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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第1話 魔法との出会い
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迷った先で

 昼過ぎに町に出たリンは昔の面影を探す。

 新しくできた建物もあれば、お店が別の店になっていたところもある。

 リンが昔の町と今の町を楽しみながら歩いていると、森林公園を見つけた。

「この辺って前は森だったはず……ってことは新しくできたのか。行ってみよう」

 リンは興味津々な様子で森林公園の中に足を進める。


「迷った……?」

 リンは森の中で呟く。

 ぼんやりと立っていると風が吹いた。

 木の葉が揺れる音がリンには少し怖く感じる。

「さっきまでは歓迎してくれてると思ったのに……」

 日が傾きだして森の中が暗くなりはじめ、リンは途方に暮れる。

「なんだろ。あれ……光る綿毛」

 風に運ばれたタンポポの綿毛が光っていた。

 まるでリンを導くように森の奥に流れていく。

 そのタンポポを追いかけ森を抜けると、その先の花畑でリンは瞳を輝かせた。


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