケに、ノイは辛辣な言葉をかけた。

 「まぁ、貴女の言葉は正しいですね。思い知らせてやりましょう。」

  ノイもずり落ちた眼鏡をしっかりとかけ直す。


 「二人だけで話さないでよ。おじさんたちに突き飛ばされたのは、私のお姉ちゃんなんだよ。擦り傷で済んだけど、そう簡単には許さない。」

 アニーの治療を終えたシェラもしっかりとした足取りで二人の横に並んだ。


 「妹だけには無理はさせられませんわ。わたくしだけではなく、沢山の動物達も助けなくてはいけないことをお忘れなく。」

 アニーもシェラの後ろへ続く。



 「うわぁ!かっこいいっ!!これぞ、ギルドだよね!!それじゃ、ギルドマスターとして、みんな、攻撃開始っ!!」

 ディケが男達に指を指すと共に、個人ギルド、リバティマジックのメンバー達は戦闘態勢に入った。



ここでここまでのリバティマジックのメンバー達の髪型や服装をおさらいしていきたいと思いまーす!☆


ディケ  ー赤毛ウルフカットとオレンジ色の瞳。大きいツリ目。フリルの付いたミニスカートと、短い茶色のローブ。靴下はハイソックス。靴については重要なことがありますので、今後のお話の中で触れさせていただきます。


ノイ      ー黒髪センター分けに濃い青い目。(かなり濃い。まぁ異世界あるあるです。実際にノイの瞳ほど濃い青色の瞳を持つ人は病気でない限り存在しません。まぁそれをいうならディケのオレンジもそうだけどね。あはは。で、服装は、普通のズボン、シャツ、ベスト、そしてお馴染みのマント。真っ白で、長身のノイの足首近くまである、ルイとお揃いの、アンジュお手製マントです。ノイが成長するにつれ、どんどん長くなってきた、旧友とも呼べる物ですね。腰には三つの袋を下げていて、それぞれ物が…まぁ、これも物語が進むにつれ、明らかになるやつです。


アニー   ー白いストレートロング。瞳は藤色(薄い)。垂れ目ですね。あと、身長がすごく高いです。平均よりも。服は目と同じ、藤色のドレス。ドレスって言っても、ワンピースみたいな感じで、動きやすい。靴は白いヒールのパンプス。


シェラ    ー白いふわふわロング。瞳は桃色(薄い)。垂れ目。てかロリ。身長は平均身長より低い。成長期きてない男子とほとんど同じぐらい。服装は桃色のドレスワンピースで、普段からアニー同様、それを着用している。

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