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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第5話 雪の景色と親友と
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白い世界に響く音

(どうしようどうしよう)

 半ばパニックになりかけたリンの耳に大きな音が届く。

 その音に我に返り、音のした方向を見ると、木に積もった雪が落ちていた。

(びっくりしたあ……)

 早く職員室に行こう、と決意してリンは渡り廊下を急ぐ。


 渡り廊下から校舎に入ろうとすると、校内放送が流れる。

「学生は教室で待機してくださいだって」

「職員室に行きたかったのに」

「後にしよう」

 リンとポーリャが会話していると、靴箱に向かって歩いている人影を見る。

「あれは朝霧ちゃん?」

 雪をかき分けて進んでいる朝霧の姿がそこにあった。


(歩くならサクッサクッとかギュッギュッだよね……)

 苦労して歩くその姿に、ドサッと後ろから音が響く。


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