表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

尾崎くんのせい。

作者: Aren

短編リハビリします

私は高校三年生。





医学部を目指して日々勉強中。 



でも最近集中できない。




それはいつも私のとなりに座ってくる尾崎くんのせい。彼はいつも私のとなりに座る。





席はたくさんあるのに、わざわざ私のとなりを選んで。そんな彼のことを、どうしても意識してしまう。

























活性化エネルギー、酸化還元、平衡、化学は好き。



計算して、答え合わせをして、丸をつけるこの瞬間。




すっきりして満足している。








カチャン、、、













彼だ。私のとなりに今日も座った。







うわ、、いいにおい、、かっこいい、、







どきどき、、どきどき、、








だめだ。勉強しなきゃ。集中しよう。























あっ、、物理しなきゃ。このあと授業だ、、。







コンデンサー、、苦手だな、、

















こつんっ、、、














え?いま、肘がふれた??






うわぁぁ、、なんか、恥ずかしい、、当たっちゃった、、










だめだめ。落ち着いて、私。















こつんっ、












え?また?偶然なのかな?








じっと自分の肘をみつめる。








ふっ、、









彼からこらえきれないといったような笑い声










優しい瞳、、かっこいい、、どうしよ、、








あーっ、、もう、、ほんとに集中しなきゃ。















ん、、もう12時半か、お昼食べようかな。尾崎くんは次授業か。









じゃあご飯食べるかな。授業終わってからかな?一緒のときに食べたいな。









よし、自習室でよ。
















あー、でてこないな~。食べないのかな?ちょっと残念。











まぁしょうがないかな、、、


















ふぅ。お腹いっぱい。勉強しよ。










「あ、博田さん」







「へっ?」










尾崎くんだ。わぁ、、話しかけられた、、なんだろ。






「この物理の斜めからのドップラー、、わかる??」











「あっ!うん。わかるよ。これはね、、」















わぁぁぁ、、話せちゃった、、どきどきした、、












私も授業いかなきゃ、、、。











わたし、、尾崎くんとどうなりたいんだろ、、







医学部いくために勉強しなきゃなのに、、集中できないし。







こんなんじゃだめだ、、どうしよう、、、。












私が彼を意識してしまうだけなのに、、こんなに心を乱されるのは

























かっこいい尾崎くんのせい。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ