椛島 唯
フィクションです。登場する人物・団体・地名・施設等は全て架空の存在です。
実在する人物・団体・地名・施設等とは一切無関係です。
椛島唯 スーパーカブ50改52㏄
九州の何処かの出身。安曇河町蒼柳の某団地在住 独身
元気でパワフルな姉御のイメージです(作者)
仕事の事情で九州の何処かから蒼柳の団地へ引っ越してきた。
公共交通手段が少ない安曇河に驚いている。オークションで近場の出品者から
ボアアップ済みのカブの不動車を買うが、これがとんだ食わせ物。
以前、大島サイクルへ来て『無料で直せ』と言って来た馬鹿者のカブだった。
当然動くはずもなく、多少の整備では直せないと判断して
電話帳で調べ、大島サイクルを見つけて来店した。
なるべく安く2種登録出来るように修理をオーダーした。
エンジンはシリンダーボーリングとオーバーサイズピストンの52㏄。
3㏄の排気量アップよりもシリンダー修正による精度の向上と
大島が行ったヘッドとシリンダーの当たり面研磨修正による
ハイコンプ化がパワーアップの肝である。
ポートは段付きと鋳肌を均す程度の軽い研磨済み。
「派手な改造じゃ無くて『組み』を重視した地味な改造やな」(大島)
「パワーは無いけど軽やかに回るね」(葛城)
珍しくホンダ純正でない部品を使って二種登録している。
「ピストンとシリンダーしか変えてないから安く出来た
腰下も整備してあるから当分安心して乗れるで」(大島)
普通自動二輪免許を持っていてバイク経験もある。
「トータル8万円でそこそこのカブになったから良し」(椛島)




