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草魔法使いの学園モノにするつもりの何か  作者: nenui
第一章 公立高校編
2/5

出会い

 最寄り駅で中学時代の苦手な知り合いの女子を見つけた。いま通っている高校は僕の住んでいる地域ではまあまあ頭いい部類に入るからちょっと自慢したろ。

「あ、〇〇ちゃん高校どこ?」

「△△高校。▲▲くんは?」

同じ高校だった。よく制服見たらそうじゃん。あと、この人同じ私立高校受けたけど公立高校も同じなんだ。とりあえず、その日からしばらく一緒に通学した。

 そんなある日、その子が同じ高校に通うメガネをかけた女の子と話していた。あの子、なんか上品でめっちゃかわいいな。ずっと見てられる。 あれから2年後、僕ももう3年になった。いつの間にか通学に使う電車も一本遅くなり、通学時に知り合いと一緒に通学することはなくなっていた。

 たまたま、いつもより一本早い電車に乗ったので、中学時代苦手だった知り合いの女子と数ヶ月ぶりに会話した。以前、僕の部活のプチイベントに来てたときに敬語使われたのが不思議だったけど、それがあったからか、苦手意識は中学時代と比べてかなり弱まった。

 最近は、授業が終わったあとに、僕は自習室で勉強する。今日はあまり進んでないけど。それからずっと授業後は同じように自習室で勉強を続けていたある日、自習室で見かける去年の修学旅行で一緒に街を回ったことがきっかけで少し仲良くなった女子とあの上品でかわいい女の子が自習室に来た。どうやらこの2人は友達らしい。

 帰りに二人と一緒に帰った僕は、高校の最寄り駅の前で修学旅行で少し仲良くなった子と離れ、かわいいメガネ女子と二人きりになった。一度も話しかけたことないけどなんか急に話しかけたくなった。話しかけてみたら意外と話しやすい人だった。何かテンション上がりすぎて喋った内容をあまり覚えてないけど。

 その後、その子とちょくちょく一緒に帰るようになったある日、修学旅行で一緒に街を回った女子と一緒に帰った。

「そう言えば、今日□□ちゃんといつも喋ってるメガネかけた女の子見かけないね。□□ちゃんもメガネかけてるけど」

「今日、みずきちゃんは塾だって」

あの子、みずきちゃんって名前なんだ。

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