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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第7話 クラスメイトの朝霧さん
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朝霧とゆっきー

「朝霧でお願いしますわね」

「えーいい響きじゃんみかげって」

「……ありがとうございます。それとこれとは話が別ですわ」

「どうして?」

「たぶん清白さんと一緒ですわ」

 問うリンに朝霧は即座に答えた。

「私と?私はひらがなより感じがかっこいいと思ってるよ」

「私はその逆で、ひらがなの優しい感じが好きなんです」

「そういうものなの?」

「そういうものだよ。朝霧さんの気持ちわかるもん」

「ゆっきー」

 教室に入ってきたゆっきーがリンと朝霧に声をかける。


美海華(みかげ)って漢字は書くの大変よね」

和唄芭(わかば)も大変だと思いますわ」

 親近感を覚えたのか、ゆっきーと朝霧が見つめ合う。


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