嵐の前の小さな風
森の中に入った幸彦はレミーと全く同じ顔の少女と出会った。
森の中へ入った幸彦は思わぬ出来事と出会ってしまったのだった。
「お、お前は!?」
目を開けるとそこには見覚えのある顔があった。それは、レミーであった。
「え!?君は私の事を知っているのかね。私は君とは初対面のはずなんだが…」
幸彦は目を点にした。
「何言ってんだ!?さっきまで一緒にクリスタルの話をしていたではないか!!」
「君の言っているのは誰かな?」
レミーは、知らぬふりをしている様に見えた。
しかし、
「私の名前はミヨ。ミヨ=ミステスだ。」
幸彦は、疑問に思った。
(そこまでして自分を隠す必要はないはずだ。ってことは、さっきまで一緒にいたのは誰だ?)
その時だった。
幸彦の首筋に何か冷たいものが巻きついた。
「んぐっ!?」
「あ〜ら、ごめんなさいね!!」
幸彦は、その声に聞き覚えがあった。
「ま、まさか、てめぇは!」
幸彦は力一杯に首をひねった。
かすかに見えたその顔は、まさしくレミーの顔であった。
「何で君がここに!?」
その瞬間、幸彦の何かが揺らいだ。
「ぐっ、何だ!?」
そして、幸彦はその場に倒れ込んだ。
ふぅ、結構ネタが無いんですよねwww