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よく見かけるくだらない恋愛脳について

作者: 朝日 橋立

「それだからお前はモテないんだ」みたいなことを言う人を時々見ます。

私自身は言われた事がないのですが、まあネットで割といるでしょう。言われている人とか。


私はこの言葉が嫌いでして、聞く度に私は思うのです。

果たしてモテることにどんな意味があるのだろう、と。


モテないから駄目、みたいなのは成立たないと思うのです。

正直、私は誰からもモテたくない人間ですし。


そもそもとして、私のような人間の場合、これは趣味に生きることを至上としています。

私で言うとそうですね……。小説を書いたり、こういった雑文を書いたり、あとは楽器趣味です。

なので、モテようがモテないが人生にとっては関係ないわけです。


それに、私自身たぶん一人の女性を好きになれないだろう、と何となく分かるわけです。

まあ付合うことはあり得ないだろう、という事実は見なかったことにして、仮に人と付き合えたとしましょう。その場合、たぶん傷つけることが察せられるわけです。

ですからこそ、私は誰とも付合おうとは思わないわけです。

私の一時的快楽のために、傷つく人がいるというのも何となく嫌な話ですし。


しかし、こう言っているからこそ、モテないんだと責められるのかなとも思います。

この言葉を使っている人がどんな思考をしているのかというのは、私自身にはよく分かりません。


けれど、使用者が恋愛至上主義的な恋愛脳をしていることは察せられます。

こう言うと酷く乱暴ですが、所謂生殖行為に素直と言うのでしょうかね?

生殖行為を最優先事項として考え、そのために行動しないことを悪としている。

この分析はきっと正しくない、というか正しくあって欲しくないわけですが……。

まあ、その可能性もあるわけです。


何と言うか、私自身これを気持ちの悪い考えだと思います。

これは私が趣味人、放蕩の人なので、何か一つの考えに縛られ、それを基礎にそれ以外を攻撃する考えがいけ好かないというのが大きいのでしょう。


それに、この言説というのは自分が絶対的に正しいと思った状況で発せられるわけです。

けれども、如何なる場合においても何か絶対というのが存在するというのは怪しいですし、そもそもとして討論をぶち壊すために使われることだってあるのです。全く関係ない場面に持ち込んだりして。

これではこの言説がくだらない、頭の悪い論理だと思うのも仕方のない話でしょう。


だからこそ、私は思います。

モテなくたって問題はない。

趣味を愛して、それに生きることの一体どんな問題があるのか、と。

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― 新着の感想 ―
ふーんで終わりそうなもんなのに、わざわざこんなくだらないエッセイ書くくらいには気になる煽り文句なんですね……意外と効果的で草。
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