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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第2話 魔法を教わろう
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内緒の話




「魔法を教えるにあたって約束してほしいことがあるの」

 姫野先生の後ろから夕陽が差し掛かり、周囲を茜色に染めだす。

「ここで会ったことは内緒にしておいてね」

 どんなことか問いかけたリンに、姫野先生は優しく答える。

 人差し指を口の前にあて、目線をリンに合わせて話す。

(そっか。魔女のうわさってこんな仕組みになっていたのね)

 納得して何度も頷くリン。

「でもどうして先生はここで魔法を?」

「魔法は自然にあるものから力を借りて使うの。だからここで力を集めていたのよ」

「自然から力を……」

「今日は入学式で早めの出勤だったから、時間空いたってのもあってね」

 気さくに教えてくれる姫野先生に、リンは親しみを感じた。

 リンがもっといろいろ教わろうとしたら、おなかの音が鳴りひびく。


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