第85話 ステータス鑑定
屋敷に戻ったルクスたちは読書をしたり、ゆったりして休んだりした。
ルクスは読書しつつ、魔王や邪神について考えていた。
(魔王とか邪神はゲームで勇者の聖剣じゃないと倒せなかった。でも、プレイヤーもどきの俺が魔王であるルベウスを従魔にできた。なぜかは分からない。でも、魔王対策としては有効な一手だ。この世界を楽しむついでに、魔王も見つけて従魔にしていければ、世界が平和になるんじゃないかな。よし、その方向で行こう)
とルクスは思って、夕食までの時間を読書に費やした。
夕食は全員が入れる食堂がない為、時間で区切ることになっている。
自由気ままは本日はダンジョンに潜っているので、屋敷にいないため、時間割には入っていない。
風任せは本日休みだったので、十八時に食事をとった。ルクスたち黄金の導は十九時から。人それぞれは二十時から、ベネディクトゥスたち追い風は二十一時からそれぞれ夕食をとった。
ルクスたちは夕食の後、談話室でステータスを確認していた。
鑑定結果は下記の通りだ。
【アラン】
種族︰人族
性別︰男
年齢︰10歳
レベル︰101★
ジョブ︰重騎士
スキル︰生活魔法 火属性魔法 盾術 剣術 馬術 手加減 瞑想 剛力
称号︰なし
装備︰ヒヒイロカネの剣 ヒヒイロカネの盾 ワイバーンの革鎧 守りの指輪 秋の風の帽子 秋の風の礼装 秋の風の靴 死防ぎのミサンガ 死防ぎのタリスマン
状態:良好
秋の風シリーズ:効果は精神力に補正が掛かり、状態異常耐性、魔法攻撃耐性が高い。
【バート】
種族︰人族
性別︰男
年齢︰10歳
レベル︰101★
ジョブ︰魔術師
スキル︰生活魔法 土属性魔法 水属性魔法 火属性魔法 魔法の心得 手加減 速読 瞑想 詠唱魔術
称号︰なし
装備︰ヒヒイロカネの杖 スパイダーシルクのローブ 守りの指輪 銀葉の帽子 銀葉の礼装 銀葉の靴 死防ぎのミサンガ 死防ぎのタリスマン
状態:良好
銀葉シリーズ:効果は知恵に補正が掛かり、状態異常耐性、魔法攻撃耐性が高い。
【クラーラ】
種族︰人族
性別︰女
年齢︰10歳
レベル︰101★
ジョブ︰暗殺者
スキル︰生活魔法 裁縫 風属性魔法 短剣術 索敵 手加減 看破 隠蔽 瞑想 必中
称号︰なし
装備︰ミスリル短剣 ワイバーンの革鎧 守りの指輪 春の風の帽子 春の風の礼装 春の風の靴 布の服 丈夫な半長靴 死防ぎのミサンガ 死防ぎのタリスマン
状態:良好
春の風シリーズ:素早さに補正が掛かり、状態異常耐性、魔法攻撃耐性が高い。
【アスター】
種族︰小妖精
性別︰男
年齢︰10歳
レベル︰101★
ジョブ︰剣豪
スキル︰小妖精魔法 剣術 剣の心得 手加減 瞑想 魔法剣
称号︰小妖精の王子
装備︰ヒヒイロカネの剣 ヒヒイロカネの軽鎧 緑花の帽子 緑花の礼装 緑花の靴 言葉の指輪 死防ぎのタリスマン
状態:良好
緑花シリーズ:効果は素早さが上がり、状態異常耐性、魔法攻撃耐性が高い。
【シアーシャ】
種族︰小妖精
性別:女
年齢︰10歳
レベル︰101★
ジョブ︰巫女
スキル︰小妖精魔法 神聖術 杖術 手加減 瞑想 祈祷
称号︰なし
装備︰ミスリル杖 黄花の帽子 黄花の礼装 黄花の靴 言葉の指輪
状態:良好
黄花シリーズ:効果は神聖力が上がり、状態異常耐性、魔法攻撃耐性が高い。
【ラエティティア・ヴィンター=アルノルト】
種族︰人族
性別︰女
年齢︰10歳
レベル︰101★
ジョブ︰アイドル
スキル︰生活魔法 礼儀作法 算術 裁縫 木属性魔法 風属性魔法 水属性魔法 氷属性魔法 歌唱 楽譜集 手加減 速読 瞑想 踊り
称号︰なし
装備︰真・聖なる乙女のマイク スパイダーシルクのローブ 守りの指輪 |青月と光の帽子《ブルームーン&ライト・バレッタ》 |青月と光の礼装《ブルームーン&ライト・エンパイアドレス》 |青月と光の靴《ブルームーン&ライト・ヒール》 死防ぎのミサンガ 死防ぎのタリスマン
状態:良好
青月と光シリーズ::効果は全てのステータスに補正が掛かり、魅力が大幅に上がる。状態異常耐性、魔法攻撃耐性が高い。
使い魔︰ルーナLv35(月光鳥)
皆、二次ジョブに昇格しているし、かなり強くなっている。
全員が覚えている【手加減】というスキルは日常生活で力を込め過ぎないように気を付けていると自然に身に付くスキルだ。このスキルにより、日常生活がスムーズに送れている。
「ルクス君、苗字が……」
「ベネディクトゥスが隠さなくなったからね。ラエティティアも隠す必要はないかなって」
「まあ……。確かにそうですね」
ちなみにルクスのステータスは下記の通り。
【ルクス・フォン・シュトラウス】
種族︰人族
性別︰男
年齢︰10歳
レベル︰115★
ジョブ︰剣豪
スキル︰アイテムボックス マップ 鑑定 生活魔法 剣術 剣の心得 全属性魔法 調薬 礼儀作法 馬術 手加減 魔法剣 呪術 木工 石工 魔法陣付与 魔法陣作成 彫刻 美的感覚 弓術 算術 瞑想 テイム
称号︰転生者 英雄
装備︰ヒヒイロカネの剣 ワイバーンの革鎧 守りの指輪 |赤陽と影の帽子《レッドサン&シャドーシルクハット》 |赤陽と影の礼装《レッドサン&シャドーモーニング》 |赤陽と影の靴《レッドサン&シャドーレザーシューズ》 死防ぎのミサンガ 言葉の指輪 黄昏の指輪 死防ぎのタリスマン 黒檀の指輪 白檀の指輪
状態:良好
赤陽と影シリーズ:効果は全てのステータスに補正が掛かり、筋力が大幅に上がる。状態異常耐性、魔法攻撃耐性が高い。
使い魔︰ソルLv40(陽光鳥)
従魔:ルベウスLv50(神龍)
ルクスは思案した。
(とりあえずの目標、達成しちゃったな)
以前、ルクスは以前、とりあえずの目標を立てていた。目標とはレベル百、ジョブの昇格、廃坑のダンジョン攻略だ。
どれも達成してしまった。
(次は学園卒業と、王都アルヒの近くの都市に行くことを目標にしよう)
まだ学園に入ってもいないけど、と思いつつ、ルクスは黄金の導の面々を眺めた。
皆、鑑定結果をよくよく見ている。
(そういえば冒険者ギルドで皆のランクアップの手続きしてなかったな……明日、行くか)
ルクスは全員に伝えるべく、口を開いた。
「皆、ランクアップのために明日は神殿に寄ってから冒険者ギルドに行こう」
「「おー」」
「「はーい」」
「じゃあ、もう遅い時間だから、皆、寝る準備をして、早く就寝するように。以上、かいさーん」
「よっしゃあ、早く寝るぞ~。バート、どっちが先にベッドに入れるか、競争だ」
「ええ!?待ってよ、アラン」
アランとバートは元気よく一階の大浴場に向かった。大浴場は男女分かれている訳ではないので、時間ごとに分けている。
十九時から二十時は男性、二十時から二十一時は女性と、一時間ごとに男女を分けているのだ。
部屋にもお風呂が設置されているので、部屋で身体を洗う者もいる。
ルクスは基本部屋で済ませるが、偶に大浴場に行きたくなることもあるので、そういうときは大浴場で身体を洗うのだ。
「元気だな」
「そうですね」
ルクスとラエティティアは顔を見合わせて笑った。
「ラエティティアは部屋に戻る?」
「はい」
「では、俺にエスコートする権利をいただけますか?」
ルクスは仰々しく跪いてラエティティアに手を差し出した。
「まあ!うふふ、いいですよ」
ラエティティアはルクスの手に自身の手を添えた。
二人は並び立って部屋に戻ろうとしたが、ルクスが振り返った。
「クラーラたちは部屋に戻らないの?」
「私はアランを待ってるよ」
クラーラはそう言って笑った。
「僕はしばらくシアーシャたちと一緒にいようかな」
「私も皆といる」
アスターとシアーシャの応えを聞いたルクスは頷いた。
「分かった。……では、お嬢様、参りましょう」
「はい、ルクス君」
二人が階段を上っていったのを見送った彼らは溜息を吐いた。
「あんなラブラブな二人と一緒に部屋に帰りたくないよね」
クラーラがそう言うと、アスターとシアーシャはうんうん、と頷いた。
翌日、ルクス以外のメンバーはランクアップにより、幻金級になった。ルクスは既に幻金級なので、これ以上ランクアップはできない。
ルクスたち、黄金の導は史上最年少の幻金級パーティーとなった。




