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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第5話 雪の景色と親友と
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春の雪




 目覚ましが鳴り、ベッドからにゅっと手が出て目覚まし時計を止める。

 しばらくして、体を起こす人影一つ。

「よく寝た」

 大きなあくびと伸びをしてリンはベッドから起きる。

 そしてカーテンを少し開け、外を見て驚きの声を上げた。

「雪だー」

 灰色の空からはらはらと粉雪が舞っていた。

「おはようリンちゃん。寒いから早く着替えて降りておいで。」

 庭の花壇に水を与えていた父が挨拶をしてきた。

「おはようお父さん。すぐ行くね」

 リンはカーテンを閉めて、急いで着替える。

 着替え終えると強大に向かい合ってブラシをかけ髪を整え出す。

 最後ににっこりと笑顔の練習をすると、部屋から出て階段を下りて行った、


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