プロローグ
初の一次投稿です。
宜しくお願いします。
人は人生に多大な興味を持っている。
例えば、
どこかの人が言った。
「人の人生は不幸と幸福が半分づつになっている。」
どこかのお偉いさんは言った。
「苦労は買ってでもしろ」
どこかの詩人は書いた。
「人生は苦楽が共にある」
なぜ人は人生について考えるのだろう。それは自分で起きることを、制御できないからだろう。
人は全てを完全に制御したがる。最も自然を操るなんて不可能な話である。それにこの世界の因果にはすべて理由があり、覆せないものである。
それを身をもって理解しているもの、独自の考えを持っている者は少ないだろう。
人はどこまでいけば満足するのだろうか。
答えは人の心理もしくは死に関わってくるだろう。
これらを人の欲望は好奇心旺盛といえば聞こえはいいが、要は底なしもしくは加減を知らない無限と言えば欲の深いように聞こえる。
人はどこまで進むのか、もしくは壊れて消えていくのか、それはわからない。
しかし、世界の因果が壊れているとしたらどうだろうか。
もしそれに誰もが気付け無かったとしたら、この世界は崩れるだろう。
ある人物は日本が平和ボケしていると言った。
その通りではあるがこの言い方だと戦争が争っていることが正しいと言っているように思う。
確かに人の向上のためには、少なからず競争が必要だと思うのこの考えを全否定するわけではない。
話が脱線してしまったのでもとに戻すと、この世界の因果の話である。
その因果は人の手でも壊そうと思えば壊せてしまうものであると考える。
地球の環境を壊せば地球の循環が変わり、気候・生態・運命も変わって来るだろう。
ここで話を最初に戻すと人は幸福になるための欲望は深く、自身の幸福をあまり見ず不幸な部分を多く見て、他人の幸福と比べる。(隣の芝は青く見えると諺にもある通り。)
もし人が欲望のまま進めば世界は終焉を迎えるだろう。
その前に人は自身の考えを改めるべきである。
さもなくば人は自信に向いている銃口の引き金を引くだろう。
今なら間に合う、何回でも言おう。
人類は考えを改めるべきである。
発表者 島神 彰 『人類の危機について』
地球環境会議において
大きなホールの中で一つの発表が終わった。会場は国際会議などができるようなとても広いホールであるそこは各国からの代表が地球環境について話し合う場であり、今壇上には20代前半くらいの男性がたっている。たった今、発表をしていた島神 彰である。
そして島神が発表を終えると同時に会場内はざわめきに包まれ、所々から賛否両論の言葉も飛んでいる。「ふざけているのか!!」「私達を馬鹿にしているのか!?」「具体的にはどうすればいい?」「彼の言う通りだ、考え方を改めよう。」等である。原因はもちろん先の発表である。自
分達は会議に参加し真剣に、未来のために話し合おうとしているところに、人類すべてが考えを改め行動すべきといわれたのだから当然だ。そして、有効な対策は出てきていないことが拍車をかけているのだろう。そんな会場内で一つの手が挙がった。
「私は夏敷といいます。島神さん、質問宜しいでしょうか?」壇上にいる島神への質問だった。
「構いませんよ、何でしょう。」
「ありがとうございます。具体的な対策は無いのですか?」
「考えを改めば自ずとですと思います。そして...」
島神が話の途中だったが、その要領を得ない答えに再び声が挙がった。「真面目に答えろ!」「何か無いのか!」その声に向かって声があがる。
「質問しているのは私です。野次を飛ばさず静にして頂けますか。すいません。続きをお願いします。」その声で会場は静寂に包まる。
「わかりました。協力もできない卓上の空論のみの話し合いでは意味がないと言うことです。」
「すいません、島神さん。少なくともここにいる皆さんは協力的だと思うのですが。」
『その通りだ。』
『協力するためにここに来ている。』
「ならば問う。この会場にいる方々は一切、国家の事情・個人の感情・宗教的思想を混ぜずに話し合いができますか。」
島神は野次を気にすることなく、落ち着いた口調で会場の人々に語りかけ、その返答を壇上で待っていた。会場は答えを考えるもの、何も言えないもの、ただ否定するものに別れ言葉が行き交っている。
その中で夏敷は即答できなければ島神の言ったことは実行不可能だと思っていた。
壇上にいる島神は時計を気にしている。そして会場に向かって言葉をはっした。
「皆さん、時間切れです。あなたたちでは何も変えられない。」
それだけ言うと島神は会場を後にしていった。夏敷は無意識のうちに島神のことを追いかけていた。
数年後 とある研究所
感高い音が昼間だと言うのに薄暗研究所に響いている。なかにはホワイトボード・何かの動いていそうな測定器・パソコンがあり、パソコンのディスプレイと測定器がいくつも光っている。その光の幾つかに数人の男女がそれぞれ集まっている。歳は全員バラバラで何をしているのかが、わからないような集団である。
しかしわかることがある。彼らがとても焦っているということとこの音が危険と言うことだけは。
ディスプレイを見ている男性が声をあげた。
『主任、反応大きくなる一方です。』
「わかった。測定を続けてくれ。」
『了解です。』
また別のところで声が挙がる。
『対象の反応移動開始。』
「目標地点は何処だ。」
『計算中です。……結果出ま…した。』
「何処だ。報告しろ。」
『ポイント0、本研究所の直上です。後、5分弱で到着します。』
騒がしかった室内が静まり返っていり、感高い音だけが響いている。
主任と呼ばれた人物は何かのスイッチをいれこうはなった。
「持てる物だけ持って、総員退避だ。」
その声を聞き、研究所内が再び騒がしくなる。このデータ、そっちにデータと走り回っている。
最後の報告があった。
『対象…………ポイントに到達。』
全員が天井の向こうにいるであろう対象を見ていた。
「大和、朱美すまん。元気でな。」
この日一つの研究所が謎の消失いた。
そしてこの日を境に、生物・建物問わず消失事件が増加していった。




