表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第4話 入会希望者
32/313

帰り道と約束と

「前みたいに三人一緒に帰れたらよかったなって思っちゃってさ」

「今日は運よく一緒。明日からは別々」

 ゆっきーにフォローを入れるポーリャ

「帰ろうよ一緒に!」

「でも会がつく部活動は……」

「姫野先生は自由参加って言ってたもん!図書室で本読むし一緒に帰ろうよ!」

「リンちゃん……」

 涙ぐんでリンを見つめるユッキー。


「そっか。リンちゃんはマジックをやってみたかっただけか」

「うん。なんだったら、ゆっきーも一緒にやろうよ」

「気持ちだけ受け取っておくね。マジックっていうと魔女探しが出てきちゃって……」

 ユッキーはリンが引っ越すときに魔女を見つけるという約束をしていた。

 それを破ってしまった引け目からなのか、ユッキーは魔法から置こうとしていた。

(私や姫野先生が魔女だって話せればいいんだけど……)

 姫野先生との約束を守るリンは、冷たい風の吹く中、友人をただ見つめていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ