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億田 金一郎

フィクションです。登場する人物・団体・地名・施設等は全て架空の存在です。

実在する人物・団体・地名・施設等とは一切無関係です。

億田(おくだ) 金一郎(きんいちろう) メルセデスベンツSL(グレード不明)

安曇河町青柳在住


市内で金融業を商う男。縦縞のスーツに派手なネクタイ。

オールバックの髪型にサングラスと堅気に見えない。

身長185センチ・体重90㎏の大男。腕っぷしは強いが

法律にもめっぽう強い。


大島の5歳下で幼い頃は近所に住んでいた。


両親の仲が悪く、祖父母にも虐められていた。


「兄貴の家が唯一心が休まる場所でしたなぁ」(金一郎)


見かねた大島の両親がお腹を空かせた金一郎を家に招き、可愛がっていた。


大島の母が作ったカレーの味が忘れられない。


「アニキのお母はんが作ったカレーは世界一美味い」(金一郎)


地獄のような幼少期だったのだと思われる。


両親の離婚後は大阪に引っ越した。母親に引き取られると同時に改姓。

高校卒業後、母親が心の病で自殺。

その後しばらくは誰にも言えない仕事をしているところを金融屋の親分に拾われて

金融業の修業をした。数年間の修行の後に独立。


返済が出来ない返済者が事情を正直に事情を話すと返済出来るように

事業にアドバイスや協力を惜しまず、立て直しを成功させる事から

『仏の億田はん』と呼ばれる。


「銭を返してもらう為ですわ」

「恥を忍んで話してくれたのに、酷いことは出来んやろ?」(金一郎)


「億田はんのおかげで首を吊らなくて済みました」(某店店主)


逆に踏み倒し・夜逃げ・嘘で返済を免れようとした場合は、

手段を選ばず取立てする。


「人に銭を借りて逃げる奴は地獄まで追い詰めますわ」

「儂は閻魔様からでも取立てしまっせ」(金一郎)


「鬼や。高嶋には鬼が居る」(夜逃げ業者)


大阪で成功後は故郷の安曇河町に戻り、豪邸を構える。

借金の取り立てに来た時に大島と再会。

詐欺まがいの代金踏み倒しをしようとする障害者支援団体から

修理代金に加え、多額の慰謝料と迷惑料を取り立てた。


「兄ぃを騙す奴は許しません」(金一郎)

「ほどほどにな」(大島)


若干変更

過去へタイムスリップした理恵の影響で大島は倉庫のお宝部品を売って

億田金融へ一括で支払った。驚いた金一郎が出てきて再会した。


事件が解決した後、大島の両親が事故で亡くなっていたことを知り泣き崩れた。

『鬼の億田』も大島の両親の前では『ご近所の金一郎ちゃん』だったのである。


「社長があんなに大泣きするのは初めて見ました」(億田の鞄持ち)


大島が酷い目に会うたびに駆け付けて力になる。

迷惑料の名目で多額の慰謝料を取って大島へ渡そうとするが

大島が受け取らないので万が一の為にと預かっている。


「ウチに金を預けるのは大島サイクルさんだけです」(億田金融社員)


黒い交際関係もあるが、その辺りを気にせず

自分の事を幼い頃と同じように叱り、注意し、可愛がってくれる大島は

貴重な存在であり、『(あたる)兄ちゃん』と慕っている。


「中兄ぃ、ワシ、怖いんやで?」(金一郎)

「うるさい。お前はお前や。カレー持って帰るか?」(大島)


呑み屋では『金ちゃん』とモテるナイスガイです。

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