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君には才能しかなかった。

平凡な学生生活というのは、往々にしてつまらないものだと勝手に思いこんでいた。
目がさめるような恋をしなくても、部活で本気を出して声を張り上げるような熱血さがなくても、超能力や魔法がなくても、二年後に思い返してみれば、どうせ「高校に戻りたい」って嘆くようになるのだ。
平凡な奴ほど、1人前に面白い高校生活を求めている。
自分からなにかするつもりもないくせに。
だから、きっと僕は運がよかったのだ。
それがたとえ、彼女の死で終わる高校生活だったとしても。
運が良かったというしかないんだと、そう思う。

音研の部室で一人過ごしていた僕のもとに、突然やってきた彼女ーー四宮あやめは、よくも悪くも僕の高校生活に、鮮烈な印象を残していった。
誰かに語らずにはいられないから、ここに書いておこうと思う。彼女の一生を。
プロローグ 非実在性の実在
春 その①
2023/05/10 17:41
春 その②
2023/05/13 14:30
夏 その①
2024/08/04 14:19
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