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2-2 三年間と北端の領地

本当にすみません

手をけがしたりいろいろあり伸びましたすみません


「我、リオール・アルリアは今日よりマーメルとその周辺の領地を譲り受け、領主になることを宣言する」


◇◆◇◆◇◆◇◆◇


授与式と呼ばれるものが今やっと終わった。

今日は俺、リオール・アルリアの六歳の誕生日であり、北端の領地を譲り受ける日なのだ。

三年前のあの日からみっちり俺は稽古をやらされた。剣術、体術、礼儀作法、歴史それから計算。日本で言えば幼稚園の子どもなのにこれだけ多くのものをやるのがここでは必要なのだろうか?前世の記憶がある俺でも完璧にこなすのは少し大変だった。

今日まで沢山のことを教えてもらったが、何故か魔法だけは最後まで教えてもらえなかった。関係ない話かもしれないが一人称も僕に直された。

もちろん外面だけの話である。

さっき大変だといったが、確かにかなり役にたった。

特に剣術と体術は頑張っていたため、俺の先生ぐらいは倒せるようになった。この家は魔法特攻だから弱いのだろうか?それともちゃんとした先生を付けてくれなかったのだろうか?

でも俺は六歳児なのだからまぁまぁいいほうなのかもしれない。


ちなみに俺は稽古の余り時間は読書に費やしている。

この家にはかなりでかい書庫がある。

魔法書から図鑑、生物や魔物についてまとめた専門書なんかもあるのだ。

意外にこの家は大きいようで、三階建ての家が三つにわかれてるのだ。ただし半分ぐらいは出入り禁止のやつと倉庫である。

俺は家の外は出られないから今日が初めての外出なのだ。

そういえばステータスはまだ確認していなかった。そう思い情報を唱えた。



名前:リオール・アルリア

称号:アルリア家四男、マーメル領の領主

種族:人間ヒューマン

魔力:15000/15000

魔法:火魔法、水魔法、風魔法、氷魔法(固有魔法)、光魔法、闇魔法、土魔法、治療魔法

技能:希少スキル【想像者】

通常スキル【探知】,【鑑定】,【隠蔽】,【剣術】,【体術】,【槍術】


魔力の変化は少ないようだが技は確実に増えてる。

あと闇魔法は重力魔法や空間魔法とかあわせて闇魔法というらしい。


一応習得したのは中級で載ってた【影縛り】

名前のとおりの技である。使いどころは取り敢えずない。

あとは上級で【重力変化グラビティフォース

これも上と同じだ。

最後に俺が作った【謎空間エニグマスペース

まぁ、異空間だすやつだ。俺は入ったことないが、荷物入れるのには便利でよく使っている。

ほかの魔法として治療ヒールの上級種【上級治療アスピリン

や上級の風魔法と光魔法の混合でやっと出来た【飛翼フリューゲル

なんと光の羽が肩のところらへんに浮くのだ!しかも飛べる。まさにファンタジーである。人間一度は飛んでみたいものなのだ。

ほかにもいばらが生えてくる【荊棘メイデン】や防御で使えそうな【水壁ウォーターシールド】やそのたもろもろ。

氷魔法はほぼ完成?だから取り敢えず放置している。


通常スキルは稽古で習ったやつが増えているようだ。

槍術できんのかって思うだろうが、なんと私は覚えたのだっははは!

流石にかなり弱いが..まぁいつかはきっと良くなるだろう。


そんなこんなで転生から五年。俺は現在進行形で馬車に揺られています。

馬車でマーメルというところに行くらしいが、座り心地悪すぎだろ!

てか、ここで寝るのか!?ないよな、ないんだよな!?

さらに旅は従者一人と行くらしいが少なくないか!?二週間もかかるらしんだぞ!

りオール・アルリア六歳は今日も不憫で涙がでてきてしまいそうです。



◇◆◇◆◇◆◇◆◇


・・・っとなんやかんやいいながらもマーメル周辺に到着ー


なんていうかマーメルって農村ていうか町は海と森と山に囲まれてて、いかにも大自然って中にある。

だから旅の人も少ないし、商隊ていう商人の集まりもあんまり通らないらしい。

俺としては大満足だがな!

山には資源がねむってるかもしれないし、森はいい訓練地になりそうだし、海は新鮮な魚が捕れるし。

また、俺の夢に一歩近づいたな!


「・・オ様、リオ様、聞いてますか」


「っあ、はい!すみません」


「あの、この先はリオ様の領地でもある大森林ローリエですので私はここで・・・」


「村まで「無理です!ここ、魔物いますし、大半はB+ですし」えっ・・・」


「という訳で、さらばです!」


・・・って、えっ!

B+ってやばいよ!とてもやばいよ!


魔物にはランクがついており、下からー

ー E、E+、C-、C、C+、B-、B、B+、A-、A、A+、S・・・である。

ちなみにB+の魔物は冒険者50人ぐらいで一匹倒せる強さだ。

いやさ、無理だよね。死亡フラグ立ちまくりじゃん!


いやね、魔法とさ剣術とかがさ少しだけ出来る俺にできると思う?

まぁね、もう後には引けないけどさ・・・

森無理だし、空飛んで行ってみる?速ければ良さそうだし・・・うん。


という訳で、俺は飛翼を発動させ出来るだけ速く飛んだ。

家の外でこれを使うのは初めてだ。


飛び始めてから何分かたつ頃に事件が起きた。

魔物による攻撃だ。というより襲撃だ。

真っ白な羽をまとった狼?らしきものが群がってきた。


・白瑛狼

ランク・A

北にある魔物の聖地にだけ生息する

正銀狼の上級種


いやね、あらわれてもらっても困るんだけどね。

Aだぞ!無理があるよね。

囲まれてるから逃げられないし・・・

いっそ死んだふりでもしてみるか?


俺の頭脳は高速に回転するも解決策がみあたらない。

ただ一つ、打破という選択肢を抜いて。


ならやってみるしかないか!

俺は空を蹴り【爆発ブラスト】を放った。

白瑛狼は不意をつかれたようで、半数は地に落ちた。


んん?

弱くね?


仲間が死んだ(?)ことに気がついて、のこりの白瑛狼は大きく悲鳴をあげるかのように咆吼した。

戦闘開始のサインだ。


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