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⑩ 没収される“預金“の範囲と外貨預金の注意点

筆者:これまでの項目でいかに政府が“日本が国債の価値を主張しない”か。

そして、仮に国債を発行したとしても日本政府が“利益者集団”に配布し過ぎで一般国民には届いていないこと。

 減税などをしなければ“このままでは日本は沈没する”と言うことはご理解いただけたと思います。


 ということで、いよいよメインでもある預金封鎖対策について見ていこうと思うのですが。


まず、財産没収や預金封鎖などの前提としては“絶対的な対策は存在しない“と言うことをご理解ください。



質問者:えっ……どういうことでしょうか?



筆者:というのも、あらゆる資産にすることについてリスクは付きまといますので、

 僕としてはこれから挙げるものに“分散する”ということが資産防衛の要だと僕は考えています。



質問者:なるほど、バランスよく分けていくことが大事になるのですね……。



筆者:今の世の中は将来の見通しは非常に立ちにくい状況ですので予想外の出来事が起きる可能性はあります。

 あらゆる資産が絶対的に安心でノーリスクと言うことはあり得ないのです。


 ということで、一つ一つメリットとデメリットについて触れていきたいと思います。


 このメリット・デメリットについても2つのポイントから見ていきます


 まず資産そのもののリスク。そして財産没収の対策としてどういうところに強いのか? 

悪いのか? についても見ていこうと思います。



質問者:具体的にはどのような方法があるのですか?



筆者:あらゆるところを調べてみて次の7つにリスク分散していくと良いと思います。


1 日本円を外貨又は外貨預金にする

2 暗号資産・仮想通貨に替える

3 ゴールドやプラチナを購入する

4 貴重な品を購入する

5 不動産に投資する

6 備蓄品を購入する

7 現預金を小銭に替えていく


 この7点を僕は挙げていきたいと思います。



質問者:へぇ、思ったよりも色々な対策が存在するんですね。



筆者:財産没収の対策の1外貨又は外貨預金にする 

と言うことに触れる前にまず一番行われている預金封鎖の“預金”と言う定義についてまず見ていこうと思います。



質問者:預金封鎖と言われるからには国内にある預金なのでは無いのですか?

 海外の銀行に預けてしまえば安心なのでは?



筆者:実を言うともっと広範囲の預金が政府によって封鎖されるようです。


封鎖される“預金”の範囲としましては、

1 日本の金融機関でしている外貨預金

2 外資系金融機関ではあるが、日本支店がある金融機関での外貨預金

3 外資系保険会社で日本支店がある外貨建て金融商品(保険など)

4 金融機関に預けている貸金庫の物(現金・金・宝石類)


 の4つが挙げられます。

 特に注意したいのは「2」ですね。日本に支店がある海外の銀行なら逃れられると思っている方も多いのではないでしょうか?


 実際のところは、日本国の要請によって封鎖される可能性がかなり高いと思われるのでリスク回避にはならないと思われます。



質問者:えっ……それでダメとは思いませんでした……。



筆者:最低でも、預金封鎖から守るための“外貨”にするためには海外のネットバンク等に自分でアクセスをして口座を開設する必要があります。

 ただ、偽サイトや詐欺サイトなどを見極めるのは海外サイトですと本当に難しいので、現地で口座を開設したほうが安心かなと思いますね。



質問者:なるほど……“外貨”にするのにも結構大変なのですね。



筆者:現物の外貨を手に入れても日本では使うことができないので、日本に在住している前提では紙屑も同然ですからね。


 また、日本の金融機関を通して、証券口座で株を持っていたり生命保険を持っていても預金封鎖対策にはなりません。


 海外口座ご紹介サービスを通して米国ユニオンバンクの口座開設をしてドル預金をしても、国内銀行である三菱UFJ銀行の紹介なので預金封鎖対策にはなりません。



質問者:基本的には海外の現地に行って口座を開設しなくてはいけないのですね……。



筆者:そもそもの話としまして、預金封鎖の布石としてのマイナンバーや国民一律の10万円給付などが行われたという話もあります。


 今後もマイナンバーカードとあらゆるものを紐づけし、それを一元的に管理することで財産の動向を政府から監視されるということは行われ続けることでしょう。



質問者:本当に嫌な世の中になりましたね……財産没収について考えていかなくてはいけないだなんて……。



筆者:それだけ今の日本の状況や世界情勢が切迫していると言うことを意味します。


 

 話を外貨で持つことについて戻します。

財産没収に対する強さを考えてみますと、


 上記注意点を留意した上での海外現地でしっかり口座を開設した場合の外貨・外貨口座についての対預金封鎖対策はSです。

 ただし、その国に対するリスクに関してはまちまちと言う感じがしますのでCぐらいかなと思います。

 

 今はアメリカやスイスの銀行すら経営危機に陥るという状況ですからどうなるのか分からない状況ですからね。


 その海外の経済情勢や銀行について余程詳しいなどといった事情通の方にはリスク管理も容易ですので非常にお勧めです。



質問者:逆に言うのであれば知識が無ければあまり外貨にすることは止めておいた方が良いのですか?



筆者:最初も言いましたが、リスク分散の観点から見ると外国の事情が分かっていなくても外貨預金と言うのは作っておくことに価値はあると思います。

 ただ、外貨預金そのもののリスクもあるのだと言うことを知っておいてその上でいくら外貨預金にするのか? そのことを考えて欲しいなと言う風に思いますね。



質問者:なるほど、かなり総合的に考えていかなくてはいけないのですね……。



筆者:外貨預金についてちょっと語りすぎてしまったので財産没収対策としての暗号資産・仮想通貨につきましては次の項目で見ていこうと思います。


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