表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第9話 魔女見習い
71/313

本探し

 図書室に到着するとすぐにポーリャは歩き出す。

「ポーちゃんは民話の本?」

「そう。ここは多いと聞いた」

「あはは。私も探そうかな。魔法関連の――」

 リンは口に手を当てて話すのをやめる。

 それは魔法が内緒なのか、それとも図書室にいる人ににらまれたからなのか。

 とにかく場を離れようと、そそくさと本棚に向かう。


(何の本探そうかなあ。魔法の本かな、ってうさぎ物語じゃん。懐かしいな)

 リンは本を手に取るとパラパラとめくる。

(地面の穴に落っこちて迷子になったうさぎが家族を探し求めて旅をする話だっけ)

 幼い頃に母に読み聞かせてもらった話を懐かしそうにリンは手に取る。

 リンがこれにしようと本を手に取り、机に向かおうとすると一冊の本が目に入る。

(バトントワリングの本……なんでこんなとこに?)

 間違えたのか適当に置かれたのか、リンはふしぎな顔をする。

(これも読もう。質問するなら、ある程度知っておいたほうが良いよね)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ