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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第6話 リンちゃんと魔法を使う人
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先生のお話

「あー……うん。そうだね。今のうちに帰ってね、だもんね」

 肩を落とした様子で話すゆっきー。

 最後まで迷いを見せながら、ゆっきーは姫野先生に挨拶して教室を後にした。


(一緒に帰りたかったなあ)

 心の中でゆっきーに謝るリン。


「さて、魔法はどういうものか、わかったかな」

「はい。骨身にしみました……」

 リンとポーリャ、そして姫野先生の三人だけの教室で姫野先生が話しかける。

 姫野先生の優しく話しかける声に、リンは弱々しく言葉を返す。

「なら、よし。お茶飲んであったまろ」

 姫野先生はマグボトルからお茶をコップに移してリンとポーリャに手渡す。

 緑茶の香りと温かさが冷え切ったリンの心にしみわたる。

(先生に迷惑かけちゃったな……)

 自分の行動を恥じ、リンは受け取ったコップをギュッと握りしめた。


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