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大島が扱うバイク

フィクションです。登場する人物・団体・地名・施設等は架空の存在です。

実在する人物・団体・地名・施設等とは一切無関係です。

大島が扱うバイク


主にホンダ横型と言われる空冷単気筒ガソリンエンジンを積んだバイク。


スーパーカブ・リトルカブ・ジョルカブ・モンキー・ゴリラ・Dax・ソロ・シャリ―

更にCD50/90・マグナ50・ジャズ50と多種多様なバイクは在るものの

基本的には同じエンジンを積んでいる。


『スーパーカブ?モンキー?何それ?』という方へのザックリとした説明。


スーパーカブ

1958年に登場して以来モデルチェンジを繰り返しながら生産されているバイク。

銀行・交番・新聞配達・牛乳配達・出前と働くバイクの代名詞。

長い間作られているのでずっと同じと思う人も居る様だが、環境や時代によって

細かな変更から大きな変更まで色々あるが、一目でスーパーカブと解る。

『カブに始まりカブに終わる』と言われる乗りやすいバイク。

中古車も多くある為大島が最も得意とする車種。

純正部品の組み合わせでボアアップ・クロスミッション・4段ミッションと

様々な仕様を作る事が出来るので顧客の要望に応える事が出来る。


「予算さえあれば新型カブ110を買えば済む話なんやけどな」(大島)


大島が扱うのは主に電装が12V化された1986年以降~2006年頃までのキャブレター車。

通学・通勤の足として使われるので中古の安い物を求める客が多い為。


ヘッドライトが四角いのはカスタムと呼ばれる豪華版。燃料計・セルスタート付き。

50カスタムのみブレーキ時に前が浮き上がる動きがしないアンチリフトフォークと

キャブレター時代のカブ乗りが欲しがる4速ミッションが装備されている。


「私のはセル付き70㏄。お祖母ちゃんの形見」(轟美紀)

「私のはセル無し90㏄。アンチリフト移植です」(葛城)


リトルカブ

若い子がスーパーカブに乗る様になり、実用性よりファッション性を重んじたカブ。

14インチタイヤの採用でシート高が低く、小柄な女性でも乗りやすい。

17インチタイヤのスーパーカブより丸っこいデザインで可愛らしい。

中身はスーパーカブなので純正部品の組み合わせでいろいろな仕様を作る事が出来る。


「70㏄で大きな荷台付き。セルも付いてます~」(絵里)

「90㏄でセル付き。4速ミッションでR社のマフラー」(リツコ)


モンキー

1961年に遊園地の遊具として作られたバイクが起源の1967年デビューの小さなバイク。

ハンドルが折りたためるので持ち運びに便利なレジャーバイク。

持ち運びしやすいので盗まれやすい。盗まれるのは『連れ去られる』とも言われる。

初期のモデルはシートの折り畳みが出来たり横倒しにして置いても燃料が漏れないなど

自動車で目的地まで持って行って使う事を前提としていた。

長期間生産されていたので年式や細かな変更が沢山ある。


大島が扱うのは電装が12Vになってからの1992年~2007年生産のキャブレター車。

学生が乗る事が多いので安くて入手しやすいものが好まれていた。

生産終了後は中古部品が値上がりしたので、以前の様に店に並べる事が出来ずにいる。


2017年にデビュー50周年を迎えたが生産終了した。


「小さくて可愛らしい。僕のはカブ70エンジンベースの4速」(速人)


ゴリラ

1978年にモンキーから派生した兄弟車。9リットルタンクを装備する。

ハンドルの折り畳みは出来ず、シートはモンキーより厚くクッションが良い。

モンキーと違い、目的地まで乗って行くことを前提としたバイク。


「エンジンは70?おっちゃんが『お尻が痛くないからこれに』って」(理恵)

「90ベースで4速。俺はこの形が好きなんや」(大島)


マグナ50

アメリカンバイクのマグナ。これの原付版。カブ系のエンジンを使っている。

原付の割に大柄だがシートは低いので女の子でも乗りやすい。


「ノーマルはキックが付いて無いから修理ついでに付けた」(大島)


他の車種は大島は扱ったことが無く、客が持って来た事がない。


高校生が70㏄、社会人が90㏄

「高校生が無茶してスピードを出し過ぎない様にしてる」

「90はパワーはあるけど若干異音が出るのが早い気がする」(大島)


敢えて中古の使い込んだシリンダーを買ってきてシリンダーボーリングして使うことが多い。


「熱が入ったシリンダーをボーリングして使う方が精度が出る」(大石)

「少しのボアアップとヘッド面研で若干のハイコンプ。パンチが出る」(大島)



ザックリした説明です。詳しく書くと大巨編になってしまいます。

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