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進め!我らは冒険者達!  作者: 冒険者A
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プロローグ2 神様は暇つぶしにサイコロを振るう

 ――結局、自分の人生は総じて言えばつまらない人生だった。

 目の前まで迫るトラックを前に、彼 栗原純はそう感じていた。

 彼の人生を振り返ると、友達など1人もできず、顔は普通よりはいいと自信は会ったが、内気な性格の為、彼女はできず、家族仲も母と父が喧嘩して離婚して以来、母とも共に母について行った妹とも仲が良くなかった。

 誰かに虐められることもなく、誰かを虐めることはなく、部活に入ることもなく、とにかく刺激のない人生を過ごしていた。

 唯一の趣味と言えば、小説を読むことと、それから派生してネット上に転がっている小説“もどき”を読むこと。それ以外に趣味などなかった。

 そしてある日の学校の帰り道、純は事故にあった。事故の原因は居眠り運転による事故。どこにでもあるような事故によるどこにでもいそうな男の最後であった。

 こうして400字詰め原稿用紙一枚分で終わるつまらない男の走馬灯はここに終わった。但し、ここで彼の人生は終わらない。彼の人生は新たな一ページを刻むのだ。

 そう、この世界ではなく、こことは異なる異世界にて。


 ◆ ◆ ◆


 もしも、ここではない別の世界に世界に行けたら。そんなくだらない妄想は誰でもしたことあるだろう。だが、人は年を取るにつれ、そんな妄想は叶わないと知り、殆どの人間はしなくなる。

 そう、殆どの人間はだ。その逆、一部の人間は例え大人になったとしても異世界に行く妄想をするのだ。そして そのくだらない妄想を純は現在進行でしていた。もしも、異世界に行けたのならば剣を持って街を襲うゴブリン共をなぎ倒したりするのもいいかもしれない。いや、勇者になって魔王を倒すのもいいかもしれない。

 現代で得た知識を使用し、農業改革を起こしたり、悪政を強いる貴族を打倒し新たなる指導者として善政を敷くのも良いかもしれない。そんなくだらない妄想を毎日のようにしていた。

 時には、その妄想を文章に書き移し、ネット上に公開してみた。……まぁ結果はネット上のスラングでいう“爆死”して終わったのだが。

 そんな妄想をしていたおかげか、それとも神の思し召しか、何かは分からない。だが、結果としては一言で済む。純は異世界に来たのだ。本人の知らぬ間に。


 ◆ ◆ ◆


「あ、うっ……ここは……」

 純が目を覚ますと、そこは商店街の中心とも言える広間に寝ていた。回りをよく見ると、広間を囲むように出店が存在し、そこでは何と書かれているか読めないが謎の文字により恐らく店名や商品が書かれているだろう紙が垂れ下がっていた。

 それは純にとってはよく見なれた光景であった。そう少なくとも、ここ一ヶ月で既に見慣れた光景になってしまった。

「あぁ……そういや、俺は異世界にきたんだっけか?はぁ~眠い……流石に昨日は夜更かししすぎたか……」

 あの事故から目を覚ますと、いや次の瞬間と言った方がいいだろう。そう、純は次の瞬間には異世界に来ていたのだ。

 初めは何が何だか分からなかった。自分の頭が死の直前に壊れて幻覚を見せているのかと思ったが、ぼーっとしていた所を筋骨隆々のおっさんに「邪魔だ」と殴られ、かなり痛かった為、幻覚ではないと思った。

 そして、これが幻覚ではないと知ると、純がまず行動したことは質屋で自分の荷物を金に換えた所からだった。まだ空白ばかりのノートは使える紙だからという理由で純的には高く売れた。教科書やライトノベルも異国の写真集や小説のような物としてそこそこ高く売られた。その逆に携帯電話や携帯ゲーム機は何故か故障しており、置物として安く売られた。

 そして、この売った金を使い、宿をとり遊びながら暮らしていたが……ついにその賃金も尽きた。まだ銅貨5枚と銀貨が1枚財布の中にあるが、これは宿に一宿できるだけの分はあるが、あの宿は例え泊まったとしても食事は出ないので宿に泊るより、食事に使った方がいいと判断したためだ。

 昨日は仕方ないので適当な仕事を探さないと思いつつ、謎の肉の串焼きとシチューを買い、腹に収めて商店街の広間で野宿をした。

「さぁてと、とりあえず朝飯でも食うか……」

 ズボンのポケットに閉まっておいた財布を取り出そうとし、ポケットにないことに気がついた。

 ――あれ?こっちのポケットじゃなかったけか?

 もうひとつのポケットに手を突っ込んで調べてみる。だが、財布はそこにはない。上着を脱ぎ、ポケットの一つ一つを確認してみる。だが、財布はない。上着をはたいてみるが、やはりない。

 ようやく、純は気がついたのだ。………財布をスラれたと。


「オォォォマイ、ガァァァァァァ!?」


 他の住人にとっては意味不明の奇声を大声と叫び、広場にいた全員の注目を集める。

 誰も彼も純のことを頭の可笑しい馬鹿だと視線を浴びせるが、純はそれに気がつかずに走り始める。いつスラれたかは分からないが、とにかく走らないと気が済まなかった。

 具体的には財布をスった奴に制裁を浴びせる為に。


 ◆ ◆ ◆


 スタン王国の北にある門の一つに、三人の人間がいた。内2人は革の鎧を纏ったお互いに1.1mzにも満たないミグーシの男女の双子と思わしき冒険者。少年の方は腰にベルトを着けたおり、そこにはナイフ大の短剣とそれを包み込む革の鞘が装着されている。少女の方はズボンではなく、スカートを履き背中に自身の身長よりも長い槍を背負っている。

 3人の内の最後の1人の男は少年達と同じデザインの革の鎧に無精髭を生やし、右目には眼帯をしていた。そして何よりも目を引くのが2mzはあろう巨大な重槍を背中に担ぎこんでいる。

 この巨大な槍は辺りの冒険者や一般人の眼にひかれるが、直ぐに他へと目線を移された。じろじろ見て因縁をつけられでもしたら堪らないからだ。

「ふぅ……ようやくつきましたね。流石に今回の任務は疲れました……」

「確かに……あの時に死にかけた時とか、その次に死にかけた時とか……すっごく疲れたしね」

「たくっ、ボウヤ達はいったい何回死にかけたんだよ。俺の方が余計に疲れたよ……」

 ボウヤと呼ばれたミグーシの少年は不満そうに眼帯の男を睨みつける。眼帯の男はそれを軽くいなして歩みを速める。それに追いつこうと、双子の兄妹も歩みを速めた。

「人間、誰もがあんたみたいな化け物とは違うんだよ。結局、最後の方はアンタにまかせっきりだったし」

「化け物なんて言ったら、バルチャさんに失礼だよ!ディノ!最後は私達が倒れちゃったからいけないんだし」

「ま、今回はしゃーねぇだろ。亜竜種(デミドラゴン)が相手だったんだし、ディノやディリルが倒れても可笑しくはねぇさ」

 ミグーシの双子、ディノプスとディリルは今回受けた依頼を思い出した。

 それは亜竜種(デミドラゴン)と呼ばれる種類の魔物の討伐だ。本当は更に細かく魔物は種類は分類されるのだが、今は置いておく。

 多くの亜竜種と呼ばれる魔物は高い知能と魔法を操る能力を保有している。本来、魔物が保有できるはずのない魔法を使用することと、高い知能を持っている為、非常に狡猾である。

 今回の依頼も、スタン王国から北東にあるジャディン山脈と呼ばれる山々に巣を張る亜竜種、ギジュギルも非常に狡猾な存在であった。そいつは罠を仕掛け、ディノ達とバルチャを落石魔法を利用し分断させ、ディノ達を先に殺そうと企んでいた。

 だが、結果 バルチャが落石を破壊し、ディノ達を襲おうとしていた所をそのままぶっ倒したから良いものを、あのまま分断されていたらディノ達は殺されていただろう。

「そうですね、竜種と戦って生きてるだけで儲けものだってミールさんも言ってましたし」

「だね。そういう意味では、バルチャが助けてくれてよかったんだけどさ……これ、ちゃんと僕達の訓練になったの?」

 ディノ達はまだまだ駆け出しと言っても良い冒険者である。数年前、依頼中にとある盗賊団にディリルが殺されかけてから、バルチャは暫くの間、2人の基礎体力をつける為、訓練になりそうな依頼ばかり受けてきた。

 今回の依頼も、亜竜種との戦いでスタミナや判断力を鍛えさせて、危なくなったら自分も手伝い、依頼を完遂するつもりだったのだが、結果的には2人のピンチを救う為、バルチャが一撃で終わらせてしまった。当たり前だが、訓練になっているはずがない。

「なってるはずねぇだろ、馬鹿やろう。ほら、とっとと次の依頼を受けるぞ」

「はーい」「はーい」

 バルチャの宣言に2人は声を合わせて頷き、走り出した。それを確認すると、バルチャも2人を追い抜かないように軽く走り出す。

 北門から暫くの間、街を走っていると、ようやく南街までついた。

 スタン王国は北から南まで歩くのに1000mrz(ミュルズ)程、面積としては15000mrz²(ダブルミュルズ)もある為、目的の場所まで行くのに非常に時間がかかることが多い。普通なら馬車を借りなければ特定の場所に向かうのには半日、下手をすれば1日掛けてもつきはしない。特に北門から南街まで行くのに歩きなら体力が無いものならつくまで1ヵ月、馬車を使ったとしても何度も乗り換える必要がある為、下手をすれば2日からほどかかる。

 冒険者であるバルチャ達が走れば馬車と同じ速度で走れる為、馬車を借りなくとも1日から2日、馬車とは違い乗り換える必要が無いので上手くいけば半日でつく。

 だが、やはり冒険者でも普通は疲れる。特にディノは今も倒れそうなくらい息をぜぇぜぇと出しており、それを見て やはり馬車でも借りればよかったかとバルチャは思うが、ここまで来ると歩きか走りでいった方が早いし、安いのでこのまま歩くことにする。

「よし、そろそろ休憩するぞ。……たくっ、テメェは本当に体力が無いな。もうちょっと走りこめ」

「はーい、分かりました。うん、確かにディノは体力が無いね。私達は殆ど、激しい戦いはしないけど、それでもやっぱり体力はあるだけ便利だよ?」

 可愛そうな人を見るような眼で見る2人を睨みつけつつ、ディノは息を整える。

 はっきり言えば、ディノはミグーシとしては体力が多い方に入るが、冒険者としては体力が少ない部類に入る。理由としてはディノが2人とは違い、魔法を習っている為にある。

 魔法を習うには体力よりも知力や体内に存在する魔力を操る術を多く学ぶ必要がある。その為、休みの日はその練習に時間を大きくとられ、元々は同じくらいの体力であったディリルに大きな差をつけられた。しかも、覚えた魔法も戦闘では役に立たない魔法に入るので、冒険者の主な仕事である魔物退治や山賊退治には役に立たない。

「分かってるけど……時間が、無いんだよ……。待ってろと、いつか……お前らを驚かせるような魔法を、習得してやるから……」

「はいはい、とりあえず気長に待ってやるよ。俺には時間が無駄にあるんだしな」

 何処か、遠い目で空を見るバルチャを横目で見つつ、ディノとディリルは街頭をゆっくりと歩き始める。

 そして3人が南街の街頭を歩いていると、目の前から走ってくるミグーシとオーガの2人組が見えてきた。

 1人は0.9mzほどの身長のミグーシの少年。ミグーシ特有の金髪ではなく銀髪。恐らくエルフとの半人種(ハーフブラッド)だろう。もう1人は少年の倍の2mzはあろうオーガの幼生体としては小さめの少女。オーガ特有の身長が赤い肌と額から生えるのは二本角ではなく、一本角である為、それが特徴的な少女であった。

「バルチャ!ディノー、ディリルー!おかえりー!」

「ジュビディ。そんなに急いで走ると危ない」

 少し後ろから走るオーガの少女に咎められると、ミグーシの少年、ジュビディは走る速度を緩め、バルチャ達の前で止まり、息をぜぇぜぇと繰り返す。

 それをみると、オーガの少女は背負っていた革袋から拳二つ分ほどの大きさの水袋を取り出すと、ジュビディに渡す。ジュビディはそれを一口、二口と飲んでから、オーガの少女に返して、改めて3人に話しかけた。

「ミールさんから聞いたぜ!今回の仕事で亜竜種と戦ったんだってな!すげーぜ!」

「私とジュビディじゃ、街の外のゴブリン3匹で精一杯だしね」

 2人はそういうと3人に尊敬の眼差しを向ける。

 その尊敬の眼差しに対して、ディノはまさか自分達は何もしていないと言えるはずもなく、適当な嘘を考え始める。

「ま、まぁ僕達に掛ればこんなもんさ!お前らにも見せたかったね!僕が亜竜種を倒す所を!」

「こーら、ディノ。嘘はいけないよ。あのね、ジュビディ君、コハラちゃん。実は私達、何もしてないんだよ。バルチャさんが1人で片づけちゃったんだ」

「ディリル!なんで本当のことを……!」

「だって、嘘はいけないでしょ」

「うっ……」

 小さく唸りをあげると、体を小さく丸まった。それは自分よりも、幼い子に見栄を張り、あっさりとばらされ情けなくなった為なのか。それともディリルと比べると、自分が小さく見えた為なのか。

 尤も、少年達はそれを気にせず、ディノ達を尊敬の眼差しで見つめ続けるのだが。

「それでも亜竜種とあって生き残ったってことだろ!それ普通にすげーって!」

「亜竜種は魔法も使うし、頭がいい。純竜種や神竜種程じゃないけど、街の騎士団総出じゃないと討伐できない相手だし、生き残っただけ凄い。それに亜竜種を倒したほぼ単独でバルチャさんも凄い」

「そうそう!そんな冒険者の弟分だってなると、俺達は鼻がたけーよな!」

 事実、単独で亜竜種を討伐出来た冒険者や人物は少ない。亜竜種討伐となれば、歴史的には多く存在するが、単独で討伐出来た例など片手の指ほどしか存在しない。

 亜竜種、もとい竜種に対抗するにはそれ以上の物量を持って制すか、それともそれ以上に単独の武力を持って制すかしか方法はない。多くは前者を手段として選ぶが、それでも犠牲は計り知れない。

 単独の武力で制するとしても、その多くは竜種の生物としては異常な強さの前に軽くいなされ、玩ばされ、そして殺される。

 その為、竜種を討伐するとなると、生きているだけで儲けもの、そのまま無傷で帰れたのなら一生の幸運を使い果たしたとも呼ばれている。

 ……尤も、その“竜種”すら単独で殺せる化け物がディノ達の隣にいる為、生きて帰れたのは当たり前と言えるべきだろう。

「あははは、ありがと……」

 ――そんな冒険者の弟分って誰に対して言ってるんだろ?やっぱり、バルチャさんだよね……

 この幼い少年達の尊敬を眼差しを集めていたバルチャにディノとディリルは少しだけ嫉妬した。だが……。

「うん、皆本当に凄いよ!魔法を使えるミグーシに、最強の冒険者の弟子のミグーシ!そして最強の冒険者!こんな人達の弟分だなんて、俺は最高の幸せ者だよ!」

「……たぶん、私も最高の幸せ者かな?」

 その幼い嫉妬も少年達の純朴な明るさには叶わず、その嫉妬は何処かへと消え去り、ディリルは頬を緩めて笑い始めた。

 そして、それを見てバルチャはにぃっと大きく笑い、2人の頭をクシャクシャと撫で始めた。いつもディノは子供っぽいという理由で頭を撫でられるのを嫌うが、この時ばかりは素直に受け入れた。

 ディリルも少し恥ずかしながらもそれを受け入れ、大人しく撫でられる。

「ハハハ、ありがとよ。……ほら、ディノ ディリル。こいつらもこう言ってんだし、そんなに俺に嫉妬すんな」

「バッカ!僕がお前なんかに嫉妬なんてしてるかよ!」

「そんなに意地を張ってんのが、証拠だっつーの。なぁ?」

 その問いにジュビディとオーガの少女、コハラはニマニマと笑いつつ、それに同意する。

 ディノにとっては、弟分達に馬鹿にされていると、少し悔しかったが、今回はそれを怒る気にはなれず、大人ぶって「はぁ」と小さくため息をつき、顔をしかめる。

 そんな子供なディノの大人ぶった姿が可笑しく、ディリルは口を大きく歪めて笑い始めた。

「あははは、ディノったらおっかしいー。もっと、型抜けばいいのに」

「うっさいな!もう!」

「こーら、喧嘩すんじゃねぇ。ディリルも、ディノを馬鹿にするんじゃねぇし。ディノもそんなに怒んじゃねぇよ」

「怒ってないし、喧嘩なんてしーてーなーいー!!」

 いつも通り、ディノとディリルを適当に咎め、ながらバルチャは止めていた歩みを動き始める。それに合わせて、ディノ達もジュビディ達も歩くスピードを歩み始めた。

 こんないつもの日常の物語。このまま物語の歯車は動きださず、恐らくずっとこのまま動きを止めているだろう。異世界少年は冒険者にならず、彼らは異世界少年に関わらずいつもの日常を謳歌し、適当な所で死ぬ。そんな運命が待ち構えている等、知らないで彼らは歩みを歩き始め―――。


    ─────ガコンッ


 何処かで歯車がかみ合う音が聞こえた。

 その音はこの世界にいる彼らには気づかず、別の世界にいた少年にも聞こえない。この世界に存在する神々にも聞こえずに何処からか歯車がかみ合う音が聞こえた。

 そもそも、それが歯車なのかどうかすら分からない。だが、これにより彼らが物語を動かしていくことが確定したのだ。

 近い未来にて、冒険者達が異人種を嫌う団体に対して少女を取り返す為の戦いを起こし、遠いような近いような未来にて、何処かの山脈にて眠っていた神竜種の眼覚めさせ、遠い未来にて、悪の魔術師と殺し合う男女の冒険者の物語が今始まってしまった。

 その物語の始まりの鍵として、ディリルはあることに気がついた。

「……あれ?ジュビディ、もしかして財布変えた?」

「え!?あの、これは……」

 こんな些細な事象に気がついたことで、物語は始まる。

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