1-3 アルリア家四男と兄のターンらしい
二話目で総合100こえたー!!
先週なぜ更新しなかったかって?
すみません、五月病にかかってたのと、忙しかっただけです。
皆さんには頭が上がりませんm(_ _)m
いつもと同じ平凡な日です。
はいはい!いつもお馴染みのリオです。
全然馴染んでねーよって思だろうがそれは置いておこう。
取り敢えず最近も魔法の練習頑張ってます。
夏という季節があるかは知らんが、蒸し暑すぎるわー
てなわけで、氷作り絶賛進行中です。
ひんやりした冷気がただよって肌に触れる...
氷魔法最高だって思う瞬間だわー
そういえば、前回の続きになるが、氷魔法を制作するということについて新しくわかったことがある。
氷魔法を制作したというのは新しく氷魔法という系統を体内に制作したことになる。
氷魔法という系統を体内に制作するというのは、人体には初めから、火、水、土、雷、風、光、闇そして治療の系統の容器的なものがある。
習得するのは別だが使えないということはないらしい。
逆に言えば、それ以外の器は持っていない。
そして想像者はその容器を作ったことになる。
つまり、俺は氷魔法の容器を制作したのだ。
どのような魔法をつくるかは俺次第なのだ。
そんなこと知らずにいろいろ作ってた俺っ!
というわけで、作ってしまったいろいろな魔法をご紹介!
よく見る四角い氷を作り出す魔法、取り敢えず【氷制作】
暑いからよく作るやつ。
次、エアコン替わりの風と氷の応用魔法、【冷気】
エアコンのあまりの欲しさに作ったやつ。
さらに次、作ったのか、それとも最初からあるのかしらんが、【灯火】
光魔法でちいさな光作るやつ。
夜に使う、電球がわり。
さらに次、暇だから作った氷の置物つくるやつ、【氷装飾】
一番頑張った奴はひと晩かけて作ったスフィンクスだ!
人が来たからこわしたがな!
作ったのはこれぐらいだな。
名前つけなくてもよくねっておもったやつマジ正論。
想像者のスキルでほかになんかつくらないのかとおもうだろうが、何かあった時に備えて残しているのだ!
それに氷魔法にも飽きてないしな。
飽きたらそのうちつくろう。
ちなみに想像者は容器をつくるのに魔法枠を使うが、容器さえあれば魔法はいくらでも作れるようだ。
さっきも説明したが、人はもとから、火、水、土、雷、風、光、闇そして治療の系統の容器的なものがある。
だからその容器は作らなくてもいいのだ!
あと、魔力は3000になったぞ!
普通がわからないな。
子供でこれくらいあるのだから大人はもっとあるのか?
なら魔王がいたら無限なのか!?無限なのか!?
mjクソゲーじゃん!
そういえばメイドが僕の父の話をしていた。
どうやら3歳になる時に合うようだ。
家族...か、
思い出すは前世の話ー
ー前世俺は父さん、母さん、俺と妹の四人家族だった。
収入も安定してはいなかったし貧乏だったけど、ごくごく普通の家族だった。
少し固い父さんと世話焼きな母さん。
反抗期真っ盛りの妹と不運な俺。
両親共に働いてるから妹の飯は俺が作る。
料理も家事も慣れれば楽しい。
小さかったころはよく「おにーちゃん」ってなついてたのが最近は...
もう最近じゃないな。
家族のことを考えてると涙が出てきた。
情けないな...
今度の家族も優しいといいな。
またみんなで......また...
夕焼け小焼けで日が暮れて、きらめく星空に移り変わる。
星が瞬き、月が照らす、少し不思議な出会いが始まりだす。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ーエイペル視点ー
僕の名前はエイペル・L・アルリア。
アルリア家の長男さ。
僕には下に三人の弟と一人の妹がいるんだ。
上から、次男のメルス、長女のニコラ、三男のクリスラ、そして四男のリオールだ。
次男のメルスはすっかり父上に似てしまい権利を使って荒れに荒れてしまった。
父上は家柄と前代の人が残した財産で好き勝手にやっている。
領地は荒れ、領民は貧困に苦しんでいるのを気にもせずに...
長女のニコラはおてんば過ぎてしょっちゅう使用人を困らせている。
ニコラはまだ九つだし救いようはあるだろう。
三男のクリスラはわがままでやんちゃだけど一番ましだろう。
いつまで続くかはまだわからないが...
四男のリオール、愛称はリオ。今年生まれたばかりの子だ。
父上や母上、メルスは出来損ないだの人形だの言うから、またしてもあーなのかと思ったが現実はおもいのほか優しかった。
少し前、一ヶ月ほど前に僕は会いにいった。
父上や母上は魔力爆発さえ起こらない出来損ないだから三歳になるまであいにはいかないといっていたが。
魔力爆発は生後三ヶ月ぐらいには必ず起こるだろう現象だ、魔力が少なすぎる場合を抜いて。
アルリア家は魔法の四大家だから毎回盛大に行われるはずだった。
そんなこともあって出来損ないと言われている。
そんなことを思いつつ部屋に入った。
赤を主とした部屋のベットに彼はいた。
雪のように白い肌に、美しい海を映したような色の瞳、薄いセピア色の髪。
なんて美しいのだろう。
だけど表情の一つもない。そう、まるで人形のように。
しばらく話しかけても反応はなく、時間が来た。
確かに何も返してこない、でもきっと...
部屋から出るとメルスは
「くだらないことをしてる暇があるなら、仕事をしたら、兄上」
と罵った。
くだらない?意味がわからない。
どうして皆あんな扱いをするのだ。
彼には、リオにはまだ輝きがある!
とても美しく輝いている。
きっと誰よりも美しく素晴らしく育つだろう。
その日まで、僕は見守ろう。君が輝くその日まで……
夕焼けが今日は妙に美しい。
まるで…
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感想には返信します。
この前返信で兄を二人と書いてしまったが、三人です。
すみませんm(_ _)m
誤字脱字等
×取り合いず→○取り敢えず
×合う→○会う
×硬い→○固い
なぜか言うからが重複
平仮名を漢字に・・・
父上や母上、メルスは出来損ないだの人形だの言うから、またしてもあーなのかと思ったが現実はおもいのほか優しかった。ってところのあーは父親と次男を指してます。