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涙色の愛  作者: 喜多瀬 香
3/5

3話 聖なる夜になる前に…

3話 聖なる夜になる前に…


季節はもう冬になり、世間は『クリスマスムード』に包まれていた…


「また増えてる…」

私の腕にあった青紫色の痣はいつしか私の脚全体にできるようになった。なので私は黒タイツを履いて痣を隠していた。


「病院に行った方がいいのかもしれない…」

でも、痣のことで病院に行くと(痣ぐらいで病院に…)と思われたくない。と私のプライドが邪魔をする。


(もし、痣のことが知られてしまったら、[雫川さんのところ虐待してるらしい…]と変な噂になるかも…)

良くない方向の妄想をして、現実から目を背けて逃げようとする私の悪い癖が出る。私は自分が嫌いだ。


「澪依〜朝ごはんだよぉ」

お兄ちゃんは眠そうにあくびをしながら私の部屋を覗いた。


私の表情を見ると、

「えっ澪依なんかあったのか?」

と真剣な顔をした。


「全然…何も無いよ。」

私は平然と嘘をつく。嘘をつくのが、慣れてしまった…高鳴る鼓動も、無意識に動いてしまう瞳にも…


「えっじゃあ恋煩いってやつぅ?いいねぇ青春謳歌してるねぇお兄ちゃん羨ましい☆」

とニヤニヤしていた。


「全然そんなんじゃないから。」

嘘で塗り固めた仮面を被る妹に気づいていないお兄ちゃん…でも少しだけでもいいから嘘をつくのを許してほしいと思った。


「お兄ちゃん一緒にリビングに行こ…」

「えぇ!?久しぶりに澪依がっ誘ってくれたぁ!」

朝からテンションの高いお兄ちゃんを横目に私は愛想笑いをした。



「あらぁ2人ともおはよぉ」

とお母さんはのほほんとしていた。


「母さんおはよぉ」

いつも通りお兄ちゃんはその一言をお母さんに言う。


ちょうどその時、毎朝つけているテレビのニュースから、

〚もうすぐクリスマス!明日のクリスマスイブをあなたはどう過ごしますか?!〛

と流れた。


「クリスマスツリー…出さなきゃな…」

コーヒーをすすりながらお父さんが言う。


「そうねぇクリスマスツリー出さなきゃぁ。ところで2人ともクリスマスプレゼント何が欲しいの?」

そんなことを言うお母さんには、[もうサンタクロースはお父さんとお母さんだからね]というメッセージ性が込められている。


「俺はもう大学生だし、クリスマスプレゼントはもう要らないよ。」

大学生らしくなったお兄ちゃんが言う。


「あらぁそうなのねぇわかったわぁ。じゃあ澪依はどうするのぉ?」

「私はいつも通り、お母さんのおまかせでいいよ。」

「りょうかぁーい」


そう言うとお母さんはパタパタとスリッパを鳴らしてキッチンへ向かった。


お兄ちゃんと私は椅子に座り、黙々と朝ごはんを食べた。


「じゃあお母さん行ってくるね」

「あらっ今日で授業が終わって明日終業式じゃなぁい、頑張ってねぇじゃあ行ってらっしゃぁい」

軽く手を振ってお母さんは送り出してくれた。


冬の冷たい風が吹いて私の髪とスカートを揺らした。



「おはよぉ澪依〜!」

私に駆け寄る七瀬を見つける。

「おはよう。七瀬。」


「ねぇ!突然だけど、澪依はどんな人がタイプなの!?」

七瀬は興味津々だった。


「えっ?何?突然…」

「いやそんな話、したことないなぁって思ってさっ」

「えぇ〜突然言われてもぉ」

「いいから早く言って!」

七瀬は少し怒り気味で言う。


「うーんそうだなぁ。私は、笑顔が素敵で、誠実で話が合う人がいいなぁって思うけど…」

「ふーん」

ニヤニヤしている七瀬は口を開く。


「じゃあ嫌いな髪型と、好きな髪型教えて!」

「えっ男子の?」

「うん!」

七瀬は目を輝かせる。


「うーん…嫌いな髪型はマッシュ…かな?なんか目にかかってるのがに気になるから…」

「そんでそんで?」

七瀬はニヤつく。


「好きな髪型は、七三分けかな?前髪を上げてる感じのが人が好きかな…清潔感あるじゃない?」

「へっへっへぇだってぇ水瀬ぇ〜」

と近くにいた水瀬君を七瀬はニヤニヤとして見つめる。


「えっ?きっ聞こえてた?」

「残念ながら…」

水瀬君はボソリと言った。


確かに水瀬君は前髪重めのナチュラルマッシュだ。

「えっいやあの!個人の個性を尊重するし、別にマッシュが悪いとかじゃないからね!」

必死な私に目もくれず七瀬は


「でっ?水瀬ど〜思うよのぉ」

とニヤつきながらに水瀬君に問う。


「俺…七三分け似合うかな…?」

水瀬君が顔を赤くしながら私と目が合う。


(えっ何この空気!少女漫画でしか見たことない!)

と密かに思いつつ、


「うん。水瀬君は前髪上げてる方が似合うと思うよ。」

とにこやかに私はこたえる。


「そっか…ありがと。」

前髪を触りながら水瀬はその場を去った。


「あらぁお熱いことぉ。その熱でこの雪も溶かしてくださいなぁ」

と七瀬はニヤニヤし続けていた。


「もう!七瀬のせいで、水瀬君困らせちゃったよ!」

「あぁ〜いいのいいの、多分明日には、水瀬の髪型変わってるしぃ」

とほののんと七瀬は言った。


ちょうど予鈴がなって七瀬はニヤつきながら席に座った。教室のドアが開いて担任が入ってくる。


「ありがとうございます。えーと今日の連絡ですが…」

と綺麗な声で言う先生は、とても美人で年齢不詳なのでみんなから美魔女と言われている先生である。


「そうそう。雫川さん今日も放課後職員室にお願いします。」

最近私は、3年生のお別れ会について学年で合唱する曲や、指揮者、ピアノ演奏者、3年生に贈るメッセージカードなどに携わる係と流れ的になってしまったのである。


「じゃあみんな!今日でちゃんとした授業は終わりなので最後の授業まで張り切って頑張りましょう!」

そう先生はガッツポーズで言うが、正直みんなヘトヘトで疲れ切っているのが目にわかる程の苦笑いだった。


《キーンコーンカーンコーン…》

最後の授業が終わりを告げた。このチャイムを聞くと、一気に解放される喜びと最後まで頑張った自分を褒めたたえたくなる変な時間になる。


「澪依〜やっと授業終わったねぇ…澪依…無理しないでね…」

教科書類を持ちながら七瀬は曇った表情をしている。


「無理してないから。ねっ?」

「澪依は頑張りすぎだよ…最近3年生のお別れ会まで手伝ってさぁ…無理したら熱出すんだから本当に…」

七瀬は時折すごく私のことを心配してくれる。


「大丈夫だよ。頑張ってるのはみんな一緒!私はただ、みんなが頑張ってくれてくれてるのを裏でサポートしてるだけだから…本当にこんなことでみんなの助けになってるかわかんないけどねあははっ」

表の顔ではそう言う私だが、本当は疲れている…でもここが踏ん張りどころだと私は思っている。


「澪依…あのっ」

「おぉーい雫川さぁーん先生が呼んでるぅー!」

「あっはーい!えっ何?七瀬」

「いやなんでもないよ…早く行きなよ…ねっ?」

「うっうんごめんね…」


七瀬は寂しがり屋だ…だからきっと私がいないと寂しいのだと思う…何か言いかけている七瀬に悪いと思いながら私は職員室へ向かった…



「うん。大まかな事は決めれたし、あとは冬休み明けに考えましょっ合唱曲の方は音楽の時間に投票しましょう。そうねぇ…指揮者とピアノ演奏者が必要ね…まぁそれも冬休み明けでいいかな…?」

「私、指揮者とピアノ演奏者探しておきますね。」

「えっいいの?ありがとう!じゃあごめんだけど先生、部活いかなきゃ…じゃあ先生行くねさようならぁ」

先生は綺麗なブロンド色に染めたロングヘアを揺らして職員室を出た。


(そういえば…今日喜多先輩と仁井先輩が部活に来る日だ…)

私は早く2人に逢いたくて音楽室に向かって職員室を飛び出した。


冬の冷たい空気が顔にあたって痛かった…



《ガチャッ》

音楽室のドアを開く。ギターをチューニングしている奏汰と目が合う。


「あれ?先輩たちは…?」

体を動かしていない私の体は走るだけで精一杯で、すぐに息を切らした。


「えっ?あぁ〜先輩たちまだ来てないなぁ」

奏汰走るだけでそう言うとギターからチューナーを外し、ギターをギター立てに立てかけた。


「えっ先輩たち今日来るのかっ」


《ガチャッ》

音楽室のドアが開く。そこには可愛らしくてアニメから飛び出してきたような黄金比の顔をした女の人が立っていた。


「あっあのぉ何かご用ですか?」

私は慌てて言った。


「あっ私3年の深山ふかやまと言います。実は喜多と仁井に[部活行くの遅れそうって音楽部員達に伝えて!]と言われまして…」

「あっそうだったんですか。」

「2人とも志望校が美術の高校だから、色々と大変みたいで…」

「えっ美術の高校なんですか?!てっきり音楽の高校にいくかと…」

「うっうん…意外だよね…」


話すことが無かった。ただ、忙しい受験生が勉強の合間を縫って後輩たちの部活を見に来てくれるなんて、良い人過ぎると思った。


そんな忙しい受験生を音楽室にいさせておくわけにはいけないと思った。


「あっあのぉ深山先輩はもう用事はないんですか?」

「えっ?いやこれからテニス部に顔だそうかなって思ってて…」

「えっ!?先輩テニス部だったんですか?!」

「まぁ一応…」


私はその時思い出した。テニス部でものすごくテニスが上手くて試合でも活躍し、何度も試合で優勝する程の実力をもつ有名な選手がいた…それが深山先輩だったことを。


「えぇ!?もっもしかして…有名な?」

「有名なのか分からないけど、テニス部だったよぉ」

とにこやかにこたえる先輩が美人だった。


「でも部活見に行っても、顔覚えてくれてなかったら悲しいなぁ…」

しょんぼりとしている先輩を見て私は、


「そんなことないですって!先輩学校で有名な選手でしたもん!」

と必死だった。


「そうかな?覚えてくれてるといいなぁ」

そう色々な会話する深山先輩と私だったが奏汰は喋ろうとしなかった…


「奏汰…喋らないの?」

「えっいや俺はいいよ。2人の方が楽しそうだし…」

奏汰はいつも変なところで遠慮する…


「あれ?もしかして君が響君?」

「えっあっはいそうですけど…」

「そっかぁいつもねぇ香佳きょうか紅里あかりが[響君と澪依ちゃんと後輩たちが顔面偏差値高すぎて音楽部美形の集まりなんだよぉ〜]って言ってたから、どんな子か気になっちゃった。」

と笑う先輩は可愛い…


「えっ多分音楽部の顔面偏差値上げてるの喜多先輩と仁井先輩ですよ…」

「だよねぇ!私もそう思う!とくに香佳とかは…」

いつの間にか奏汰と深山先輩は意気投合していた。


《ガチャッ》

再び音楽室のドアが開く。

「ごめんごめん!遅れたぁ」

そう言葉を放ったのは喜多先輩だった。


「あれ?りょういたの?」

仁井先輩が驚いている。


「あぁ〜うん。音楽室暖かいし、後輩たちは可愛いし面白いしいいねぇ音楽部!私も入部したしよぉ」

「もう私たちは部活引退したでしょぉ」

と喜多先輩は音楽室のドアを閉めながら言う。


「そうそう!凌はテニス部行かないの?」

仁井先輩はくりくりと愛らしい瞳で深山先輩を見る。

「うーん行くっちゃ行くけど…みんな私の事覚えてないかも…」

「いや覚えてるでしょ!この凌よ?この顔忘れる?私なら忘れないよぉ?」

「紅里も忘れないなぁこの美人を忘れるとかもう記憶力どころじゃないよ!」

先輩方は楽しくおしゃべりに花を咲かせる。


「あの3人顔面偏差値エグすぎる…」

奏汰は3人を見て口が開きっぱなしになっている。


「ふふっ奏汰マヌケな顔してる」

「うっうるさいなぁ…いいじゃん別に…3人が綺麗すぎてこんな顔になったんだよ…」

「確かに…あれは人類なのか2次元から飛び出してきたのか分からない美しさだよね…」

私と奏汰は先輩たちに見惚れる。


「そういえばだけど、多分深山先輩ヲタクだよっ」

「えっえ?」

「だって喜多先輩と仁井先輩ヲタクだもん。いつも音楽部で演奏曲候補がアニソンで困ったもんだよぉ」

「えっすんげー意外なんだけど…あの顔でヲタク?!」

「うん。2人ともヲタクだったら仲良くする人もだいたいヲタクだと思うよ。」

先輩たちのことを喋る私を奏汰は目を見開いて、先輩たちと私を見るのに忙しくしていた。


「あっ香佳と紅里、もう行くね!またそのグッズ情報教えて!そうそう澪依ちゃんと響君、また会ったら沢山話そうね。じゃあねぇ」

深山先輩が音楽室のドアを開け、冷たい風が部屋に入ってくる。その風が深山先輩の髪の毛を揺らし、とても綺麗だった…


「ふぅ嵐が去ったなこりゃ。よし、本題に入ろう!」

喜多先輩が私と奏汰を見る。


「部長は決まった?」

「まっまだですけど…」

今の時期確かに部長はもう決めなければならない。


「今日私たちが来た理由は部長決めなの!」

「元部長の言う通り、新しい部長は必要不可欠だし、部の代表として頑張ってもらわないとね!」

喜多先輩と仁井先輩が息ぴったりで目を輝かせる。


「おっ俺はまだ部活入ってばっかりだし、ここは澪依がいいかと…」

奏汰は部長の役割を私に投げる。


「えっ私?えっ無理だよ。」

「そういえば、うちの部活廃部寸前だったなぁ…だって今2年生は3人で、1年が6人でしょ?でも2年生の1人はあんまり来ないし…」

喜多先輩は頭を悩ませる。


「あぁ〜星野ほしの君ですか…」

「うん…そうだね、部活来てる?」

「いえ、来てないです。」

「そっかぁ元部長も星野君で苦労してたし…今後どうするんだろう…」

仁井先輩は星野君を心配していた。


「あのっ星野って誰ですか?」

奏汰は理解できないようななんともいえない顔をしていた。


「あっ奏汰知らなかったね。星野君は私たちと一緒の2年生で、ギターとピアノ担当なの。2年生になってからあまり部活に来なくなって…今では2ヶ月に1度来るか来ないかなの…」

「星野って5組の?」

「うーんと…うんそう5組の星野君。」

奏汰はやっと理解出来たようで[なるほど!]と手のひらをポンと鳴らした。


「まぁ部長は澪依ちゃんに任せて…」

「えぇ!?喜多先輩ちょっと待ってくださいよ!」

「え〜だって考えてみたらベース上手いし、1年たちも懐いてるし、さらに楽器とかちょっとしたハプニングにも適応出来る力はすごいと思うよ!だからね、澪依ちゃん…君は音楽室の代表になって欲しい。」

喜多先輩は真剣に言った。


「はっはい!分かりました!私部長になります!」

「おぉ〜おめでとう!」

仁井先輩は祝福をあげてくれた。


「じゃあ次は副部長だけど…響君どう?」

「えっ?俺ですか?無理です!星野君が向いてると思います!」

奏汰はまた副部長の役割を星野君に投げた。


「ねぇ香佳、決まらなかったら2人とも副部長ってことでもいいんじゃない?」

「あぁ〜確かに!じゃあ2人とも副部長で!」

「えっ!でっでも!」

「奏汰!いい?私たちは短期間だったけど奏汰の頑張りを見てきたよ。みんなをサポートとしてて、いつも分からないところを後輩達に優しく教えてあげててとても頼れる先輩だった!そんな人だからみんなついていきたいんだよ!ね?」

喜多先輩の言葉は説得力があった。


「星野君は知らんけどっ!」

いらない一言を放ってしまう喜多先輩は天然なのか…


「ふふっ分かりました!俺頑張ります!」

笑いながら奏汰は決意した。


「じゃあみんな!今日からこの2人についていくんだよ!」

喜多先輩は音楽部員全員に声をかける。


「はっはい!」

のほほんとしていた1年生たちが真剣な顔をして喜多先輩と仁井先輩にこたえた。


「じゃあ部長と副部長!頑張ってね!」

「紅里たち行くねぇまた会う時は多分お別れ会だね。じゃあバイバイ。」

喜多先輩と仁井先輩は音楽室から出ていく。1度開いたドアから冷たい空気が流れ込む。なんともいえない寂しい空気が私たちを包んだ。


「みっみんな!部長になりました。雫川澪依です!みんないっぱい声掛けてください!」

大きな拍手が私を包む。


「あっはい!副部長になりました!響 奏汰です!頼れる副部長になれたらと思います!」

私は懸命に拍手をする。みんなの拍手で奏汰は照れる。とても心地よい一時だった。まるで魔法で空を翔ける鳥になったかのように…この時間がずっと続けばいいと思った…



夢のような心地よい時間も終わりを告げる。部活が終わるチャイムがなり、部活を終える号令をかける。みんなして私に

「さようなら部長!」

とにこやかに言う。


「またねみんな!」

私も後輩にこたえる。


私と奏汰で音楽室のドアに鍵をかけ、職員室に届ける。いつもの事だが部長、副部長という大きな役割を任せられた今、とても重要で私たちが必ずやらなければならないことだと強く思った。


冷たい風が吹く中、奏汰は私に、

「なぁ明日空いてる?」

奏汰は少し照れながら私に言う。


「えっ?別に空いてるけどなんで?」

「あのぉ明日家に親いなくてさぁ…」

「うん。」

「だからそのぉ〜あぁ!もう!」

いきなり奏汰はムキになる。


「俺の家で遊ぼ!明日クリスマスイブだし、クリスマス会しようぜ!」

「いいねぇ!えっ2人?」

「うん。えっダメ?」

「いや別にいいよ。じゃあ私ケーキ持ってくね。」

「ケーキのことは心配しないで!うち、ケーキ屋なんだ。」

「えっそうなの?知らなかった!じゃあお菓子とかゲーム持っていくね!」

「いいねぇじゃあ時間は…」

私と奏汰はクリスマス会にワクワクして2人で計画を沢山立てながら一緒に帰った…


聖なる夜が待ち遠しい…

質問板とてもいいですね!

何度もエラーが起きてしまった際お世話になりました!ありがとうございます!


そんなこんなで汗水流した3話となっております。

是非読んでくださった方は感想とご評価お願いします。


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