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自由!リバティマジック!  作者: 神崎きのこ
開幕
2/67

うわー鷹が喋ったーなんでーうわー

いやなんやこのテキトーなサブタイトル!!私多分サブタイトルつける才能ないですね。ハイ。わお。ま、いっか。なんかこのぐらいテキトーな方が、本文が引き立つってもんだよね!うん!!

第二章

 

 「この辺りで、黒髪で長身の、眼鏡をかけている男性を見かけませんでしたか?」

「いいや。見てないね。他をあたってくれ。」


 「すみません、この写真の人を知りませんか?」

「うーん、ごめんなさいね、多分知らないと思うわ。」


 「どなたか、この人に見覚えはありませんか?」

「どうだ?お前、見たことあるか?」

 「あ?いや、全く。ところでお前、知ってるかい?なにやら今王宮の方で事件が起こってるらしい。」

「マジでか?!あのクソ王が、誰かに暗殺でもされたっていうのか?」

 「さぁな。どっちにしろ、そっちの方が俺らは幸せだってことさ。」


「…ありがとうございました。」

その言葉と共に、ノイは聞き込みに来ていた街の酒場を後にした。

 

 「…はぁ、また駄目か。仕方がない、次の街に向かうとするか…ん?」

突然歩みを止めたノイが見たのは、怪しげな黒装束の男たちだった。

 


「なんだあれは。宗教団体かなんかか…?」


ノイは黒装束達のその怪しげな雰囲気に興味が引かれ、男達の後を着いて行くことにした。

 

不意に、男達はくるりと黒いマントを翻して右を向くと、細い路地に入って行った。ノイはそれを急ぎ足で追いかけ、狭く暗い路地に足を踏み入れた。何度か左右に曲がった後、男達が歩みを止めたので、ノイは男達の言動を伺う為、瞬時に物陰に隠れた。 


「約束の場所はここで会ってたよな?」

 「ああ。もうすぐ来るだろう。」

 男達は、誰かを待っている様で、ソワソワと辺りを見渡していた。ノイはこれから一体何が起きるのだろうと、不安な手前、ワクワクもしていた。まだ17のノイには、こういう隠密行動などには、少し憧れを抱いている面もあったのだった。



   ー今の私は、まるで機密情報を敵に渡すまいと暗躍する、クールな諜報員(スパイ)

 


 ノイは思わずニヤけた口元を両手で抑えると、男達の方へ視線を戻した。

 「遅えなぁ…本当に来るのかよ?きちんと金をもらえなきゃ、こんなもん作った意味がなくなるだろ。」

 「確かにな…もう来る頃だと…おっ?!」

男の一人が驚いたように声をあげて、空を指差した。

 「?!何か、こっちに飛んでくるぞ?!」

「に、逃げろっ!!」

   


   ーなんだ…鳥…鷹か…?鷹?!

 


 ノイも空を見上げ目を凝らした。飛んできたもの、その正体は一羽の大きな鷹で、鋭く光る鈎爪がついたその足には、青い宝石がついたチョーカーがついていた。

            

       「我、使いの者なり.例の物の受け取りに参った.」


 鷹は口を開けると、辿々しく、けれども深く、染み込む様な声で喋り出した。


 「た、鷹が喋ったっ…」

「この鳥、オウムだったりしねぇかなっ…」

 「バカ言え!どう見てもオウムじゃねぇだろ!」

 男たちは困惑した様子で、お互いを見渡した。


           「例のものを.」


 鷹は再び、声を発した。男達はそれを聞くと、すぐさま鞄から水色の液体が入ったビンを取り出し、鷹に差し出した。

              「…」


 「レ、レシピ通りにきちんと配合したんだ。効果は絶対保証だぜ。ええっと…鷹さん?」

 男の一人が、怯えたように、でも誇らしげに答えた。

 


   ーあの鷹は…やはり…



        「報酬.受け取るがいい.」


 鷹はビンを嘴に咬えると、爪を器用に使って翼に下げていた袋を地面に落とした。その中には、沢山の金が入っており、黒装束の男達は目を見張って喜び始めた。

 鷹が飛び立とうとしたその瞬間、ノイは鷹の目の前に飛び出した。


投稿頻度は、暇だったらテキトーにあげていきますね〜一日に二話とか、普通にあるかも。でも、YouTubeの方もやっていきたいなぁ。あ、で、二章の話だけど、ノイくんもまだまだ子供ですからねぇ。スパイ、憧れますよねぇーあ、まじSPY FAMILYラヴです。アニメオタクです。アニメ大好き!声優なりたいわぁ〜でも、頑張んなきゃねー学生は学ぶのが仕事なので。あ、私一応真面目ちゃんよ?YouTube行けば分かると思う。

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