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プロローグ
どうして、出会ってしまったのだろう・・・・・・・・・。
「なんで・・・・・・。」
青年が二人、向かい合っている。
「なんでお前なんだよ・・・・・・レイ!!」
レイと呼ばれた青年の口元が、笑みの形に歪む。
「悪いな。」
そう言う彼の声音は、狂気しかはらんでいない。しかし、泣きそうなほどにゆがんだ顔をしているもう一
人の青年は、そのことに気づかない。
あまりの衝撃に。
あまりの悲劇に。
あまりの悲しみによって。
それを見ていたレイの口元がさらに歪む。
「悪いな。こいつらは俺が殺した。そしてお前も・・・・・・。」
レイが、口元の歪みをいっそう深くする。
「俺が殺す!」
もはや人とは思えぬほどに狂気に満ちたレイの声が、歓喜に打ち震える。
そしてその様は、もう一人の青年の心を砕くには十分だった。
・・・・・・果たして。
果たして普段の青年ならば、気づくことができたのだろうか・・・・・・。
ファンタジーではないような気がしますが・・・・・・。
戦記じゃないしなぁ・・・・・・。
まあ、そんな感じで(コラ!)。
よろしくお願いします。