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0話 プロローグ
はじめまして。
趣味なので、書き溜めなどはせず、書き上がったらあげるという方針でいきたいと思います。
最初に感じたのは、美味しさだった。・・・美味しいとはなんだろう?
何も見えない真っ暗な空間。何も聞こえないし何も感じない。見えるとはなんだ?聞こえるとは?感じるとは?美味しいとは?様々な疑問が脳裏をよぎる。・・・疑問とは?
そもそも何だろう?これ?あれ?それ?ここ?あそこ?私?僕?俺?なんだ、なんなんだ?混乱する。
◇
自分?のことは私と呼ぶことにした。だいたいわからないことが多すぎる。そもそも何故いきなり自我というものが私にできたのか?それまではただ近づいてきた獲物を食べては待ち、食べては待ちを繰り返していたはず。ん?獲物?
まあいいか。とにかく何故私はここに存在し、獲物を捕食し、急に自我を持ってこのように考えるようになったのか。つまり私は何者なのか?この疑問を解決するために生きていくのもそう悪くはないかなと思う。
だから・・・まずは寝よう。・・・おお、寝るとは何だろう?